サバ奈子

むかし猫ブログ、いま趣味ブログ

様似町 野外彫刻 その4

2022-02-19 04:42:21 | 野外彫刻

様似町立あすなろ幼稚園です。

建物に向かって玄関の左側の壁です。

玄関の右側にもあります。対の作品ですね。

メロディウェーブ
上杉愛

様似町立あすなろ幼稚園
北海道様似郡様似町錦町1-8

地図をたよりに潮見台に向かいます。

観音山三十三観音霊場
この霊場は明治28年蝦夷三官寺等澍院 第十三世塚田純田大和尚の発願により
町内外の篤信者が地域の平安と繁栄を願って当時「円山」と呼ばれたこの地に
三十三体の観音様を奉納したことに始まる。
以後、この山は「観音山」と呼ばれ親しまれ毎年行われる「お山かけ(三十三
観音礼拝)」には多くの人々が参拝している。
建立から百年を迎えた平成8年6月 第十四世 大久保智行和尚により盛大な記念
法要が行われ、平成10年10月24日には等澍院建立二百年記念事業の一環として檀
信徒六十余名の奉仕による大修復が行われ今日に至る。
奉仕施主 遠藤石材 遠藤力雄
  施主 荒木漁業部 荒木トミ

巨大なカシワの木です。

観音山の御神木記念保護樹木
この木は、樹齢400年以上と推定されるカシワです。
明治28年蝦夷三官寺、等樹院中興の祖である塚田順田氏が三十三館観世音の石像を
設置したことから、この山を観音山と呼ぶようになりました。それ以来、頂上に生
育していたこの巨木は御神木として崇拝され、地域の人々に親しまれています。
昭和48年3月17日指定
北海道

カムイチャシ記念碑の案内板が見えました。(案内がないとどこにあるのか探すのに
途方にくれます)

カムイチャシ記念碑
ホタフベユーカル

ホタフ

ベユーカル

昭和53年9月建立
北海道ウタり協会様似支部

ジオにまつわるアイヌの昔ばなし
北海道には500以上のチャシ(砦)跡があるといわれていますが、この観音山の上
にもチャシがあったと伝えられています。様似町には、昔から多くのアイヌの人々が
暮らしており、地名とともにたくさんのアイヌのいいつたえが残されています。
争いを鎮めたホタフンペ(砂のクジラ)
むかしむかし、十勝のアイヌが様似に攻めてきたとき、様似のアイヌは観音山に陣地
をかまえ、勝敗がつかないまま何日も向かい合っていました。長い戦いにつかれた様
似のアイヌは、観音山の川向こうにクジラの形をした砂山を一夜のうちにつくり、そ
こに陣地をかまえ直しました。これを見た十勝のアイヌは、「海の王様のクジラには
弓は引けない」と仲直りを申し込み、その争いは終わりました。
今の西町生活館横にある小山が、そのクジラの砂やな「ホタ(砂)・フンペ(クジラ)」
だといわれています。

観音山
様似郡様似町潮見台2

北海道デジタル彫刻美術館/彫刻検索を見て、てっきり彫刻だと思って行ったのに、
石碑だった物件です。険しい山道です。運転がとても怖かったです。

コメント
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