スローライフ~子どもと楽しむスローな時間

4人の子ども達と楽しむ自然な暮らし。子供達は、自然の中で生きる力をつけています。
日々の暮らしの様子を夫婦で綴ります。

小さい春みっけ!

2010-03-07 00:17:35 | 子供達
急速に雪溶けが進んでいます。

この時期、雪が溶けるといやなことがあります。
まず、土がぐちゃぐちゃになってどろどろになることです。
子供達が遊び回ったあと、服は泥はねだらけ、泥だらけの靴で
歩き回るので、玄関が泥だらけ・・・。

泥んこの所歩かないように遊んで! なんて言ったって無理です。
聞きやしません・・・。

掃除すればいいんだから、いいよ、と妻。さすがです。

もうひとつのいやなことは、路上に現れるゴミです。
今まで雪の下に隠れていたゴミがとても目につくようになります。
雪が降る前、こんなにゴミがあったんだっけ? と思うほど
春先はゴミが多いです。
本当に本当に不愉快です。

犬の散歩をしながら、見てしまったものをそのまま通り過ぎるわけにもいかず、
ひどいよーと言いながら子供達がゴミを拾い始めました。

多いのは空きカン、たばこの箱、たばこの包装フィルム、
たばこの吸い殻、ペットボトル、びん・・・。

ビールの空きカン、たばこは大人が捨てたものです。

子供達の手本となるべき大人が、本当に情けないことです。

小3の次男坊が、ゴミを拾いながら「ゴミを捨てた人って、
地球温暖化のこととかも興味ないんだろうなあ」ぽつりと言いました。

自分の子供達の未来を汚しているということが分かっているのだろうか。


道路脇の肉屋のおじさんが、「ゴミ袋いるか?」と声をかけてくれて、
店から袋をとってきてくれました。

6歳の娘が、「ゴミを拾ってきれいになると、地球は喜んでくれるかな?」
地域の人はきっとうれしい気持ちになるし、地球だって喜ぶと思うよ。
ありがとう。

そんな散歩道、子供達が素敵な、小さな春の息吹きを見つけてきました。
「ふきのとうがあるよ!」


春がすぐそこまでやってきています。
こちらでは、ふきのとうのことを「ばっけ」といいます。


子供のお友達が午前も午後も遊びに来ました。

空き地でしばらく遊んできてひと段落。やることはやってしまって、
次なにするーって感じ。

そこで、私達夫婦も出て行って、長縄飛びをしました。
気温は5℃以下だったけど、みんな汗をかくくらい体を動かしました。

のど乾いたー、みずー! 次々と外の蛇口へ向かいます。

うちでは、出来る限り、おやつは妻の作ったクッキーや味噌パンなど。飲み物は水。
素朴なおやつにただの水だけど、ほとんどの子がうれしくなるくらいおいしそうに
食べてくれます。

飛ぶのに飽きると、「今度はうえしたやらない?」うえした・・・?

どんなのだか、実際にやってみせてもらい、お友達に教えてもらいました。

2人が縄跳びをもってピンと張り、残りの子供達はうしろを向いて縄が見えない状態で
「とぶ!」とか「くぐる!」とか「そくてん!」と宣言をします。
縄を持つ2人は、ある高さに縄を張ります。せーので子供達は振り返り、
そこで初めて縄の高さを知ります。宣言したとおりの行為で縄を超えることができたら勝ち!
といった遊びのようです。


長縄飛びが終わると、裏の空き地で缶けりを始めました。

小さい頃から全身をつかって外遊びをしている子であればあるほど、
子供達で遊びをつくりだし関わり合って遊び合う力をきちんと持っているんだと
思います。