スローライフ~子どもと楽しむスローな時間

4人の子ども達と楽しむ自然な暮らし。子供達は、自然の中で生きる力をつけています。
日々の暮らしの様子を夫婦で綴ります。

子どもの居場所

2014-10-02 15:06:26 | 子どもの時間

この物語は、ノンフィクションです。

 日々の子ども達とのやりとりを書き留めたものです。

FBでは、日々の子ども達の様子はupしているのですが、

 そこには書ききれない、たくさんの事件や想いがあるので、

 ブログの方にも、書いていこうと思います。

 安心して遊べる場所がない。

 放課後、やることがないから、ゲームばっかりしてる。

 ケンカしても、切れて、とっくみあいのケンカをする子ども。

 道路でボール遊びはするな!と近所の人に怒られ、

 どこもかしこも住宅街。

 行き場もなく、友達の家でゲームにあけくれる毎日。

年齢が上がると、部活を始める子も多くなり、

 遊ぶ仲間も少なくなる。

 部活に入ったら入ったで、休みは試合。

 放課後は部活と宿題でくたくた。

 子どもの遊ぶ時間はどこへ行ったのだろう?

 子ども達の笑い声は、どこへいったのだろう?

 私達夫婦は、子どもの遊び場を作ることを決心した・・・

 1・庭にプレイハウスつくろうよ!

 今の家を建てた当時、家の周りはまだ空き地だらけだった。

 

長男は年長、次男は3歳、長女は生まれたばかりだった。

子どもが自由に遊ぶには十分だった。

 

裏のドアを開ければそこは空き地。

 

虫取りも、泥遊びも、誰の気兼ねもなく自由にできた。

 

どろんこの水たまりに裸足で入り、全身どろんこにもなった。

 

着替えても着替えても、また泥遊びする子ども達。

 

一日何度着替えたかわからない。

 

冬は大きな雪山作り、ソリ滑りしたり、

雪の迷路つくったり、かまくらつくったりするには

 

最高の環境でした。

 

ところが数年後、次々家が建ち、

 

となりの空き地に家が建つと分かったとき、

子ども達は泣きました。

長男も、ギャングエイジと言われる年齢になり、

友達との遊びも、だんだんダイナミックになってきていた。

こども達が自由に遊べる、楽しい小屋を庭に作りたい!

 

そう思った私は、2005年、当時3年生だった長男、

 

1年生だった次男と、どんな小屋にしようか、設計図を描いた。

 

「ツリーハウスがいいよね~」

「でも、うちにちょうどいい木ないしね~」

「じゃあ、高床式にしようか!」

「すべり台もつけようよ!」

「床下から上れるように、はしごつけよう!」

 

そうして、どんな小屋になるのか、

 

ワクワクしながら、数日間、子ども達と話し合い、

子どもが遊ぶためだけの小屋の設計図ができあがった。

土台部分の木は、友人の父親が大工さんだと聞いて、

 

友人に相談して、譲っていただいた。

足りない材料は買い込み、

2005年9月ようやく小屋作りが始まった。

今まで大工仕事もしたことがなかった主人は、

 

小屋作りの本を買い、週末の度にがんばって、

 

一人で屋根をあげ、2006年11月、足かけ一年で

 

ようやく小屋はできあがった。

窓もつけようと最初は思っていたが、

 

窓から上り下りするのもいいかもね、と、

 

窓ははめないことにした。代わりにロープをたらした。

 

床板をはずすと、下に降りられるはしごを作った。

 

こうして、子ども達のプレイハウスが出来たのでした。



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