スローライフ~子どもと楽しむスローな時間

4人の子ども達と楽しむ自然な暮らし。子供達は、自然の中で生きる力をつけています。
日々の暮らしの様子を夫婦で綴ります。

つみきのいえの読み聞かせ

2011-11-26 01:42:22 | 絵本

久々にソフトな話題を。

十和田市現代美術館で、アニメ「つみきのいえ」の加藤久仁生展が開催されています。

2012年1月9日まで。

 

その関連イベントとして、先日、美術館でつみきのいえの絵本の読み聞か

せがあり、妻が読んで、私がギターでBGMを弾くというスタイルで出演しま

した。

準備期間も短く、練習を始めた頃は全くダメダメでしたが、なんとか本番に

間に合いました。

 

でも、本番ではちょっと失敗・・・

 

今回はかなりのチャレンジでしたが、おかげで夫婦でできるレパートリー

が増えたので感謝です。

 

 


「絵本を求めている被災地団体に絵本を送ろう」(岩手県宮古市おどっつぁんS)

2011-04-20 08:13:40 | 絵本

絵本ナビのブログで、岩手県宮古市で絵本を募集しているという記事を見ましたので、ここに紹介します。

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http://newblog.ehonnavi.net/2011/04/s_1.html

絵本エイド第5弾「絵本を求めている被災地団体に絵本を送ろう」(岩手県宮古市おどっつぁんS)


絵本ナビの東日本大震災被災地支援プログラム「絵本エイド −こころにひかりを−」の第4弾「被災地避難所に絵本を送ろう」では、皆さんからお送りいただいた寄付絵本約1万6千冊、出版社からの寄付3千冊、絵本ナビの蔵書約5千冊の合計2万4千冊の絵本・児童書を、岩手県、宮城県、福島県の被災地へとお届けしました。

「今、避難所で不安で退屈な生活を送っている子どもたち」に向けて、「一刻も早く、できるだけ多くの避難所へ包括的に届ける」ことをポリシーとしてすばやいアクションを実行しました。

第4弾の寄付絵本送付は約4日間という極めて短い募集期間であり、受付終了後も絵本を寄付したいというご連絡を多くいただいています。

これまでの被災地からの情報から判断し、絵本エイドでは「迅速かつ大量な包括的支援」から「必要なところに必要な本が届く個別支援」に切り替えていきたいと考えています。

そこで、第5弾は「絵本を求めている被災地団体に絵本を送ろう」を実施したいと思います。

具体的には、「実際に絵本児童書を求めている被災地の団体」と連絡をとり、現地で子どもたちが絵本や児童書を楽しめる環境を作ってくれるところまで含めて実施できることを確認した上で、
(1)寄付絵本の送付を絵本ナビからご案内します。
(2)欲しい本のリスト(ウィッシュリスト)をいただいて、絵本ナビで購入して届けられる機能を用意します。
ということを実行していきたいと考えています。

そこでまず、岩手県宮古市の市の職員を中心とした父親読み聞かせグループ「おどっつぁんS」の前川代表と連絡を取りました。

「おどっつぁんS」は、絵本ナビ代表の金柿がパパ's絵本プロジェクトの一員として宮古市の図書館で絵本おはなし会を行い、その影響もあって宮古市で誕生したパパ絵本グループです。
彼らが中心となって、宮古市の子どもたちの読書環境を復旧させていきたい、そのために絵本が必要だということで、絵本ナビでこれに協力し、ご紹介をさせていただくことにしました。

もし、主旨にご賛同いただける場合にはご協力くださいませ。


---(以下、前川代表からのメッセージです)--------------------------

<絵本提供のお願い>

 こんにちは。私は岩手県沿岸で活動している、パパによる絵本読み聞かせグループ「おどっつぁんS(ず)」の代表である前川克寿(まえかわかつとし)といいます。全国のパパ・ママにお願いがありこの文章を書いています。

 3月11日に発生した東日本大震災で、私の故郷である岩手県沿岸は大きな被害を受けました。家が流され避難所で生活している家族が多数おり、私たちが生活を立て直すにはまだまだ時間が必要なようです。しかしこんな状況だからこそ、子どもたちには明るく元気に育ってほしい。そんな思いから私は、避難所などに絵本を配布するボランティアを始めました。しかし、まだ絵本の数が充分ではありません。備品が流された海沿いの保育所では、再開のために沢山の絵本が必要な場所もあるようです。

 そこで皆さんにお願いです。岩手県まで絵本を送っていただけないでしょうか。受け取ったものは、私たちのグループが責任を持って配布します。ご協力をお願いいたします。


~送付の際にご注意いただくこと~

 被災地では、絵本を受け入れるための人員と時間に限りがあります。仕分けの手間を省き、子どもたちに素早く絵本を届けるため、以下のことにご協力のうえ送付ください。

(1) お送りいただく絵本は状態の良い物をお選びください(新品かそれに準じた状態)。

(2) 多数お送りいただく場合は、できれば対象年齢ごとに仕分けてください。めやすは乳児(0~3歳)、幼児(4~6歳)、小学校低学年、小学校高学年の4分類です。

(3) お送りいただく絵本の使い道はお任せください。

(4) 現地の子ども・パパ・ママたちへ励ましの言葉などありましたら添付ください。


送り先 〒027-0052 岩手県宮古市宮町3−3−2 宮古市立図書館 気付
    前川克寿(絵本読み聞かせの会 おどっつぁんS代表)

 問い合わせ おどっつぁんS 代表 前川克寿
      E-mail odottuans@gmail.com
     ブログ http://www.voiceblog.jp/odottuans/

---(以上、前川代表からのメッセージです)--------------------------

※絵本ナビからのお願い
・送付先は絵本ナビではなく宮古市立図書館です。お間違えのないようお願いします。
・十分な冊数が集まり次第、募集を終了させていただきます。
・被災地は今も大変な状況にあります。「送付の際にご注意いただくこと」をお守りいただきますようお願いします。


高学年のお話し会

2011-03-02 22:32:35 | 絵本

ちょっと前の話になってしまいましたが・・・

2月18日、今年度最後の小学校での高学年のお話し会がありました。

たくさんの子供達が来てくれました。

最後のお話し会に選んだ本は

-「ありがとう、フォルカーせんせい」(絵本)作・絵:パトリシア・ポラッコ
-「子どもたちの遺言」(詩集)詩・谷川俊太郎 写真:田淵章三


「ありがとう、フォルカーせんせい」は、LD(学習障害)児であるトリシャのお話。

ありがとう、フォルカーせんせいありがとう、フォルカーせんせい絵本ナビ

トリシャは絵が上手でおしゃべりもできるのに、字がなかなか読めるようになりません。学校ではみんなから字が読めないことをからかわれいじめられ苦しみは増すばかりです。でも、5年生になったとき、新しい先生、フォルカー先生がやってきたことでトリシャの人生が大きく変わります。
実はトリシャは、作者のパトリシア・ポラッコ自身です。字が読めなかった女の子が、子供達のための本を書いているのです!

本の中で、トリシャがおばあちゃんに聞きます。
「わたしって みんなと ちがう?」
おばあちゃんは言います。「もちろんだよ。みんなとちがうってことは、いちばんすてきなことじゃないか」

トリシャ「わたしって あたま いい?」
おばあちゃん「おまえは せかいじゅうで いちばんかしこくて、おりこうで、かわいらしい子にきまってるじゃないか」

おじいちゃん、おばあちゃんは、いつでもトリシャのあるがままを受け入れ包み込んでくれました。トリシャは、あるがままの自分を受け入れてくれる人がいる、愛されているという揺るぎない実感が心の底にあったからこそ、いじめられながらも学校でがんばってこれたし、そのことがフォルカー先生との出会いを人生の転機へと生かすことができたのではないかと思いました。子ども達には、あるがままの自分を受け入れられるという実感の積み重ねを、この子ども時代に十分に経験して欲しい、そう思います。それが自己肯定感の形成につながっていくのではないでしょうか。
5・6年生のみんなは、どんな感想をもったのでしょうか?


「子どもたちの遺言」は、生まれたてのへその緒がついた赤ちゃんから成人式を迎えた20歳までの子ども達の生き生きとした表情をとらえた年代ごとの写真に谷川俊太郎が詩をよせた写真詩集。子どもたちの生きざまや声が生き生きと伝わってくる作品です。
もうすぐ卒業する6年生へのエールのつもりで読みました。

子どもたちの遺言子どもたちの遺言絵本ナビ


お話し会が終わったあと、なかなか6年生が立ち上がりません。
どうしたのかなと思ったら・・・
代表の女の子が一人立ち上がって、「今まで自分達のためにたくさんのお話を読んでくれてありがとう」、それにつづいて会場のみんなからも大きな声でありがとうと、お礼の言葉がありました。予想外のことでびっくり! 自分達(子ども達)に思いを馳せ、本を選び読んでくれた大人がいたということを、少しでもいいから覚えていてくれたらうれしいです。

でも、せっかくのサプライズだったけれども、先生に言わされている感がたっぷりで、なんだかちょっとロボットみたい。おまけに、「お話し会で読んでくれたがとてもよかったです」と付け加えてくれたんだけれど、「え? そんな本よんでないんだけど・・・」

それでも、お礼に対するお礼を言おうとしたけど、6年生ももう卒業かあ・・・と思ったら涙声になってしまいました。

私達も、子ども達の学校生活の一部に関わることができ、お話しを聞いてもらうことを通してみんなの成長を直に感じることができて、とてもうれしく思います。本当にありがとうございました。


お話し会の後は、図書室でお茶をしながら今年の反省会。

今年は図書ボランティアにとって、本当にすばらしい1年でした。
会員数が大きく増え、色々な芸の持ち主が集まり、それぞれが無理なく、自分のできることを楽しみながら活動できた1年でした。
お話し会は、絵本、紙芝居、うた、手作りのしかけ絵本やエプロンシアター、手遊びなど、バラエティーに富んだ内容になってきていて、とてもいい雰囲気です。以前みたいに、みんなの気持ちを滅入らせるような面倒なことをいう人もいないし。
また、図書室の飾り付けも季節にあわせて変えるなどとても素敵でした。
会員の誰もが、楽しかった、来年も続けたいと言っていました!


低学年のお話し会(節分)

2011-02-07 12:10:51 | 絵本

先日、低学年のお話し会がありました。

内容は・・・

 

十二支のはやくちことばえほん十二支のはやくちことばえほん絵本ナビ
まくらのせんにん そこのあなたの巻まくらのせんにん そこのあなたの巻絵本ナビ

 

 

紙芝居 七どぎつね紙芝居 七どぎつね絵本ナビ

 

 

ソメコとオニソメコとオニ絵本ナビ

 の4冊です。

「十二支のはやくちことば絵本」は、

子供達も、それぞれ早口言葉にチャレンジしてくれました。

「まくらのせんにん」では、

地面に首をつっこんでとれなくなったみんなを、

「そこのあなた、ちょっと本を逆さまにしてみて」

と、言われて本を逆さまにして、ぽんぽんとたたくと落ちてくる・・・、

という楽しいお話し。

「ソメコとオニ」では、ソメコをさらった鬼が、最後にはおとうに

「たすけてくれ、ソメコをつれていってくれ」と、泣きつくところがまたおもしろく、

子供達も真剣です。

 

 

今回も、かわいい子供達の聞いている姿に、嬉しくなりました。

今学期の低学年のお話し会は終わりです。

春になったら、また聞きに来てね

中学年のお話し会も、この間終わったので、

今度またその様子を紹介します。


低学年のクリスマス会

2010-12-17 09:40:39 | 絵本

12月14日、子供達が通う小学校で、図書ボランティアによる                                                 毎年恒例の「クリスマスのお話し会(低学年対象)」を行いました。

会場の飾り付けもばっちり

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プログラムは

  • 「メリークリスマスおおかみさん」(絵本)作・絵:宮西達也
  • 「ねずみくんのチョッキ」(大型絵本)作:なかえよしを、絵:上野紀子
  • 「たまごにいちゃん」(大型絵本)作・絵:あきやまただし
  • 「もうすぐクリスマス」(手遊び)
  • 「十二支のはじまり」(ペープサート)原作「十二支のおはなし」作:内田麟太郎、絵:山本孝
  • 「サンタはどこだ?」(エプロンシアター)
  • 「あわてんぼうのサンタクロース」(うた)

メリークリスマスおおかみさん

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この作品は、私達夫婦が読みました。父が歌って母が読むというスタイルで、                                             私達の数少ないもちネタのひとつです。                                                               こぶた達を食べようと、こぶたのクリスマス会に乱入したおおかみさんが自分の壊したツリーにつまずいて転んで大けがをして、介抱してくれたこぶた達に包帯ぐるぐるまきにされてしまいます。包帯のせいで「うっうっうっ・・・」しか言えないおおかみさんとこぶた達のやりとりが面白く、最後はほのぼのあったかいお話しです。子供達も大笑い


ねずみくんのチョッキ

おかあさんが編んでくれたかわいいチョッキ。ちょっときせてよと動物たちがやってきて次々と着るのでチョッキがどんどんのびてしまい・・・

「このお話知ってる~」と、言う子もいましたが、最後のびろ~んと伸びたチョッキに子供達もえ~!


たまごにいちゃん

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たまごにいちゃんは、本当はたまごからでていてもおかしくないのに、まだたまごのからをかぶったまま。なぜなら、このままでいれば、いつもおかあさんに温めてもらえるから・・・

ところが、石に頭をぶつけ、たまごのからにひびが・・・

あきやまただしさんの作品は安心して読めます。



「もうすぐクリスマス」

次の「十二支のはじまり」の準備ができるまで、うたいながらちょっとした手あそびをしました。

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十二支のはじまり

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十二支の順番がどうやって決まったかというお話。交流のある他団体の手作りのペープサートをお借りしました。ねこがなぜねずみを追いかけるのか、その理由も判明します・・・。

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12匹の動物が出てきますから、裏では一人で何役も演じました。

この日集まった図書ボラメンバー総出演。



「サンタはどこだ?」

図書ボラメンバー手作りのエプロンシアター。

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みんなに手伝ってもらってサンタをさがすのですが・・・。サンタだと思ったら、ツリーのかげから出てくるのは、やかんやかさやゆきだるま。

「サンタさんはどこ?」「そこ!そこ!」と、子供達。

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そこで、サンタさんを呼ぶために、みんなで元気に「あわてんぼうのサンタクロース」をうたいました。

すると、後ろの方からシャンシャンシャンと鈴の音が・・・

ふりむくと、そこにはサンタとトナカイが!!

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子供達は大騒ぎ!

子供達がサンタさんに次々と質問。

子「どこからきたのですか?」

「ずーっと、ずーっと、ずーっと遠くの寒い国だよ」

と、そこでベルトがはらりと取れて・・・

「あ~、あれ絶対校長先生だよ!中にセーター見えたし、ワイシャツも見えた!」

と、娘。

でも、わかっているのに子供らしい質問が続きます。

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子「サンタさんは何歳ですか?」

「200歳くらいです」

子「え~!」

 

子「袋の中身はなんですか?」

「よい子だけがもらえるプレゼント」

急に行儀の良くなる子供達。

 

みんなプレゼントをもらうことができました。

サンタさんのひげをめくってみる子供達。

ひげをさわられると「ハックション!」というサンタさん。

子供達も大喜び!

プレゼントには、上の学年の子達にもやった、折り紙ツリーとアメと、

図書ボラメンバー手作りクッキー

 

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サンタさんといっしょに記念撮影。

お疲れ様でした。

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子供達の反応もとってもよく、読んでいる私達もとっても楽しく、元気になったクリスマス会でした。