金太郎の 「か式」養蜂研究所ブログ

か式養蜂研究所の金太郎所長と店長が二人で投稿していきます。
ミツバチのあれこれを信州諏訪からお届けします。

大会初の中止だった...

2013年09月05日 | 信州/諏訪
先月8月15日の諏訪湖祭湖上花火大会。

60年以上を誇る開催史の中で、初めての「中止」となりました。



全国ニュースにもなったようですから、

ご存知の方もいらっしゃるでしょう。






通常5万人の人口の諏訪に、推定50万人とも言われる見物人が訪れ、

有料で大量の観覧席が事前に販売されているという都合(?)もあり、

どんな雨が降ろうとも「花火を上げ続ける」のが、

地元住民としても通常の構え

(=カッパは必ず持参!)

の花火大会でしたから、

開始から20分での中断と「大会中止」は、

大変ショックなことでありました。




「中止がショック」というより、

中止せざる終えないような豪雨=観測史上最大の雨量と、

「恐怖とパニックで、とても(湖畔の席に)座っていられなかった」

というほどの激烈な雷と強風が、

あの15日の、

あの時間帯に、

あのスポット(諏訪湖畔を中心とする狭い地域)にだけ、

狙いすましたかのように訪れたということが、

諏訪市民として、切なくてたまりません。




諏訪、自慢の花火大会なのに。。。

石巻市のツアーの方達はじめ、遠くからたくさんの人がせっかく楽しみにきてくれているのに。。。

信州諏訪の短い夏を締めくくり、戦没者を慰霊する花火なのに。。。



切ない思いは募りましたが、

それでも、

凄まじいパニック状態の中でも、大きなケガ人や死者がでることなく、

混乱が無事に収束したことは、

本当に本当になによりのことでした。

関係者の皆みなさま、本当にお疲れさまでした。




諏訪市はこの春、

霧ヶ峰の山焼き(草原再生のための作業)の火が、風に煽られて飛び火して、

大事なヤチボウズとか湿原地帯を150ヘクタール以上も燃やしちゃったし、

夏は夏で、

市最大のイベントを悪天候で中止せざるおえなくなったし。。。




私たち地元住民が、

もっと心清らかに、真っ直ぐ生きないと、

「ダメじゃねえか!」

って問われているような、いないような、

そんな秋風が吹いてる、

今日このごろです。