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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:LGBTについて

2023年02月19日 11時32分50秒 | 社会全般
LGBTに関して、自民党内で不穏な動きがある。その発端は、岸田首相の補佐官であった人のオフレコでの発言が発端ではあるが、愚かな事に、岸田首相が「LGBT理解増進法案」に向けて検討する様に指示を出したとの事である。そしてその指示を出した相手が稲田朋美議員である。

この岸田首相の理念や哲学のなさには改めてガッカリさせられるのだが、日本の存続に関わる様なもっと大事な事が山積みになっているのに、この様な法案のために議論をする事は大変もったいない事である。

そもそも政治家は、もっと歴史と文化を勉強すべきである。その無知さから、この様な議題に右往左往するのであって、歴史と文化に関して必要十分な知識を持った上で議論すべきである。

そもそも、日本は世界でも一番LGBには寛容な国であった事を岸田首相は知らないのだろうか?昔は流石に”T”は居なかったので除くとして、”G”と”T”は日本の文化風習の中に普通にあり、それを世間は黙認していた。お寺は女人禁制だったので、お坊さんは若い(かなり若い)男性と遊んでいたし、戦国時代の武将の一部は両刀使い(”B”)だった様である。そして現代においてもTVでは昔から”G”や”B”、そして”T”の人は出演していた。具体的な名前を上げれば、三島由紀夫やカルーセル麻紀などが有名である。但し、”L”については絶対数が少ないのか、または多少の偏見があったのか、それ程表には出てこなかったが、これについても日本は寛容であった。

しかし西洋においては宗教がLGBを弾圧していた歴史がある。LGBTではないが、カトリックは離婚も¥を禁止していたために、イギリスの王が離婚したさに宗教を替えたと云われている。それでこの様な過去の歴史や文化を持つ欧米諸国がLGBTを容認し始めただけであって、あたかも日本が遅れている様に主張している人達は、歴史や文化を知らない人か、ただ単に社会を混乱に貶めたい人であろう。

この様に、今までLGBTを擁護してきた日本人と日本の文化に対して、世界から遅れていると云っている人達には違和感を感じる。

それから、彼等・彼女等の人権のみを訴えている事にも違和感を感じる。何故なら、彼等・彼女等は他人の人権も守る気構えがないからである。その典型例が、同性愛者が子供を持つ権利を主張している事である。それは、彼等・彼女等は、子供の権利については全く無視しているからである。元々自分に子供が居た上で同性と共同生活するのであれば理解できるが、養子を持つ権利を主張しているのを知り、これは一線を超えていると強く感じている。

さあ皆さん、これについてどう思われるであろうか?私は、権利のみを主張する人は嫌いである。権利を主張するには義務を果さないといけない。そして自分の権利を得るために、他人の権利が損なってしまう事に配慮がない人も嫌いである。同性愛者でも養子を持ちたいとする権利を主張する人達は、子供の権利を無視し、そして子供が必要とする”親”となる義務を全うできないと感じている。

またこれに関連して夫婦別姓を権利として主張する人も多い。確かに、結婚して名前が変わる事で、男女の関係なく不都合な事は多い。銀行口座やパスポートなどはその最たる例であろう。これに関しては十分理解できるし、何等かの融通が必要かと強く思う。しかし、夫婦別姓を法律として認める事については反対である。その理由はその夫婦の子供の目線に立てば分かる事である。夫婦別姓の子供の名前はどうするのか?夫婦別姓を主張する人から、その子供の名前をどうすべきかの意見を聞いた事がない。あくまで自分の事しか考えない人にはガッカリする。

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