中年男のエレジー 郷愁

yahooブログとの交差点にしたいと開設しました。ヤフーブログ終了により、アメーバとライブドアから発信を始めました。

上高地を描いて64年 渡辺画伯の最後の上高地へ同行して

2024年05月14日 10時14分39秒 | 上高地

住み慣れた小梨平ケビン前で仲間と

上高地を描いて64年の渡辺勝夫さんにとって最後の上高地となりました。私が勝手に命名したホームレス画伯は今年65年を迎えるはずでしたが、2月の突然の失明によって、住み慣れたケビンの荷物を持ち出し、本日がこれまで関係した施設や知人との最後のお別れとなりました。
 

バスターミナルの画伯 午前9時55分

半年振りの上高地です

かつてのポジション

上高地の定位置で

五千尺ホテルへ

西糸屋山荘へ

ここも定位置

環境省ビジターセンターへ

長年の住まい 小梨平へ

山仲間に囲まれます

キャンプ場へ

昨年までの住まいケビン前へ

仲間との記念撮影

小梨平食堂へ

キャンプ場へ絵の贈呈

盛り上がります

仲間と記念撮影

ランチタイム

最後の河童橋

帰りのバスターミナルへ

渡辺画伯御用達 私の車

沢渡でキャンプ場スタッフと再会

昨日の豪雨によって一日順延となった渡辺さんの上高地は、本日環境省やホテル関係者に挨拶し、住みなれた小梨平ではキャンプ場関係者や仲間と談笑し、一緒に昼食を囲んであっという間に過ぎてしまいました。
 
個人的なことですが、昨年私が上高地へ入った日は必ず渡辺さんを写真に収めており、動画も存在するものの、明日から四国遍路へ出かけるため、愛知県へ戻った来週以後に懐かしい記事や写真とともに書き記していきます。
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上高地の美味しい湧き水を探して

2023年06月22日 00時17分50秒 | 上高地

水の美しい梓川 河童橋と穂高連邦

梓川の水

梓川と焼岳

岳沢湿原の水

小梨平を流れる中川

明神館近くの水

清水川と清水橋

毎秒1トンの水量

トトロの世界

一年を通じて約6度の水温

 
上高地を訪れる観光客の多くは透き通る梓川の水に感動させられますが、上高地で一番綺麗な水は清水橋の下を流れる清水川で、六百山から湧き出した水が毎秒1トン流れ、一年を通じて約6度の水温は夏に涼しく冬でも凍りません。
 
  2022年8月17日の一言

そして、上高地の帝国ホテルや各施設の飲料水は清水川の水が利用されており、六百山から湧き出してわずか300メートルで梓川と合流するため、清水橋で飲む水は安全と言われており、私も過去から現在まで何度も口にしてきました。

 

「清水川の水は安全ですね」

   「飲んではいけないよ」

「えっ、飲んでも大丈夫でしょ?」

   「良いとは思うけど、もっと綺麗な水があるよ」

 

これは日曜日にボランティアの先輩との会話です。


そして、一番綺麗だと言われた場所が下記に添付した場所です。

現在地は河童橋の近く

手前の「山と共に」と、天然記念物の記念碑

 

湧き出た直後の水

一見すると排水路のようなイメージですが…

わずか10メートルの水路

 
添付した場所は、河童橋からバスターミナル方向へ30メートル歩いた場所で、特別名勝天然記念物の碑の道路沿いに湧き出る水路で、近くに公共トイレが存在するため排水路のようでイメージは悪いものの、確かに山から湧き出てくる湧き水でした。
 
わずか湧き出して300メートルでも清水川にはマガモが泳いでいたりニホンザルも生息しているため、100パーセント安全とは言えませんが、ここから汲んできた水を飲み忘れていたことがあり、半年後に飲んでも何も体調異常は起こりませんでした。
 
かつて、小梨平から明神まで梓川左岸側に湧き出ている水を飲んで、「美味しい」と感じたことがありますが、その場所が何処だったか思い出せないため、今年は上高地から湧き出る美味しい水を探してみたいと思っています。

 

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上高地 明神から岳沢湿原へ

2023年05月08日 22時54分13秒 | 上高地

明神館前から見える明神岳 

 小梨平

 キャンプ場

 明神のニホンザル

親子ザル 

まるで「ジブリ」の世界です

 

 明神橋を渡る 猿

奥穂高神社 入口 

 ニリンソウ

 

少し早い開花

 岳沢湿原へ

 

 遠方の焼岳

六百山 

 

河童橋へ戻ってきました 

 小梨平のニホンザル

親子ザル 

5月4日の写真です。
 
 6日間(4月29日から5月4日)ボランティアのために滞在したゴールデンウィークの上高地で、唯一紹介して来なかった明神方面と岳沢湿原の写真を添付しました。
 
大正池から河童橋まで(約1時間)歩く観光客は多いものの、明神まで歩く人は更に1時間(往復2時間)歩くことから、日帰りツアーの高齢者には大変な旅程となり、魅力ある環境を楽しむ余裕すら ありません。
 
上高地は大正池から河童橋、 そして小梨平から明神池まで全てに魅力ある環境となりますが、明神からさらに 徳沢まで足を伸ばすと、自然そのものの環境とともに居場所とするニホンザルの行動にも変化が見られます。
 
今年は一気に 暖かくなり、すでにニリンソウが咲いていますが、天候に恵まれ過ごしやすい環境下で時間を忘れてニホンザルを眺めていたいと思う 上高地 滞在となりました。

 

大鹿一八 『今日の一言』 (ameblo.jp)

ブログ記事一覧|大鹿一八 『今日の一言』 (ameblo.jp)

 

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半年ぶりの上高地へ

2017年04月25日 00時05分02秒 | 上高地

 昨年11月15日から閉山されていた上高地へ半年ぶりに訪れました。

 今年の雪の多さに驚かされましたが、23日は終日雲一つない晴天に恵まれました。朝から夕方まで雲一つない上高地は久々となり、雪のお陰で凛とした空気を吸う一日となりました。 

半年ぶりの上高地 2017/4/23(日)   https://blogs.yahoo.co.jp/s281218/49772341.html

 本日は除雪のボランティアです。

 除雪と言っても、都会の除雪とは違い、雪の下には5センチ以上厚みのある氷があり、ツルハシで砕いても割れない重労働となりました。

 27日に開山式がありますが、大正池からバスターミナルまでの散策道は雪のため通行できず、河童橋から明神池への道も、片岸しか歩けません。ただし、長靴を用意すれば、人の入れない静寂の上高地が体験できます。

上高地パークボランティア びっくりの雪の量に 2017/4/23  https://blogs.yahoo.co.jp/s281218/49773135.html

 午後の焼岳も雲一つなく、夕方まで綺麗な姿を見ることができました。

上高地からの車窓 御嶽山へ 2017/4/24(月)  https://blogs.yahoo.co.jp/s281218/49773848.html

 

  

                                  

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上高地へ格安で行ける方法を問われて

2016年10月20日 08時41分30秒 | 上高地
 
写真は14年4月の開山式です 
 
 「もう、上高地には遅いかな」の一言は、私が安価で上高地に行けると話していた人からの電話で、私に同行する期待もあったようですが、ボランティアの場合はバスで上高地に入るとの話をすると、一人では行けないとの話となりました。

 昨年までは観光客として、青ナンバーのタクシーを所有しているため、思いつくままに上高地を訪れていましたが、環境省のパークボランティアは、バスでの上高地入りが前提となっているため、一緒に上高地に連れて行くこともなくなりました。

 そんなわけで、本日は格安で上高地に行き、低価格で滞在する方法を「朝日旅行友の会」ブログ(下記に添付)に記し、知人にメールで送信しました。
 「山の上では氷や霜柱が見られる季節になった」との上高地の発信から、テント生活は無理ですが、11月15日の閉山式も迫っているため、行く気があれば名古屋なら日帰りも可能です。
 
 
 
 
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乗鞍スカイラインでご来光見物へ

2015年08月14日 16時04分55秒 | 上高地
イメージ 1
 
 乗鞍スカイラインはマイカー規制されていますが、私の場合はタクシー車両を所有していることから、夏場は午前3時30分から通行でき、最上部の畳平駐車場には4時頃に到着しました。
 
イメージ 3
 
 日の出は午前4時50分頃との話で、真っ暗な登山道を大黒岳へ登っていくと、あたりは明るくなってきており、北アルプスの山並みが遠方に見えてきました。強風と寒さに震え、耳は痛くなります。
 
イメージ 4
 
ご来光です
 
イメージ 5
 
 中央左手前の焼岳から、穂高や槍ヶ岳も見えました。まるで手が届くような錯覚に陥ります。神々しい北アルプスの銀嶺がここにあります。
 
イメージ 6
 
 乗鞍岳の駐車場です。ここからなら初心者でも山頂まで歩けそうですが、登山者の姿はほとんどありません。今年は上高地でも観光客の姿は少なく、乗鞍も僅かな人々がご来光を目にしました。
イメージ 2

 本日は乗鞍岳から見える御来光を拝みに津島市民7人と、昨晩11時30分に自宅を出発しました。

乗鞍スカイラインの開門は午前3時30分で、我々は本日の一番乗りとなりました、と言うよりも、この日は我々しか車がいません。現在、上高地には観光バスが入れず、シャトルバスに乗り換えが必要になっているため、乗鞍への観光客も減少しているものと思われます。

山上の畳平到着は4時10分で、50分頃が日の出の時間だそうです。

ご来光が鑑賞できる大黒岳まで20分程度との話から、全員で大黒岳まで登り御来光を拝みました。北アルプスの山並みや、太陽の光に輝く乗鞍岳、遠くにぼんやりと富士山の頂も見渡せました。本日の主目標達成ですが、携帯電話の感度の悪い写真のため、ご来光の感動が伝わらないことをお詫びいたします。

ここから私のホームグランド上高地入りです。
 
                 本日の体重 69、8キロ 徒歩数 13380歩
                                     8月11日の一言
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上高地の前に 乗鞍スカイラインへ

2014年10月09日 06時35分16秒 | 上高地
 
 
9月13日午前5時 乗鞍岳の向かいの魔王岳山頂
 
 9月13日から15日までの三連休は、家族(家内・娘・孫)4人で上高地滞在を計画していましたが、その前に乗鞍岳のご来光を鑑賞しようと、前日の深夜11時に自宅を出発し、尾西インターから東海北陸自動車道に入りました。
 
 途中のひるがのサービスエリアで3時半まで時間調整し、飛騨清見インター、高山市、乗鞍スカイラインを通過し、4時半に乗鞍畳平駐車場(標高2702メートル)に到着した時にあたりは真っ暗で、乗鞍登山とご来光鑑賞の団体客が懐中電灯の光を頼りに移動していきます。
 
 乗鞍のご来光鑑賞は、乗鞍岳の北東に位置する大黒岳か登山途中の富士見岳が定番ですが、車中では孫と相棒リマが眠っているため、駐車場に近い魔王岳(2763メートル)に登ってご来光を鑑賞することにしました。
 
 
 乗鞍の北方に位置する北アルプスの夜明け前の様子で、中央に奥穂高岳と右側に前穂高岳がシルエットで現れ、左端には槍ヶ岳の尖った頂がはっきりと見えます。
 
 上高地で穂高の頂に光がさす時には、穂高が手に届くように見えますが、乗鞍からは「遥かなる穂高」から北アルプスの全景が見渡せます。
 
 
 魔王岳東側にある大黒岳(2772メートル)の小屋付近でご来光を鑑賞する人々が手に届くようにはっはりと認識できます。
 
 魔王岳ではまだご来光を鑑賞できていませんが、大黒岳の人々には既に太陽が見えており、南側に位置する富士見岳では、富士山の頂が見えていたと断言できそうな絶好の天気となりました。
 
 下に添付した写真は、乗鞍から北方の北アルプスと、鶴ヶ池より南東の方向に南アルプスの山々が遠方に見渡せます。
 
 
 
 乗鞍スカイラインは午前3時30分から午後8時まで通行できますが、マイカー規制のため平湯温泉に近い「あかんだな駐車場」か「ほうのき平駐車場」からバスに乗り換える必要があり、約1時間の行程と往復2300円の料金が必要となります。ただし、夏の3ヶ月が過ぎ、10月になると午前7時からしか通行できないため、ご来光は今月末までしか拝めません。
 
 
 「乗鞍までは何時間で来れるの?」
 「3時間かな」
 「それじゃー、上高地は?」
 「乗鞍よりは早いかな」
 「そんなに近いの?」
 「近くはないけど…」
 「それじゃー、日帰りも簡単だねー」
 
 
 かつては松本から新島々まで電車で訪れ、バスに乗り換えて半日以上かかっていた上高地も、名古屋から東海北陸自動車道を経由することで、簡単に日帰りコースとなっており、私はマイカー規制の対象外のため直接車を乗り入れられるため、遥かなる上高地が身近な上高地になっています。
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一年前の記事を懐古して

2014年05月03日 01時46分20秒 | 上高地
 
吹雪に見舞われた上高地開山式
 添付した写真は4月27日の上高地、河童橋の様子ですが、積雪によって白黒写真の世界となっており、本来なら河童橋の前、五千尺ホテル前の広場で行なわれる開山式が吹雪く天候によってバ...
 

1年前に書いた記事の感想を書いてみませんか?
また、ライフログとして1年後の自分に向けて素敵な思い出をブログにまとめましょう♪

 1年前の記事についてメールが届き、一週間前に訪れた上高地が、随分と過去の出来事のように感じるとともに、1年前の猛吹雪の上高地開山際と、夏と変わらぬように晴天に恵まれた今年4月27日の開山祭を比べる一日ともなりました。

身勝手に記している記事ですが、これも参考にしていただける人が存在することと、多様な情報の一つになつていることも実感させられました。

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上高地の開山式へ

2014年04月27日 23時39分03秒 | 上高地

河童橋の下で行なわれた上高地開山式のホルン演奏の様子です。 4月27日

今年の上高地イベントスケジュール
 4月27日(日)  開山式
 5月 7日(水)  上高地ウォークラリー  6月30日まで
 5月31日(土)  ウェストン祭
 6月 1日(日)  ウェストン祭
 6月14日(土)  音楽祭  場所 小梨平キャンプ場 午後1時~3時 出演  タケカワユキヒデ
10月 8日(水)  穂高神社奥宮例大祭 場所 明神池 時間  午前11時より
11月15日(土)  閉山式

 

 

 

 

 

上の写真は4月27日午前7時頃の焼岳(左)と、午前9時頃の穂高連峰です。

今年も6月の音楽祭、10月に開催される明神池の大祭など、行く気満々で開山式を迎えましたが、旧知の知り合いは勿論ですが、新たな出会いに期待したいと思います。

さて、上高地の名物となっている小梨平の世界の交差点(テント)は、主となるホームレス画泊(河童橋で油絵を描く千葉県旭市の渡辺氏)の目の手術や、親類の結婚式などで7月中旬までテントがありません。寂しいものですが…

 

 

 

 

 

 

今年も「ちょっと行ってこようか」と、帝国ホテルへモーニングコーヒーを飲みに行く位の気持ちで上高地の生活を楽しみたいものです。私の愛車(ナンバー18)を見かけたら声をかけてください。

 

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シーズン最高の上高地に

2013年10月17日 19時50分32秒 | 上高地

 

 

 

 

 

  本日(10月13日)朝9時頃の上高地ですが、上高地バスターミナル場でタクシーの配車を担当する方のお話では、「今年で最高の晴天」との一言でした。

 昨晩の夜の雨は、穂高連峰に今年初めての初雪となり、雲一つない晴天となっていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  私が上高地の魅力としているのは、自然環境の素晴らしさで、夏でも涼しい凛とした空気を鼻から吸い込み、身体中の汚れた空気を口からゆっくり吐き出し、汚れのない冷たい水を飲んで、身体中の汚れた体液を輩出し続けると、上高地に滞在しているうちに、私の身体を構成する細胞がすべて生れ変わると信じているからです。
 
 私にとっては、四国遍路と共通の想いです。
 
 さて、本日の朝は小梨平の小梨平食道でケーキセットを味わいましたが、500円の安価でも、窓の外は(右の写真のように)見事な木々の木漏れ日が見事で、木々のバックには(左の写真のような)穂高連峰の銀嶺が借景となっており、帝国ホテルの1500円のケーキセットにもひけをとりません。
 
 もっとも、小梨平は上高地で私が一番好きな場所のため、話半分と思ってもらってもかまいませんが、夏であればテントを張って、テントを開ければ穂高連峰という絶景で、一週間とか半月など長期間生活できるのは最高の贅沢と思います。
 ただし、今年は吹雪や雨続きが続き、自然環境の厳しさも実感しています。
 
 さて、本日は朝から河童橋から2時間半の行程となる岳沢小屋まで足を延ばしましたが、日頃から不摂生の見本のような私でも、約3時間で小屋まで到着しました。
 
 最近では最高の紅葉として涸沢カールの紅葉がテレビや新聞で報道されていますが、訪れた人のお話では、徳沢から人の渋滞がおきており、小屋もキャンプ場も満杯のため、人の少ない岳沢のほうが紅葉の鑑賞には良いとの事で、私は焼岳に登ろうと考えていましたが、岳沢の話を聞いた家内の要望で急遽訪れることとしました。
 
 もっとも、焼岳の方が厳しい行程と思っていた家内でしたが、段差が厳しく石によって足を痛めたため、小屋から河童橋まで2時間を要する苦悶の下山となりました。
 
 冒頭に、今年最高の晴天と記しましたが、添付したように夕陽をあびた河童橋は紅葉した木々とともに最高に輝いていましたが、訪れた観光客の数も多く、バスで松本側の新島々に向かう乗客の列が、右の写真のように五千尺ホテル(河童橋の前)の前までつながり、誘導する係員も、「過去に経験がない」と話されていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
    
 この日訪れた人々は、最高の晴天と、紅葉の始まった上高地を堪能されたとは思いますが、この長い列の最後の乗客がバスに乗れるのは何時になるのか…
 それならばタクシーと、バスの列を無視して歩く人もありましたが、タクシー乗場にも私が見たことのない行列ができており、本日中に全員が帰宅できるとは思えない行列ができていました。
 
 「今日くらい優越感を感じたことはなかった」と家内は言いましたが、上高地や乗鞍スカイラインに自由に行きたいために青ナンバーのタクシー事業を創め、「道楽」と評判の悪かった私のタクシーが、渋滞とは無縁で上高地へ出入りできることから、初めて家内から誉められた瞬間でした。
 
 最高の晴天と3連休は道路にも大渋滞が出来ており、高山市の国道に入る道も車が動かず、東海北陸自動車道に向かう中部縦貫道が高山西インターから渋滞しており、過去に経験のない道路渋滞が起きていました。
 毎週のように上高地に出向いてきた経験がここでも活き、迂回や「せせらぎ街道」経由で、自宅まで渋滞を免れましたが、家内の足はかなりの重症で、明日からの仕事に影響は必死の上高地行きともなりました。
 
                                        10月の3連休の記録です
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上高地が目的だった…はずでしたが

2013年09月18日 15時37分59秒 | 上高地
 
 
野麦峠 「ああ飛騨が見えるの」慰霊碑です
 
 本日(9月16日)は朝から雨が激しく降っており、道の駅飛騨たかね工房から野麦峠を目指したものの、すれ違う車は1台もなく、先行きを心配しながら進みましたが、野麦峠に到着した午前8時頃には、台風が愛知県を通過していたんですね。
 
 ああ 兄の背に 野麦峠を登り詰め 
       飛騨が見えるの一声で  此の世を去ったおみねさん
                聞くも語るも皆涙
 
 飛騨側(高山市)と松本側(松本市)の中間に位置する野麦峠です。岡谷や諏訪地方で毛織物が盛んな頃、飛騨側から貧しい家を救うため、十代の少女たちがこの野麦峠を越えて松本側に連れていかれたんですね。
 
 今でこそ、自家用車で簡単に通行できますが、当時は細い山道を歩いてやっと辿り着いたのが野麦峠で、兄に背負われたおみねさんの慰霊碑に刻まれた詩を読むと、自然に涙がほおをつたい、胸が高鳴りました。
  当方のこんな心境も理解せず、車中で相棒リマと仮眠している家内を見ると腹立たしくなり、9時から開館するはずの「野麦峠の館」の開館を待ち続けたものの、台風のためか開館されないばかりか、職員どころか観光客も皆無です。
 
 天気が良いと乗鞍岳が見える景観も、台風の影響で道路は川と化し、靴の中までびしょ濡れとなり、こんな天気の中を連れてきたと機嫌の悪い家内のため、木曽路の方が近いものの、温泉に入って昼食をとるため下呂温泉を目指しました。
 
 
 
 道の駅「飛騨朝日村(左)」から鈴蘭高原を通ってまもなく国道41号線というところで、道路が頑強な鉄の扉で閉じられ、道路が通行止めとなっており、今まで来た道を逆戻りすることになりましたが、野麦峠から下りてくる道路は落石と倒れた木々をかいくぐって来ただけに、通行止めは当然と思う反面で、目的地だった上高地は初日の夜から雨に降られ、昨日は神岡から宇津江四十八滝を訪れ、雨の中に出向いた三連休になってしまい、最終日は強風と豪雨に見舞われました。
 
 半月前から、上高地でテントを張り、小梨平で3連休を過ごす予定を立てて、多少の寒さにも対応できるように準備がしてあったものの、初日の土曜日こそ雨がなかったものの、「今日のテントは止めた方が良いよ」と、テント経験豊富な画伯に言われ雨の心配の無い車中泊になってしまいました。
 
 ただし、同じ日にテントを持って上高地に入った人は多く、雨と台風により、キャンプには最悪の3連休となったと思われ、18日で半年間のテント暮しを終え千葉に帰る予定だった画伯も、台風の襲来が後片付けを早めました。上の写真は土曜日の大正池
 
 
 
 さて、雨と台風の3連休は天国から地獄のような3日間になりましたが、相棒であるリマ(ポメラニアン雄5才)にとっては、雨のために私と家内に置いてきぼりにはされず、車中では一緒ですし、元々が濡れた地面が嫌いですから、私達の赤ちゃんになったような日々で、久しぶりに「せせらぎ街道」を走ったところ、新しく建てられた「ウッドフォーラム飛騨」では、相棒も抱かれての入場ができました。
 
 
 
イメージ 6
 
 添付した写真の正面にいるのは相棒ではありません。何か判るでしょうか?
 
 子グマかなと思って観察していると、イノシシの成獣であることが判りましたが、危険なため近寄れず、イノシシと判る写真は撮れませんでしたが、自然界では危険と隣あわせである事を実感させられます。
イノシシは上高地ではなく、せせらぎ街道での遭遇です
 
                                  
 
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久々の上高地は雨続きだった

2013年08月27日 00時15分06秒 | 上高地

8月22日から25日まで上高地に行ってきました。

  私のお気に入りの場所 小梨平から梓川と穂高連峰を望めます。川辺に立つ1本のカラマツの近くのベンチに座り、正面は添付した写真の景色で、右を見れば明神岳、左を見れば焼岳が見られます。

 今回はテントを3個持ち込み、家族7人で訪れたものの、初日の夜から激しい雨に見舞われ、朝の起床時にはテント前は池のような状態になっており、怒り心頭の家族はそのままアルプス観光のBケビンに移動して行ったため、残されたのは私一人となり、相棒と一緒のテント生活を送りました。

 雨のテントの中で、今度はどうやって来るかを考え、一人でテントを撤収していると、家族全員の食料や食器から寝袋などを持参して行くことを考えると、一人なら下の写真のように、リュック(衣類や食料など)とキャリー(テントや携帯ガスなど)だけで数日間は過ごせそうです。 

 さて、小梨平には、4月から上高地にテントを張って、油絵を描いている千葉県のホームレス画泊こと渡辺さんが有名人ですが、実は多くの人々が一ヶ月とか半月程度の間隔でテント生活を楽しんでおられます。
 
 今回、渡辺さんの「世界の交差点」のテント脇にテントを張りましたが、その横にテントを張られていたのは、大阪豊中市のHさんで、7月に続いて今月中旬から月末まで上高地へ滞在されていました。
 
 Hさんは食料品などを上高地の郵便局止めで送り、松本経由で上高地入りされていますが、仕事を引退された第二の人生を、悠々自適に生活されており、今年還暦を迎える私にとっては参考になる話でもあり、元気な高齢者でいられることから、私は施設に頼る福祉政策にもヒントになると実感させられました。 

上高地1日目 http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/47506587.html

上高地2日目 http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/47508006.html

上高地3日目 http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/47510130.html

上高地4日目 http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/47512940.html

こんな環境で4日間を過ごしました。

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上高地から乗鞍スカイラインへ

2013年07月27日 12時13分25秒 | 上高地

 

 

 

 

 

 

7月21日(日)午前中の小梨平から見る梓川と穂高連峰です。右は同じく小梨平から見た河童橋です。

 今回は、前日の昼食後に「上高地へ行こう」と言う義兄夫婦の呼びかけから家内と2組で出発し、上高地に到着したのが午後5時近くになっており、食事と入浴後は何もやることもないためそのまま就寝となりました。

 私にとっては4月の開山式から久しぶりの上高地で、小梨平にテントを張って油絵を描き続ける「ホームレス画泊」とゆっくり話をしたいとの思いも封印し、20年ぶりの上高地と言う義兄夫婦にあわせていると、朝食後に「そろそろ帰ろうか」となりました。

 いくらなんでもそれはもったいないと、小梨平の梓川沿いに案内したものの、1泊したのに朝9時に上高地を出発する観光客は珍しく、せっかくだからと帝国ホテルでモーニング珈琲としました。

 上高地のバスターミナルに駐車しているタクシーの運転手さんの話では、富士山が世界文化遺産に登録された影響で、上高地を訪れる観光客が減っていると聞きましたが、帝国ホテル前も閑散としており、訪れる人が少ないことが我々にとっては時間(席の空きを待つ客)を気にする必要もなく余裕のひと時となりました。

 こんな居心地のよい帝国ホテルは久しぶりで、午前10時から20セットしか販売されないケーキ5種盛(右)を紹介され、同じ上高地でも時間の違いによって全く違う空間のように感ずる一日ともなりました。

 これまで帝国ホテルに車を入ることをはばかっていましたが、玄関横の木陰に車を駐車できることが判ったので、これからは帝国ホテルも行程に入れて、大正ロマンに浸りたいと思います。

 これまでの行動は、朝一番で大正池を訪れてから、バスターミナルに移動していきますが、この日は逆にバスターミナルから帝国ホテル、大正池へと移動しました。普段の大正池は午前9時前の波がでる前に訪れており、久しぶりにボートに乗る観光客の姿を見ることができました。

 

 

 

 

 

 

 午前中に上高地から出るのも久しぶりですが、義兄の旅の楽しみと言う温泉に立ち寄るため、平湯温泉の平湯の森に立ち寄り、風呂が好きでもない私が午前中に温泉に浸かって汗をかくのも初体験です。

 このまま帰るのも勿体無いため、乗鞍スカイラインを目的地にしようと考えていると、駐車場前の売店の人が天候が良くないかもしれないと義姉夫婦に話しています。

 「こんなに天気が良いのに?」 (義姉)
 「午後からはガスが出るので」 (店の人)
 「行って見ないと判らないよ」 (私)
 「せっかく行っても霧だと何も見えない」 (店の人)
 「行ってダメなら帰ればよいから」 (私) 
 「どのくらい時間がかかるの?」 (義姉)
 「2時間以上はかかるよ」 (店の人)
 「そんなにかかるのなら止めようか?」 (義姉)
 「いや、40分もかからないから」 (私)
 「車は入れないよ」 (店の人) 
 
 タクシーで来ている事情も判らず、何も知らない義姉への説明は旅人の行く気を無くしてしまうことから、こんな場面の説明を観光地全体でスキルアップする必要性を感じながら車を走らせると、天候も良く見事な雪渓に姉夫婦も満足してくれました。
 
 やはり乗鞍岳への観光客も少なく、訪れる我々にとっては有難いものの、観光地として半年だけで生活する関係者にとっては大変な一年となりそうです。ここで踏ん張って、安易にアジア系観光客に頼らないPRを図って打開してもらいたいものですね。
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吹雪に見舞われた上高地開山式

2013年05月01日 09時47分49秒 | 上高地

 添付した写真は4月27日の上高地、河童橋の様子ですが、積雪によって白黒写真の世界となっており、本来なら河童橋の前、五千尺ホテル前の広場で行なわれる開山式が吹雪く天候によってバスターミナルの待合所へ変更となりました。

 

 

 

 

 

 
 開山式は午前10時50分頃から開始となり、例年は河童橋から北アルプス穂高連峰にむけて演奏されるホルンは、天候不良によってインフォメーションセンター前からバスターミナルに向けて奏でられることとなりました。
 午前11時に全員でホルンが吹かれた際は、大きな音色に観光客から大きな拍手がわきました。

  ホルンとアコーディオンの演奏が終わると、穂高神社の神主さんによる神事が行なわれますが、今年はバスターミナルの待合所の下を会場にしているものの、屋根から積もった雪やツララが落ちると危険なためにほとんどの観光客は遠巻きに見守るしかありません。
 
 会場内では神主さんによる儀式が行なわれていますが、会場は満員で近寄れず、遠くから望遠ズームで狙いますが、レンズ前を吹雪の雪が遮ります。
 
 屋根の下では身動きもできないすし詰め状態となっていましたが、玉串を奉納する地元松本市長や、衆議院や参議院の地元選出国会議員が続いて呼ばれていきます。
 
※毎年北アルプスで命を失う登山者が存在するため、開山式と閉山式の神事は厳粛に行なわれています。
 
 開山式が終わって随分時間が経過した後でも、インフォメーションセンター奥で用意されていた肉まんや甘酒には長蛇の列ができていました。
 昨年に続いて参加した開山式ですが、今年は飛騨側の積雪が続き、普通タイヤでは平湯まで行くこともできず、最近では一度も使ったことの無かったタイヤチェーンを装着して上高地に入りました。 
 
 
 吹雪で始まった上高地も、11月の閉山式まで多くの観光客が訪れ、新たな出会いと発見に期待したいものです。
   
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春を待つ上高地に想いをはせ

2013年03月08日 19時24分28秒 | 上高地

 厳冬期で釜トンネルが閉鎖されている上高地も、来月にはトンネルが開放されると考えると、長いと思っていた閉鎖もあっと言う間に過ぎ去ってしまった月日の過ぎる速さに驚かされます。

 昨年11月に閉鎖され、4月までは登山客や雪を楽しむ観光客が僅かに訪れるだけで、静寂の白黒写真の世界となります。雪や樹氷が落ちる音と、梓川の流れる音しか聞こえず、自分の体力だけを頼りにした散策は、観光客の大声や足音で落ち着かないシーズン中とは別世界の魅力を感じます。

 

 

 

 

 

 

上に添付した写真は河童橋の横で行なわれた昨年の開山式(左)と、一昨年の閉山式(右)の写真ですが、同じイベントでも春の開山式は賑やかで、来賓の数も多いものの、閉山式は明日から入れない最後の日で、ホテルも閉鎖されているために心なしか寂しさが漂います。

 昨年は閉山式に積雪があり普通タイヤでは走行できない状態となり、所用で出かけられなかったことが幸いしましたが、5月のゴールデンウィークにも雪に降られた経験から、閉山式に限らず4月の上高地行きは冬用タイヤかタイヤチェーンが必要と思います。もっとも、マイカー規制で一般車は入れませんが…

 今年は積雪が多く、大正池までの道路も雪崩に注意する情報があったことから、12月末に入っただけで、今年になってからは訪れてはおりませんが、誰も居ない河童橋で自分の呼吸の音しか聞こえない環境は、「上高地と2人だけ」の世界となり、シーズン中とは全く違う別世界の魅力にはまります。

 今年の開山式は4月27日ですが、4月19日より上高地は入る事が可能となります。

上高地公式ウェブサイト   http://www.kamikochi.or.jp/

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