中年男のエレジー 郷愁

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みちのくの蔵王権現と山寺巡拝へ

2014年08月15日 01時43分14秒 | 日記
  本日(7月25日)はみちのくの「蔵王巡礼」と、「山寺」立石寺(りっしゃくじ)を訪れました。山岳信仰の聖地「蔵王」は、日本有数の霊場ですが、私は初めての訪問となります。
 
 私が大学生の頃の話ですが、名鉄に勤務していた父親が、上司から出世するために名鉄のグループとなった宮城交通に出向する話を打診され、当時の宮城県から北海道にかけて関心を持っていた場所でもあります。
 
 蔵王と言えば樹氷とか、スキーなどに注目が集まりますが、元々は神々が宿る信仰の山で、蔵王権現を崇拝する行者や、温泉による湯治場として歴史を刻んでおり、神秘のエメラルドグリーンの御釜と、万年雪に感動の一日となりました。 
 
 左に添付したのが山寺ですが、日ごろから四国霊場の山々を歩いているため、1千段の階段も苦にならず、本堂から奥の院、五大堂まで、久々に観音霊場の御経を唱えることとなりました。
 
 「閑しさや 岩にしみ入る 蝉の声」…元禄2年の句だそうです。
 
俳聖と言われる松尾芭蕉がこの山寺を訪れてから数百年が経過していますが、五大堂の辺りから眺める風景には、当時とまったく変わっていないような錯覚を覚えます。
 
 さて、上高地や四国遍路ばかりを話題にしており、突然のみちのく巡礼の発信に驚かれるかもしれませんが、明日から東北大学を会場にした「被災地で学ぶホンモノの地方自治」をテーマにした自治体学校が3日間開催されるため、一日早く訪れています。
 
 「議員が視察中に大相撲観戦」や、政務調査費の不正流用が社会の大問題や事件となっている時だけに、「観光旅行」とお叱りを受けるかもしれませんが、今回の自治体学校参加は行政からの視察ではなく、私が個人的に参加する勉強会で、旅費等については全額自己負担で、政務調査費や税金を使わずに参加していますから誤解のないようにお願いします。
 
7月25日の転載です。
コメント (1)
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