原理は2つ以上は間違い

重力場の存在は加速度系の絶対性を否定した

認識の方法

2007-01-03 01:55:32 | 自然科学
 遠近の概念が原因
宇宙の無限性は人間の空間把握の方法が生み出したものです。遠いとか近いという認識の仕方そのものが空間を底なし沼にするのです。もし宇宙に限界があるなら目に見える全てのものはそこに張り付き、遠近が議論できません。しかし、確かに土星は木星より遠いところにあります。となると宇宙は無限に続くとするより他になさそうです。以前にも書きましたが、宇宙という言葉が何かまとまりのある空間のような印象を与えるのが災いしているのかも知れません。宇宙は連続なので数えることが出来ないのです。例えば「牛乳は何個ありますか?」という質問そのものが意味を成さないのと同じです。宇宙は無限であるとすることにより初めて空間が把握できる、つまりものが見えるのです。人間はある物体を観測するとき光を当ててその反射により物の位置や色などを確認できますが、実はそれは本当の姿ではないのかも知れません。あくまでも「光を当てたときの」状態です。しかし人間はそれ以外に物を観察する方法を知らないのです。宇宙の無限性というのはこれに似たようなものでしょう。こちらが立てばあちらが立たずならば「そのようなもの」と受け止めるのが現在最も理性的な方法でしょう。

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