原理は2つ以上は間違い

重力場の存在は加速度系の絶対性を否定した

宇宙という言葉

2007-01-02 00:03:43 | 自然科学
 言葉に問題あり
宇宙の捉え方についていろいろ説がありますが「宇宙」という言葉について考えます。言葉はもちろん必要なものですが、宇宙という言葉で何か物理空間を一からげに纏めてしまったようなイメ-ジがあります。もちろん言葉は何かの概念を束ねなければ機能しないので、仕方のないことではありますが、こうなると「その又向こうはどうなっているの?」という子供の質問に詰まってしまいます。この物理空間は束ねられるようなものでないのが現実です。子供の素直な質問にはなかなか応えられませんが「ものが見えること自体がその又向こうを作りだす。だから質問を繰り返すたびに空間が広がる」と云えばよいでしょう。ある星が見えるときその周りの空間が必要になります。その星だけではあるのか無いのか分かりません。空間があるから星が認識できるのです。白い紙があるから黒い墨で書いた文字が認識できるのです。影があるから光が当たっているところが見えるのです。両方とも必要なのです。物が見えるということと空間が広がって見えることは抱き合わせでしか認識できないのです。ある物を見るということは他のモノを無視しなければ出来ないのです。無視すべき物に注意を払って「なぜ何も無いのか」という質問は白い紙を見て「何故白いのか」ということと同じになります。

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