原理は2つ以上は間違い

重力場の存在は加速度系の絶対性を否定した

原理は2つ以上は間違い

2005-11-29 22:15:36 | Weblog
今年はアインシュタイン博士が相対性理論を世に出して100年目です。この意義あるときに相対論を理解することは価値あることです。特殊相対論は光の速度は全ての慣性系にある人にとって同一に観測されるという、「光速度不変の原理」により感覚的にわかりやすいと思われます。「任意の慣性系で光速度不変の原理が観測される。このことは任意の慣性系で物理現象が同等に観測されていることの1断面である。任意の慣性系で物理現象は同等に観測され得る」というのが特殊相対論です。このことを軸足にして運動やエネルギ-などの記述体系が従来の記述体系から書き換えられました。これには物理量をテンソルで表現します。テンソルとは縦成分の変化が横成分の変化に影響を及ぼす量です。蜘蛛の巣は、あるところをひっぱると縦横が同時に変形します。このような状態をベクトルでは記述できません。テンソルはより複雑な状態を記述できる道具です。

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