着物好き院長のブログ

和装好きな私の日常と私図鑑

職人のこだわり「伝統の手作り湿布」

2020年04月25日 | 日記・エッセイ・コラム
わたしは接骨院を営む柔道整復師です。


医師とは違い、骨折や脱臼をはじめ、関節を捻ったり(捻挫)、転んでぶつけたり(打撲)、急に力を入れて筋肉を痛めた(挫傷)外傷を治す職人だと自負しています。

とりわけ患部を冷やす為の湿布には強いこだわりがあり、柔道整復術の伝統的な手作り湿布を使います。

【手作り湿布の材料】


ベントナイトという粉末から湿布を作るのですが、材料を切らしてしまい、先週、一門の家元であるH野先生に分けて頂きました。

ありがとうございました!

早速開封して、


バケツに適量移し、


水を入れてよく練ります。


水を追加しながら更に練り、


こんな感じで粘土状に仕上げます。
秘密成分も加えて準備OK!

これを和紙に包みます。


更に綿花で包み完成。
冷蔵庫で出番を待ちます。


捻挫、肉離れなどの受傷直後はしっかり冷やす必要があり、市販の湿布は冷却能力が無いため、わたくしは柔道整復術の伝統文化であるこの手作り湿布を使用することにこだわります。

【使用風景】


冷蔵庫からおもむろに湿布を取り出し外側に油紙を当てます。


患部に湿布を当てて固定します。


まず氷嚢でしっかりアイシングし、この湿布を使用して適切に固定します。

※詳細は機密事項につき割愛。

ということで、どこよりも早く治すことに情熱を持っている話でした。

※※※ブログ開設者より※※※ 
身体の痛みでお困りの方は早く治る各務原市の当接骨院へ是非お越し下さい。 
コメント
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