ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

雪の勝弦峠から塩嶺峠へ

2022-02-25 | トレッキング

2月の歩き…お蔵入りになりかけていましたが、記録として残しておきます。2/10のことです…市内の「勝弦峠(かっつるとうげ)」から「塩嶺峠(塩尻峠)」までを歩いてみました。

 

「勝弦峠」と「塩尻峠」は1548年に「武田氏」と「小笠原氏」の戦闘の舞台になった所です!往時を偲ぶものはありませんが、歴史を思い起こしながら歩いてみました。勝弦峠の戦い|News&Topics|日本ハイコム株式会社 (hcom.co.jp)

 

雪道を行くと天然ガスの「バルブステーション」があったり、水道用の「水源地」があったりしました。

 

 

途中には「塩嶺高原別荘地」もありますが、なんだかバブルの頃の名残でしょうか…使われていなさそうなコテージが目立ちました。

 

ここには「国土交通省塩尻峠無線中継所」もありました。携帯電話会社のアンテナも建っていました。

     

 

そしてここには戦時中の「防空監視哨」の跡に記念碑が建っていました。昭和16年から20年までの間、要所として防空監視を行ったそうです。敵機をいち早く発見して東部軍司令部に通報し、空襲警報を発令するという重大な使命があったそうです。24時間体制でその任務に当たった方たちが、後に平和を願って建てた記念碑です。

 

古いこの櫓は当時のものか?ですが…

     

 

林の中にも道にも動物の足跡がたくさん残されていました。シカとウサギでしょうか…

 

 

塩嶺の国道20号線まで来ました。ここにかかる歩道橋は使う人があるのかしらと思っていたのですが、今回初めて渡ってみました。

 

 

歩道橋の上から眺めた八ヶ岳と諏訪湖です。道は国道20号線です。

 

塩嶺の「小鳥の森」まで足を延ばしませんでしたが、この近くで「エナガ」に出会いました。何羽も一緒に木々を飛び交っていました。こんな飛ぶ瞬間も捉えました。

 

 

木の枝にとまっている様子…高い木の上でしたが、そのふっくらした姿は可愛らしかったです。

 

 

 

塩尻峠からまた元の道を戻りました。途中から見た諏訪湖と八ヶ岳、蓼科山です。

 

 

空にかかったお月さま…上弦の月から2日後です。

 

勝弦峠に戻って北アルプスを眺めました。いい天気で雪をいただいたその稜線がきれいでした。

 

穂高岳、槍ヶ岳、常念岳も美しく見ることができました。

 

 

 

いい天気で気持ちの良い歩きができました。この日歩いたのは約5㎞、歩数は10971歩でした…

 

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8 コメント

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峠の道♪ (みさと64)
2022-02-26 09:26:05
お寒うございます〜
こちら、今朝で三日連続の氷点下二桁です!
庭には高く積まれた雪の山、外に目をやれば一面の銀世界ですよ〜
温暖な地方のブロ友さんのところで梅や河津桜の花が咲き、
そこにはメジロが飛び交う「春便り」を、羨ましく拝見している日々です。
他のところのコメントを受けて、
本当に、「春よ早くこい コロナよ早くさよなら〜」ですよね(笑)

この真冬に、峠越えですか?????
もうタッジーマッジーさんの行動力には驚きしかありません!
勝弦峠は岡谷へ行くときにたまに通った峠ですが、
勝弦峠も塩嶺峠も車で走るところでした・・・
ましてや雪道を歩かれるとは・・・もう言葉もありませんよ(笑)

エナガに出会えて、良かったですね♪
飛ぶ瞬間を捉えられた写真が素晴らしいです〜
エナガは、ジュルジュルと賑やかに鳴きながらちょこまか動くので、
被写体としては難しい鳥だと思うのですが、
エナガの可愛らしい姿を、きれいに撮られてますねぇ〜
この羽の、優しいピンクっぽい色合いが好きです♪
エナガは毎年サルスベリにカイガラムシ目当てで来てましたが、
ここ数年さっぱり姿を見せません。ブログ検索してみたら、
最後のブログ登場は2016年でした。
ここ数年訪問鳥の種類が減ってきて、雪の多い今年に期待したのですが、
今年も目新しい鳥はさっぱりです・・・

北海道にはシマエナガという鳥がいて、
毎年北海道のブロガーさんのところで拝見しますけど、
これはまさしく妖精! 一度この目でみたい妖精は、
「シマエナガ」と氷の妖精と呼ばれる「クリオネ」です。
どちらも叶わぬ夢ですが…(笑)

天気も良くて、山がきれいですね♪
返信する
みさと64さんへ (タッジーマッジー)
2022-02-26 19:56:14
こんばんは。
このところ、こちらも最低気温は氷点下二桁の寒さです。
雪も残っていて今年は春が遅いですね。
今日の昼間は少し暖かくてだいぶ雪がとけましたが、まだまだ冬!
冬もコロナも早くさよならしたいものです…

この勝弦峠は塩尻から岡谷への道でもあります。
みさとさんも通られたのですね。
ここから塩嶺峠までは峠と峠を結ぶ道でアップダウンもわずか、
片道2㎞余の往復…雪道もさほど深くはなくアイゼン無しでも歩けました…

エナガは普段見かけない野鳥…
思いがけずここで出会えて嬉しかったです。
塩嶺は野鳥が多いと言われているので期待はしていたのですが、
鳴き声は聞こえるのですがなかなか姿が見えず…
目を凝らしてようやく高い木の上に見つけました。
みさと家では庭に来てくれていたのですね。
庭に来てくれたらそれは嬉しいこと!
この日は高い木の上…もっと近くで見てみたかったです。

シマエナガの写真を見てみました。
とっても可愛らしくて、本当に妖精みたいですね。
エナガとはまた違った雰囲気で可愛らしいこと!
それにクリオネもまさに氷の妖精ですもの…
どちらも実物を見てみたいものです。

この日はいい天気…
冬景色の北アルプスはとってもきれいでした 。
返信する
「お勉強」しました (take)
2022-02-26 20:45:34
こんばんは。
今回もタッジ―マッジーさんのブログから 歴史、地理、鳥と、私も繋がってネット検索していました。

「勝弦峠の戦い」
「バブルの名残」
それに「戦時中の防空監視哨の跡の記念碑」と・・

写真を撮られた
「歩道橋の上から眺めた八ヶ岳と諏訪湖です。道は国道20号線です」
この景色は!!
峠を降りてきて一瞬見える(カメラを向けると一瞬なのです)
諏訪湖の左の街並み(マッチ箱のような景色に見えるのです・・ん?古い表現かしら「マッチ箱」
グーグルアースを開いてその道を降りてみました・・が途中で「迷子」

リンクされた「勝弦峠の戦い」のこと。
「武田氏」と「小笠原氏」の戦闘の舞台
何も知らなくていた「戦い」でした。
「信濃侵略をめざす武田勢・・」
おもわずロシアの「侵攻」報道から
「侵略」と「侵攻」の違いを確認していました。

それにね「小笠原氏」のこと。
先日、「小笠原氏」についてコメントを思い出し
またタイムリーに
新聞記事で「旧小笠原書院」近くの「ブックカフェ」を読んだばかり。
(山梨日々新聞に時々 信濃毎日新聞からの「信州だより」が載るのです)
小笠原氏・・先日の話題は武田信玄の時代よりずっと以前の「小笠原氏」の事だったと思いますが
まだまだ歴史を読み込んでいません。

鳥はね、私も「お山の家=牧丘の家」で一度だけ見たことがあるのです。
あれは・・と自分のブログを探したり
みさとさんからのコメントで
TV・ネットで見ていた つぶらな瞳のあの真っ白ふんわりのエナガは「シマエナガ」だったのか・・

長くなりますが
前回の松本、コメントに見た・・「レストラン鯛萬」
ここは 婿殿のご両親と初めて食事をした記念すべき場所だったっけ、
それにタッジ―マッジーさんが歩かれた地図を再度見ながら
「ここは知らなばしょのはず・・」(※見た景色、建物が多かった)と楽しませていただいていました。

今夜の『美の巨人たち』は
藤森照信『空飛ぶ泥舟』ですって。楽しみ楽しみ。
https://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/

ではでは。

あ、
春よ来い。コロナよさようなら。
ん?(笑)(笑)
ほんとうに。
(楽屋落ち)
返信する
ニュースから (take)
2022-02-26 21:16:48
「侵攻」と「侵略」
今、ネットニュースを見たら
↓のニュースが入っていました。

日本政府は、ロシアのウクライナ侵攻を「侵略」と認定した。林芳正外相は26日の日米外相電話会談の後、「ロシア軍による侵略」などと複数回、記者団に述べ厳しい対ロ姿勢を打ち出した。複数の政府関係者によると(1)過去の国連決議が示した侵略の定義に該当する(2)米国など複数国も「侵略」と表現している―実情を踏まえた判断。先進7カ国(G7)各国と連携し、ロシアの侵略への非難を強める構えだ。台湾を武力統一する可能性を排除していない中国をけん制する狙いもある。
 外務省によると、林氏は25日夜の日ウクライナ外相電話会談でも「侵略」と表現した。

ーーーーーー

今の時代に・・

恐ろしい話です。
返信する
takeさんへ (タッジーマッジー)
2022-02-27 01:36:21
こんばんは。
「勝弦峠」は国道20号線を「塩嶺峠」に向かって行って、
「やまびこ公園入口」の信号を左に入って登って行きます。
この「勝弦峠」は何度も通っているのですが、
そこから塩嶺峠に繋がる山道は今回初めて歩いてみました。

「勝弦峠の戦い」や「バブルの名残」や「戦時中の遺構」…
どれも初めて知ったり見たりし、この歩道橋も初めてでした。
いつも20号線で峠を通る時、ここで歩道橋を使う人がいるのかしら…
と思っていたのですが、この上からの眺めは良かったです。
いつもtakeさんが峠を下りて来て一瞬見えるという景色です!
湖畔の街並みがマッチ箱の様ですよね。

「勝弦峠の戦い」は私も今回改めて知った次第です。
この解説が分かりやすかったのでリンクさせてもらいました。
地元企業のこの会社は印刷や製本、出版などに関わって、
以前の長野県立歴史館の小笠原氏の企画展のお手伝いもされたようです。
この企画展も見てみたかったものです。

このところ小笠原氏のことが気になって目に付きます。
飯田に行ったら旧小笠原書院も訪れてみたいと思っているところです。
そちらの新聞にこちらの情報が載ることがあるように、
こちらの信濃毎日新聞にも時々山梨の情報が載ってきますよ。
いつも注目して見ています…

松本の「レストラン鯛萬」は記念日などに利用されますよね。
私の友人はここで結婚披露パーティーをしました。
使われている重厚な松本家具も外観の蔦の絡まる建物も素敵なお店…
松本館もですし、takeさんのご存じの場所がたくさん!
あれこれ楽しんでいただけて良かったです。

「美の巨人たち」のお知らせをありがとうございました。
実は我が家はテレビ東京が受信できないのです。
以前は有線放送を入れていて見ていたのですが…
私も以前に藤森先生の案内で「空飛ぶ泥舟」を見せていただいて、
この放送も興味津々なのですが、後でHPを見てみたいと思います。

侵略と侵攻についてのことで、ニュースを伝えてくださってありがとうございました。
武田氏や小笠原氏の戦った時代とは大違いの今の世の中での戦い…
こんなことが起こるなんて、やるせない気持ちでいっぱいです。
本当に恐ろしい話ですよね。
一刻も早い平和的な解決を祈るばかりです…
返信する
takeさんへ (タッジーマッジー)
2022-02-27 09:46:16
おはようございます。
昨夜の「美の巨人たち」はいかがでしたか。
私もHPで見せていただきました。
ユニークな「空飛ぶ泥舟」は一見の価値がある気がします。
私が藤森先生に案内していただいた時のblogを見つけました.
先生は気軽に写真にも納まってくださいました。
こちらです…https://blog.goo.ne.jp/s0i5n9a4no0594/e/93e9924d3e53fa4e31c85f858e20abe2
返信する
勝弦峠 (ran1005)
2022-02-28 10:19:35
勝弦峠は全く知らない場所です。
「やまびこ公園入口」の信号を左に入って登る・・・
そうでしたか・・・
やまびこ公園も、孫が小さい頃数度行っただけで詳しい事は判りません。
タッジ―マッジー様は健脚ですネ。
私も歴史への興味は大いに持って居ますが・・・
地元の歴史にはとんと疎いです。
それに歴史を探索しながら雪道を歩く発想が起きません。
タッジ―マッジー様の行動には驚かされる事ばかりです!
でも、お出かけになったおかげでエナガに出逢えて素敵!
小鳥に出会うにはやはりそれなりの自然環境が適した処でないと無理ですよネ。
一昨日、とても偶然ですが、釜口水門で、塩嶺の小鳥の観察会の
役員だったと言う人に出会って・・・、
文字通り、大砲のようなカメラを持っておられました。
私はちゃちなカメラでしたが、葦の茂みに潜んでいる
ジョウビタキの♂♀やトラツグミなど・・・
潜んでいるのを教えて頂いたのですが、敏捷すぎて私には写せませんでした。

今年は八ヶ岳も蓼科山も雪が少し少なく感じますネ。
北アルプスは例年通りなのでしょうか?
快晴の空と雪原を踏みしめながらのトレッキング。
気持ち良さそうですが、私にはとても真似できないハードな世界に感じます。
私も主人が家を継ぎましたから、人並みにハードな生活をして来た気がして居ましたが・・・
タッジ―マッジー様の自分を甘やかさない厳しいお人柄には何時も感服致します。
現在、すっかり役割が終わって、勝手気ままな自由な立場になったら
心が「もぬけの殻」になって居るのに最近気付きました。
行動力も気力も激減して・・・
タッジ―マッジー様のblogを拝見して居て、叱咤激励されている様な気がしました。
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ran1005さんへ (タッジーマッジー)
2022-02-28 18:19:14
こんばんは。
この「勝弦峠」は塩尻市の北小野地区へ行ったり、
しだれ栗森林公園に行ったりする道…
普段あまり使わない道かもしれませんが、
その手前に「やまびこ公園」があります。
ranさんはそこへはお孫さんと行かれたことがあるのですね。

私も歴史は疎いのですが、あれこれ興味はあります。
それにこの地に住んでもう長いのですが、知らないことばかり…
この道も初めて歩いて知ったことばかりでした。
周囲をキョロキョロ見つつ歩くので発見があったりします。

この森の中では野鳥の声が聞こえていて、
周囲だけでなく上も見上げながら歩いていました。
やはり小鳥の森が近いのでここにも野鳥が多いのでしょうか…
見つけられたのはこのエナガだけでしたが、嬉しかったです。

諏訪湖畔にはよく野鳥観察をされている方がいますよね。
日本野鳥の会諏訪支部の会長さんは長らく岡谷の方が務めておられました。
その方は塩嶺の小鳥バスの案内もされていました。
野鳥観察会もこの日本野鳥の会諏訪支部の方が主催され…
私も何度か参加させてもらって説明をお聞きしました。
釜口水門でそうした方にお会いになったのですね。
詳しい情報を持っておられる方にお話が聞けて良かったですね。

皆さまできる所で、できる立場で生活されていて…
私など、いつも皆様に教えていただくばかりです。
自然を見つめるranさんの姿にもいつも感服させられますし、
その観察力を学ばせていただいてもいるところです。
それに素敵な写真にもいつも癒されていて…
素晴らしいお仕事をされているって思っています!
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