KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★創る喜びは人生の喜び

2015年07月22日 | KAORU♪ in Japan


集中しすぎて、疲れたので気分転換にパン作り♪

といっても、材料入れるだけだけど。

それでも、今日は
いつものオリーブオイルの代わりにココナツオイルを。

塩はハワイの「Hawaiian sea salt」を。

いつものトロピカルフルーツミックスではなくて
「マンダリンオレンジ」を見つけて初チャレンジ。
オレンジリキュールの「コアントロー」を少し混ぜて。



機械まかせだけど、
それでも工夫やアレンジできることってまだまだある。

衣装を作りながら思ったこと。


人生は自分で何かを作り出すほうがダンゼンおもしろい♪


いつのまにやら
「Time is money」がすっかり染み付いてしまって、

買ったほうが安いし、早いし、上手だし!と
既製品の量産体制にどっぷり浸かりこんでいて、
時間をお金で買う。という意識が定着しているけれど、

お金で本当は買えないモノもたくさんあって、

そこには、「愛」という
測ることのできないエネルギーもしっかりと入っていて、

それは、見えないけど圧倒的な存在感として時に、
感動的に誰もの心を打つ。


★・・・・・・・★・・・・・・・・★・・・・・・・★・・・・・・・★


そういえば、
先日中華街のお寺に行った時のこと。

繊細で素晴らしい装飾に圧倒され感激していて、ふと思った。
もともと中国人はすごく手先が器用で、

世界で飛び抜けて素晴らしいものを古来から
作り出していた国民だったのに
近代化の波に飲み込まれ、その手先の器用さを
お金と時間に明け渡し、「Made in Chaina」を
誇りにする変わりに失笑の対象へと変えてしまった。
なによりも、自虐ネタのように自分たちが笑いのネタにしていたり
自国を信じてないところが、心が痛む。


本当は素晴らしい技術と心があるはずなのに、
その器用さが別の方向へと向かってしまったのは、なんだかとっても残念。


中国はもともとは古代から日本が憧れるほどの
先進的で素晴らしく奥の深い文化のある国。

北京、香港、台湾と幾度となく旅をして
たくさんの優しい人々に出会い、
時に助けてもらい、お世話になった思い出もいっぱいある。
そして皆さん、人懐こくてユーモアたっぷりの人も
すごく多いのがとても印象的。

大陸的なおおらかさをふとした瞬間に感じて
私は結構好きなのだと思う。


料理もおいしいし、
好きな国のひとつ。

いつの日かまた、その国民性の持つDNAの
素晴らしさがいかんなく発揮できることを心から願う。


政治的にも歴史的にも、中国のみならず
さまざまな関係があり
複雑で繊細な感情が入り組むけれど

海外を旅すれば旅するほど、私たちはみな
同じ血の通った人間同士であり、

場所は違えど、国は異なっても
魂を磨き続けている真っ最中の存在なのだと実感する。

数えきれないほどの回数を重ねているライフワークのひとつである旅も
どの国に行ってもこれまで助けてもらうことや
親切にしてくださることはあっても
ひどい仕打ちを受けた経験がなく、

ニュースが真実なのか、私の実際に出会った生身の人々が
真実なのか、どちらが現実でどちらが偶像の世界なのか
戸惑ってしまう。
どちらも真実であるとするならば、
私は私の肌で感じた現実を大切にしたい。


それは旅という「創造」からの、私の今の率直な気持ち。



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そしてなによりも

人生そのものが「創造」であり
クリエイトそのものに喜びを見いだすことができる。

なにかをこの手から、この体から、
この心から、この想いから、願いから、

希望から創りだすことは、まさに生きるという
本質だからこそ、充実感や充足感に満たされる。


それはたとえ、誰かに認められなくてもいい。
最高の評価なんか必要ない。


自分のために、自分で創り上げる。


大それたことを目指すなんて、それも不要。


日々の暮らしの中で、何かを創っている喜びを感じているのと

仕事だから、しかたなく、と義務感で行う「作業」とは

同じ動きでもまったく別モノ。



今日のパンは、息子のキライなオレンジだから純粋に私のために♪
1度に食べきれないから小分けして冷凍すればしばらく楽しめる。


よく、世のお母さんたちは
家族が食べないから、という理由で
自分の好きなものを作るのをいつの間にかやめてしまう。

あるいは、自分には、作る才能ないし
ニガテだからという理由で、ムリムリ!と
創作活動からなかば逃げるようにして避けてしまう。


もしくは、自分の人生をクリエイトすることさえもやめて、
他の人に自らの人生を託して、
熱をあげ狂喜乱舞し、その人の活躍が

まるで自分の人生かのようにそのボーダーすら失ない、


自分自身の人生の喜びは?なにがやりたいの?と聞かれると、

ハテ?その人を応援すること…かな?と

うまく答えることができない。


たとえ、ほんのささやかなことでも

たとえ自分で作る料理でも、自分で体を動かすことでさえも
人生を創り上げているのだと気づくことができたなら、

一つ一つの何げない日常が、
とてつもない喜びに変わるのだと思う。


パンの焼き上がりは夜の9時。
どんな味にできあがるのかな♪

高千穂の衣装は、もう陽が暮れるまでやろうかな?

それよりも…さっき窓から入ってきた大きい蜂!を
どうしよう~~~(^ー^;A





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★高千穂 奉納の衣装作り

2015年07月22日 | KAORU♪ in Japan



9月に高千穂の荒立神社にて
花の奉納をさせて頂くという
本当に素晴らしい機会を得ることができました♪


花はどうしよう。
これはまだイメージが浮かんでこないのですが

まずは衣装から。


白いシルクのオーガンジーと、
フェルトで作りたい!と思って、
開催決定後すぐに材料を選んだのが春のこと。

いよいよ、この真夏の暑いさ中に作り始めます。



イメージに近い手持ちのマントのようなシルエットをベースに
あとは衿と袖をつけよう。

フェルトは、アシンメトリーなカッコイイデザインを白1色で。


白に白を重ねて、私の心も魂も
より無色透明に近づいて輝いていきますように♪と

願いを込めながら、まずは型紙作って、裁断、
チクチク仮縫いしてからミシンかけ。


どんなのできるかな~♪
楽しい時間の始まりです(≧∇≦)ノ☆


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