有馬温泉癒しの森の入り口にある幻のアジサイ「シチダンカ(七段花)」が咲きました!
龍泉閣からは徒歩で約45分、頑張って撮影して来ました。
シチダンカは江戸時代末に長崎にやってきたシーボルトが、著書『日本植物誌(フロラ・ヤポニカ)』で紹介しましたが、実物や標本を見たという人が現われず、長らく「幻のアジサイ」と呼ばれていました。
昭和34年に神戸市立六甲山小学校の職員が、六甲ケーブルの沿線で発見し採取しました。その後、シチダンカは、神戸市立森林植物園などでさし木されて増やされ、各地で植えられるようになりました。
ぼってりとした大型のセイヨウアジサイとは違い、小さな星がきらめくように咲くシチダンカは、どことなく気品のある清楚なたたずまいで、六甲山を代表する花としてぴったりです。
昨年に比べ、シチダンカの群生も増えてきました。
葉っぱの緑が一面に広がっていて、その中にきれいなうす紫色の花が本当に星のようにちりばめられています。
白い清楚な花は、とてもきれいで絵のようです。
有馬温泉癒しの森では、6月28日(日)に、癒しの森開設2周年を記念して「ノルディックウォーキング」が開催されます。インストラクターの初心者講習がありますので、初めての方でも安心です。鮮やかな木々や自然に癒されながら、運動と温泉の健康づくりを楽しみませんか?