今年の紅葉は全般的によくない。
それは猛暑のためとか、なかなか気温が下がらずに、紅葉になりにくかった。
また、急に気温が下がって、霜にやられて、紅葉の色が茶色になったり、チリチリに枯れてしまったとよく聞いた。
天候不順などのため、紅葉がだめだったとよく言われている。
さて、地球温暖化の影響でここのところ5年くらいは紅葉の状態が良くないと言われて、久しい。
確かに、よく撮影に出かけている尾瀬では10年以上前には霜の降る日も多く、10月の半ばには雪が降った気がする。しかし、10年くらい前から、10月の同じ時期に行っても、なかなか霜にも出会わないし、雪の降る日も以前と比べて、遅くなっているのは間違いない。
しかし、全般的にはそうだったかもしれないけれど、私が撮影に行ったところは、そんなに悪くなかったと思っている。
20年以上通っている尾瀬では紅葉が良くなかったと思うけれど、今年の裏磐梯や前日光の大芦川渓谷の近く古峯神社や古峯園の紅葉はそれなりに素晴らしかったと思う。
やっぱり、時期的なものがあって、一番いい時期に撮影に行けば、何とかきれいな紅葉があるものだ。
その時期が微妙にずれているなどして、いい紅葉の時期に当たっていないからだとも思う。
日本の美しい四季、また、季節の変わり目というものは存在してほしい。
はたして、地球温暖化や気候変動の影響で日本の四季や自然風景がどうなってしまうのだろうか。非常に危惧している。