goo blog サービス終了のお知らせ 

りゅうのガラスでゆったり時間

ガラス工房りゅうのブログ~普段使いの器を作っています 家の暮らしにも溶けこんでいる、りゅうのガラスとの日々をお送りします

トマトのコンポート

2011-08-19 15:25:44 | Weblog

 この夏は、娘と一緒にミニトマトを作りました。
プランター栽培なので、買ってきた苗は3種類、各1ポット。
日当たりが良かったので、ぐんぐんと大きくなりました。

わき芽を取るのですが、捨ててしまうにはもったいなくて。。。
わき芽から取れるトマトは、小さいよと言われていましたが、
プランターを買い足して、植えることに。
成長すると、またわき芽ができて、どうかなと思いましたが
いくつか植えてみました。

花を見つけると、「この花が終わって、トマトの実になるんだよ」と
説明するとうれしそうな娘。
株が増えて、想像するのは、ボールいっぱいの真っ赤なトマト。
水やりにも精がでます。

最初に収穫したトマトは、もちろん娘の口へ入りました。
想像していたものよりは小さく、孫の苗のトマトはもっと小さく
かわいらしいものでした。

収穫したトマトで、コンポートを作りました。
白い器に赤いトマトがかわいく光ります。
冷たいデザートで、暑さを忘れたひと時でした。









古きものの価値

2011-07-10 22:21:30 | Weblog
『koko kaltio.(ココ・カルティオ)』にて開催されておりました『手仕事にそよぐ懐古』展
本日をもって終了でございます。

ご来場いただいた皆様、まことにありがとうございます。



さて、終わってしまってからもなんですが
今回ご一緒させていただいた“どうぐや”サンの作品をご紹介。

古い蚊帳を裁断してコースターやタペストリーなどに再構成。
裁断した時の端っこも捨てたりしません。
上の画像の氷一輪が乗っているテーブルセンター、端っこがパッチワークされ
デザインになっています。



こちらは柿渋染めメインのコースター。結構手が込んでます。
年代ものの素材、と言うだけで十分魅力があることなのに
手抜きなくしっかり仕立て上げる。
素材に対する敬意なのかもしれません。

改めて今回のテーマである“懐古”についてふと感じました。
忙しない現代に疲れた時、私たちは古きものに癒しを求め、魅力を感じます。
ただし、古き魅力あるものは、ただ古いだけではダメなんですよね。

古くなっても用を成すように人の手による仕事がなされていること、が要なんだと思います。



コースター買って来ました。

いいですよ。

美味しそうなガラス

2011-07-09 22:27:38 | Weblog
『手仕事にそよぐ懐古』展、『koko kaltio.(ココ・カルティオ)』にて やっておりますよ。



先日の在廊中にお客様から「ガラスの器が美味しそう」
との感想がありました。
・・・・
面白い表現です。
確かにお隣のkokoさんのキャンドルは、
和菓子みたいに美味しそう。
そこから連想されてのコメントかも知れません。

そういえばよく、なにかにつけ「カワイイ~」と
コメントする方々もおりますね。
形がどうとか色がこうとか言うよりも 

「カワイイ~」

・・・なにか、いっぺんに世界観まで表現できそうな
便利な言葉です(笑)


これに比べると「器が美味しそう」は、もう少し深いところを
表現している気がします。
「美味しそう」の先には“甘い色味”だったり
“ふっくらした形”などの具体的なイメージが湧いてきます。




この紗々模様の小鉢も、波打つガラスのトロっとしていて
ツヤっとした感じと、琥珀色のキャラメルのような甘い懐かしさ。

ホントだ。美味しそう。

“美味しそう”は最高の褒め言葉ですね。ありがとうございます。

こころがほぐれます「手仕事にそよぐ懐古」展

2011-07-07 15:06:20 | Weblog

『手仕事にそよぐ懐古』展、只今開催中です。

昨日はギャラリー『koko kaltio.(ココ・カルティオ)』にて在廊しておりました。
ご来場いただいた皆様、まことにありがとうございます。



kokoさんは光がとてもきれいです。

一方の面に限定された採光窓はこもれびのような光を導いていました。
モールの皿が、まるで水がたたえてあるかの様に輝いていました。



琥珀色のフラワーベースにキャンドルが灯されています。
モールによる紗々模様にはランプシェードとしての魅力もありますね。


そして日が暮れて・・・




ギャラリー内の雰囲気がしっとりしてきます。時によってうつろいゆく光は
ギャラリーの空間を深く、魅せてくれているのでした。

いや~この居心地の良さ、きっと長居してしまいますよ。

夕方7:00までオープンしています。
皆様、ゆっくりとご堪能下さい。

「手仕事にそよぐ懐古」企画展

2011-07-01 20:54:52 | Weblog



静岡の富士市にあるギャラリー、
『koko kaltio.(ココ・カルティオ)』にて企画展が開催されます。
『手仕事にそよぐ懐古』展。
7/2(土)~/10(日)まで。

ギャラリーオーナーでもあるキャンドル作家鈴木有紀子さんと、
古い蚊帳を再構成して作品をつくる工房 どうぐやさんと、
そしてりゅうのガラス。

皆、少しずつレトロ好きでそちらの雰囲気漂うしっとりとした
展示になりそうです。

先立ってガラスの搬入に行って来ました。
細長い空間の片側に採光窓があり、
木漏れ日のような光が射してきます。





いよいよ明日からです。
出番待ちのうさぎたちが窓辺に集まっております。
居心地のいいギャラリーですよ。
ぜひお越し下さい。

おやつの時間

2011-06-29 20:28:24 | Weblog



こどもとのおやつタイム。
親子共々、食べることがだ~い好き!!
そして、やっぱり(?)好みも一緒。

今日のおやつは、「さつまいもと黒豆の茶巾」。
ふかしたさつまいもと、黒豆を混ぜた簡単なものだけど、
たまに食べたくなる好きなおやつの一つです。

私が、さつまいもだ~い好き!
と言えば、娘もさつまいもだ~い好き!

お豆もだ~い好き!!
と言えば、娘もお豆だ~い好き!!と言い張って。。

そして、自分の分を食べ終えると
もちろん私のを狙ってくる。。。

美味しくて、楽しくて、そして
うかうかとしていられない
おやつの時間なのでした。

今回使ったのは、りゅうのガラス『雪名残5寸鉢』です。
おやつの色が地味だけど、白い器で上品な感じ?
今日は、二人で摘んだ花も添えました。


りゅうのガラス展~光を包む器~ 終わりました

2011-06-22 22:32:14 | Weblog



吉祥寺のmono gallery での個展が、無事に終わりました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

今回は、期間中ギャラリーにいられたので
皆様と直接話ができてよかったです。

りゅうのガラスを通して、新たな出会いがあったり、
作品に対する想いを伝えることができたり、
モノを生み出す側、使う側の目線や感覚の違いを知ることができたりと
有意義な時間だったと思っています。

では、最後に一つご紹介。
ペンダント『りゅうのつめ』です。
色ガラスの違いで、一つ一つ趣が変わります。
また前後でも、色の濃淡が違うものもあるので、
服の色に合わせて向きを変えて楽しめます。
長さの調節もできて、使い方も幅広い。
どれにしようかと、鏡の前で悩んでしまうようでした。

光にかざすと、とてもきれいです。
ふとした時に、空にかざしてみてください。
ちょっぴり癒されますよ。





今年の夏も、暑そうです。
どうぞ、りゅうのガラスで、涼を楽しんでください。








りゅうのガラス展 ~光を包む器 5~

2011-06-19 16:23:34 | Weblog



今回来ていただいたお客様で「ガラスの透明感がスゴイですね。」
との感想をいただきました。

ただ、特別なガラスを使ってる訳ではないんです。






透明感がキレイ、と言われたのは主にこの器。
上の写真の『菊底の器シリーズ』と、こちらの『モールの器シリーズ』
どちらもガラスに凹凸を付けることで光の装飾をまとわせています。
つまり、“とても透き通っている”ということではないんですよね。

透明で何も見えない時より、形の変わり目などの反射やガラスの厚みによる
景色の歪みに気づくことで、初めて透明を感じるわけです。

それと、理由のもう一つは、かっこよく見せるためにライティングしてるってのは
ありますけどね(笑)。

“透明感”もガラスの器の美味しさの一つですね。

りゅうのガラス展~光を包む器~
明日までとなりました。
どうぞ、足をお運び下さい。

りゅうのガラス展 ~光を包む器 4~

2011-06-18 16:25:37 | Weblog



本日は、お花にておもてなし。

先に紹介しました『キャンディーポット』に紫陽花を。
窓辺の光でとてもみずみずしいです。





紫紺色の大鉢に蔓を這わせ、ブラックチェリー色のカラーを添えました。
モール皿の影とも相まってとても楽しい。





と、思ったら紫紺色の器が売れてしまったので、
『雪化粧の器』に生けました。
ぐっと趣変わって和の感じに。

同じ花材で、こんなに雰囲気が変わるのですね。
いろいろな器での花あしらい、お楽しみ下さい。

りゅうのガラス展 ~光を包む器 3~

2011-06-17 15:26:03 | Weblog


りゅうのガラス展も中盤。
今日は、“うさぎ”のレポートでお送りします。





まずは編集会議。
「何をレポートしようか。」
「私たちからは、あの作品とやっぱりあれかな。。。」
「ではレポート開始!!」

なんて、話し合っている様子ですね。
ちなみに、このうさぎたちも今年生まれた新作です。
好きな座布団を選んで座れますよ。





「こちらは、『雪名残蓋物』といいます。
雪のような白の蓋もの。
なんだか郷愁を誘うなぁ。

すっと立ち上る取っ手がステキです。」




「あぁ お月様。いいなぁ。
『朧(おぼろ)』という名のテーブルランプです。
春の霞み空に見る、月明かりのようです。
こう並んでみると、月から飛び出したうさぎみたいです。」

以上、うさぎのレポートでお送りしました。