第110作目の連続テレビ小説。
個人的には非常につまらなかった。
というよりも重かった。重すぎた。連続テレビ小説で取り上げるテーマだろうか?
女性初の弁護士ということだったけど、この主人公が弁護士になるまでの過程は非常に楽しかった。
ただ、主人公が恩師である穂高氏への態度に大きな違和感を感じ、「はて?」。
そして正論の波状攻撃、理屈っぽいというか杓子定規と言うか、なんか辟易するシーンがかなり増えていった。
そして場を和ませてくれていた主人公の父や兄や夫が次々と亡くなり、私の中で心和むシーンが少なくなり、次から次へと問題が現れ私に逃げ場がなくなりました。戦争だけでも重いのに、同性愛から尊属殺人・・・それ以外にも。
最後は裁判官で終わったが、テーマが多すぎて私の頭の中は処理不能。何を伝えたかったのかよくわかりません。
連続テレビ小説に求めるのが明るさなので、エライ作品に引っかかってしまったなと後半になるにつれ後悔が大きくなるという展開。半年頑張った自分を褒めてあげたい。
妻はまあまあ面白かったと言ってるので、私個人が面白くなかったのかもしれません。
主演は伊藤沙莉でしたが、別の女優だったらとずーと夢想してました。彼女がいくら熱弁を振るおうと心に響かない、残念ながら伊藤沙莉の演技が自分のキャラ(イメージ)を超えられてないなと映りました。とは言え、女優としての彼女は好きですしこのブログに何度も登場していると思いますので頑張って欲しいです。
「ブギウギ」が面白かったので今回観ました。
今回つまらなかったので次回の「おむすび」は観ません。
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