流行るお店は、リピートのお客さん、常連さんがいるところですが、
では、なぜ、足繁く通ってくれるのか?
その要素はいくつもあるかと思いますが、
店主(店員)さんの気立てのよさ、
これがあるかないか。
気立てとは、
他人に対する態度などに現れる、その人の心の持ち方。
いわば、その人の気質です。
この心持ち、気質の現われは、先天的なところが大きいと思います。
仮に気立てのよさでお客さんがよく通うということであれば、
それはいつも気立てのよさがそこにある、ということです。
特定の人に限りということもなきにしてもあらずですが、
「流行っている」とは、誰にでも、その気立てのよさを感じさせているわけです。
継続して「気立てのよさ」を提供できるのは、
無意識でやっているところが多分にあるのではないかと思うので、
先天的な領域が大きいと考えます。
一方で、後とから気立てのよさをつくりだすことはできないのか?
と言えば、そんなことはないと思います。
心配り、気遣い、 気が利く、優しさは、
意識してのもの
つまり、気づきによって出来るものでもあります。
何のために?
誰にために?
行うのか、
外への提供が、
内なる気づきによって
そうしたい、
それは自分のためにある
(独りよがり的なものではなく)
と気づいたときに、
気立てのよさが発揮されるのではないかと思います。
『あ~気立てのよい人(お店の人)だなぁ』
と感じたとき、
『この人のこの気立てのよさはどこから来ているのだろう?』
グラスを傾けながら考えるのも悪くありません(笑)。
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