浦和レッズの2018年の布陣を考える

　去年は書き忘れたけど監督も（去年途中からですが）ミシャから堀さんに変わったんので心機一転また浦和の2018年の布陣を予想してみようと思います。昨年は4-1-4-1のフォーメーションでしたが今年は4-3-3でいくみたいですね。

FW・・・中央は昨季20ゴールを決めたエースの興梠が軸になる事は間違いありません。4-1-4-1ではACLを含めて終盤孤立が目立ちゴール数が伸びませんでしたが3トップにする事で今年は孤立する事は減ると思いますので昨季並のゴール数を期待したいです。興梠不在時は高さのあるズラタンが控えの1番手で堀さんからあまり評価されてない李は今年も厳しい1年になりそうですね。ウイングは右はマリノスから加入のマルティノス、左は武藤の並びが濃厚なのかな。マルティノスの突破力の凄さは何度も見てますがカードを貰う回数が多いのが気になる所。多くの移籍金を齎したとは言えACL優勝の立役者となったラファの移籍は非常に痛かったですね。梅崎や高木も移籍してしまい両サイドはかなり層が薄くなってるだけに新加入の武富、ユースから昇格しPSMでゴールを量産した萩原にも期待したいですね。

MF・・・インサイドハーフの2人はキャプテンに就任した柏木、日本代表にも選ばれた長澤が軸になるのは長澤はW杯のメンバーに選ばれる為にも去年後半以上の活躍を期待したいですね。この2人に割って入る可能性があるのは湘南から復帰の山田直輝。昨季は湘南のJ2優勝にも大きく貢献し自信をつけての3年ぶりの浦和復帰となるだけにこれまでとは違うという部分をプレーで証明して貰いたいですね。アンカーは昨季レギュラーの青木かW杯メンバーを狙う遠藤の一騎打ちかな。個人的には遠藤を推したいけど堀さんの信頼度の高さを考えると青木の可能性が高そうです。この2人がダメでも阿部も控えてるだけに中盤の層はかなり熱いと思います。

DF&GK・・・4バックのセンターはマウリシオ、阿部、槙野に加え神戸から加入の岩波も加入し層はかなり熱くなりました。PSMを見る限りはマウリシオと槙野のコンビになりそうですが個人的には左サイドバックの宇賀神の不安定さが気になるだけに左は槙野でマウリシオと組むのは新加入の岩波を推したいです。右は森脇が怪我で離脱した現状を考えると遠藤がファーストチョイスでバックアップが岩波もしくは昇格組の橋岡になりそうですね。GKは西川&榎本のコンビで問題無し。西川もW杯メンバーに選ばれる為にはACL並のパフォーマンスを期待したいです。

　以上を踏まえて2018年の布陣を考えてみました。

FW:興梠（ズラタン、李）、武藤（萩原）、マルティノス（武富）
MF:柏木（武富）、長澤（山田）、青木（遠藤、阿部）
DF:槙野（宇賀神）、マウリシオ（槙野）、岩波（阿部）、遠藤（森脇、橋岡）
GK:西川（榎本）

　ウイングの層の薄さ、本職のサイドバックが不在という部分は気になりますが幸か不幸かACLが無い事を考えれば陣容は悪くはないと思います。目指すは勿論優勝ですがラファ離脱のマイナス部分を考えるとACL出場圏内が現実的な目標になりますかね。序盤で負けが混むと去年後半の嫌な流れが蘇るだけにいまずは序盤にしっかりと勝ちを重ねて貰いたいです。後は槙野を除けば今の浦和にW杯当確メンバーは1人もいませんがが興梠、長澤、遠藤、西川辺りは序盤戦でしっかりとアピール出来ればW杯に選ばれる可能性も充分あると思います。彼等の良いプレーを見せれば必然的に浦和の結果も良くなりますのでチームの結果は勿論の事、個人でもアピールして貰いたいですね。