RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

8/23 FC東京VS浦和レッズ at 味の素スタジアム

2014-08-24 00:28:32 | レッズ























 試合前までリーグ戦での失点数の少なさが1位と2位のクラブの対戦だった訳ですが終わってみれば4-4というサッカーではあまり見られない大味な展開となりました。レッズ的には2点ビハインドの状態から追い付いての引き分けなので評価は出来ますが例年同様苦手な夏場で勝ち点を伸ばせない苦しい状態が続いてるのが気がかりですね。

 試合の入りは良かった訳です。前半6分に右サイドから平川→啓太と繫ぎ最後は梅崎が左サイドから切り込んで放ったシュートが決まりあっさりレッズが先制しました。神戸戦でのガッカリな出来が嘘の様に梅崎の得意の形のゴールを観る事が出来ました。ここで先制したレッズがゲームをコントロール出来れば良かったんですけど直後の9分に啓太と宇賀神の中途半端なパス回しが奪われその流れから得たCKを高橋に決められ同点。せっかく良い入りが出来たのに自分達のミスであっさりその流れを消してしまいました。

 更に15分にカウンターから裏へ抜け出され売り出し中の武藤に決められて逆転。更に23分にはどうみてもPKじゃないだろという接触プレーがPKを取られそれを河野に決められ1-3に。あの程度の接触でPKを取る主審岡部のレベルの低さにも残念ですが正直1点目のつまらないミスが無ければこんな展開にならなかったのになと思ってしまいました。

 その後はレッズの悪い流れ時お馴染みの後方でチンタラパスを回すだけで攻撃の糸口すら掴めない状態。そんな中でFC東京サポの「オーレ!」の歓声の中で回されたパスから裏を取られ再度決定的なピンチとなりますが底は西川が何とか防ぎ致命的な4点目は免れました。

 
 そんな嫌な流れを変えたのは興梠でした。43分に自らの突破で得たPKを豪快に決めて1点差に。リーグ戦ではレッズとしては今季初めてのPKだったようです。本来なら阿部がキッカーだと思いますが本人曰く嫌な流れを変える為に自分で蹴ったそうです。去年PKを1回外してるだけにちょっと不安でしたがきっちり決めてくれました。

 後半は1点差になった事で精神的に余裕が出来たレッズの攻勢が続き後半15分に左サイドから槙野が突破し、最後は平川がこぼれ球をスライディングキックで押し込み同点に追い付きました。ただせっかく追い付いたのにその流れを続けられないのがレッズの悪い所。直後の後半19分に武藤に左サイドからドリブル突破され原口を彷彿とさせる様な豪快なミドルを決められ再度リードを許してしまいました。敵ながらあっぱれのシュートではありますが森脇、槙野の対応も甘かったなと思える展開でした。

 リードを許したレッズは故障明けのマルシオ、更には李を投入し一気に攻勢に出てきました。そして後半35分にルーズボールを上手く拾った李がPA内で倒されて本日2本目のPK。これを李がきっちり決めてレッズが再度同点に追い付く事が出来ました。その後レッズに2本決定的なチャンスがありましたが森脇のミドルは惜しくも枠外、関根が左サイドを粘り強く突破し、最後はマルシオが決定的なシュートを放つもゴールライン上でクリアされゴールならず。結局4-4というレッズ的には今季最多得点と最多失点を記録し引き分けに終わりました。


 個人的に1番良かったのは梅崎。ゴールは勿論の事神戸戦での不甲斐ない出来が嘘の様にシュート、ドリブルと攻撃への意識が高く躍動感あるプレーを見せてくれました。この出来を維持してもらえれば原口不在を嘆く事も無くなると思います。


 そしてようやくリーグ戦初出場を果たしたマルシオ。やはり彼がボールを持つと攻撃のリズムが良くなりますね。終了間際のシュートが決まってれば言う事無しですが初戦でこれだけ動ければ充分でしょう。攻撃の選択肢が増えたのは大きいですね。更に李もPKとは言えゴールを決めたし、関根も短い出場時間の中で決定的なチャンスを作る等途中出場の選手が結果を出したのは大きいですね。これで得点力不足に陥りがちな最近の状況が改善出来ると良いのですが。

 守備に関してはミスからの失点で流れを崩してしまったのでともかくゴール前でのつまらないミスを無くす事を徹底してもらいたいです。去年の様に守備の自滅で優勝を逃すと言う事は本当避けて貰いたいです。

 3位鳥栖、4位鹿島が勝利した為上位4クラブが勝ち点差2の中でひしめき合う大混戦となってます。ここでつまずかない為にも来週の大宮とのさいたまダービーをきっちり勝利して勝ち点3を積み重ねて貰いたいです。