RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

7/27 浦和レッズVS鹿島アントラーズ at 埼玉スタジアム2002

2014-07-28 02:36:19 | レッズ















 追い付かれてのドロー、無失点記録は途絶える、上位クラブが勝ち切ってる中でのドローと結果だけ見ればネガティブ要素が多い結果ですが、猛暑の中での連戦最終日且つ若くて体力のある選手が多い鹿島の方が決定機の多い内容だっただけにドローに持ち込めて良かったとポジティブに捉える事にします。まあそれも西川のおかげですが。

 序盤から予想以上に鹿島が引いてきたためレッズがボールこそ保持するも最後の部分で崩せず逆にカウンターから危ない場面を何度か作られました。それでも前半20分にCKからこぼれ球を興梠が押し込みレッズが先制。興梠はこれで2年連続で古巣相手のゴールとなりました。去年は物議を醸し出したゴールでしたが今年はこぼれ球とはいえきっちりとゴールを決めてくれました。

 その後も先発抜擢された関根がいる右サイドを中心にレッズが攻めますが前半30分に柏木のパスが奪われダヴィのスルーパスを受けた柴崎が西川のニアサイドを豪快に打ち破って決められ同点ゴールを決められました。シュートは敵ながらあっぱれのシュートでしたが8試合659分ぶりの失点はレッズらしいパス回しを奪われてからの失点となってしまいました。

 その後も鹿島ペースが続き守る展開が多かったですね。大黒柱柏木は怪我明けでパスの精度がイマイチ。序盤積極的に仕掛けていた関根も徐々にトーンダウン。失点以降はチャンスらしいチャンスは作れませんでした。


 後半もチャンスを多く作ったのは鹿島。ダヴィ、途中出場の本山に決定的なシュートを放たれるも西川が防いで勝ち越しゴールは許さず。ただレッズのチャンスらしいチャンスは関口のシュートのみでそのシュートも枠にも収まらず。関口、李、青木と途中出場の選手も悪い流れは全く変えられず、西川のファインセーブに救われて敗戦を免れました。






 スタメン抜擢で期待していた関根ですが精力的に動くも決定的な形は作れませんでした。柏木との呼吸もイマイチ合わず。守備面の軽さを狙われ関根のサイドを狙われてピンチを迎える場面も何度かありました。守備面の不安を考えると関根をスタメンで使うならシャドーのポジションの方が良いと思いますがこのポジションの序列は高くない現状を考えると当面はサイドのスーパーサプでの起用が続きそうですね。

 そのシャドーのポジションですが柏木も良くなかったんですけど同じくスタメンの梅崎もチャンスらしいチャンスは作れず。途中出場の李も含めてシャドーの選手が全員イマイチだとそれはゴールも奪えないよねって話です。原口の抜けた穴の大きさを生観戦して改めて実感してしまいました。常時出場の選手の調子がイマイチなら直輝や矢島も試してもらいたい物ですがミシャの構想には無さそうですね。柏木の復調とマルシオの復帰を待つしか無さそうです。

 西川以外に良かったと思える選手は森脇ですかね。一時期多発してた不用意なパスミスは無く攻守に走り回っていたと思います。欲を言えばもう少し関根、関口にもう少しパスを回して貰いたかったですね。

 ポジティブ要素の少ない試合ですが勝ち点1でも上積み出来ただけでも良しとしましょう。連戦は終わり、8月は神戸、川崎、広島、FC東京と上位クラブとの試合が続き締めが大宮とのダービーと気の抜けない試合ばかりとなります。昨年同様ここで踏ん張れず失速の兆候が見えてしまうのかもう一踏ん張りして優勝争いに突き進めるのかがはっきりする大事な1カ月となります。ここを何とか乗り切って同じ過ちを繰り返さない様にして貰いたいです。