RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

3/31 浦和レッズVS川崎フロンターレ at 埼玉スタジアム2002

2012-04-01 00:00:14 | レッズ
 雨も降り風も強くメッチャ寒かったので画像を取る余裕が無く今回は画像は無しです。この悪天候という事で近場且つアウェーの動員力があるフロンターレ相手にも関わらず観客動員も25743人とかなり少なめでした。

 さて試合序盤からフロンターレが攻めレッズが守ってカウンターという構図が続く展開でした。そんな中で前半10分左サイドを突破した梅崎のクロスをポポが合わせてレッズが先制しました。ポポにとってはレッズ移籍後公式戦初ゴールとなりましたね。ポポのドンピシャヘッドも見事でしたが今日は梅崎のドリブルに切れがありましたね。アシスト以外にも何度か良い突破がありましたね。

 その後もフロンターレペースだったんですけど決定的なピンチはなく逆にレッズはカウンターから決定的なチャンスが2回ありました。ポポのスルーパスを受けた柏木がGKと1対1になりGKもかわしたんですけど角度がなく矢島へのパスも相手にカットされてしまいました。この場面は柏木にはGKかわす前にシュートかその時点で横でフリーだった矢島にパスして欲しかったですね。後は左サイドの柏木のクロスを平川が折り返して矢島にパスしたんですけどシュートコースが狭く相手に当ててしまいました。厳しい場面だったとはいえこの試合矢島は目立ってなかっただけにこの場面は枠に入れてもらいたかったですね。

 前半は1-0で折り返したんですけど後半フロンターレは矢島を投入して3トップに切り替えてからより主導権を握り59分に小松のヘッドでの折り返しを矢島がこれまたヘッドで押し込んで追いつかれてしまいました。去年から采配に関してあまり評価されてない相馬監督ですがこの矢島投入の采配は見事に的中しましたね。

 更に追い打ちをかけるかのように阿部、槙野と攻守の要の選手が次々と退場してしまいました。阿部はともかく槙野の2枚目はどうかなと思いました。というかフロンターレもかなりラフプレーあったのに全然カード出さないんですよね。まぁ主審が迷ジャッジに定評のある家本な時点で試合前から荒れそうだなと思いましたがまぁ見事に試合を壊してくれました。審判に試合を壊されるのは勘弁してもらいたいですね。

 9人となったレッズは完全に引き分け狙いの体制に入りました。全員で守り柏木と途中出場のマルシオ リシャルデスの2人でキープ、もしくは前に蹴りだすという形でフロンターレの猛攻を凌いでいきました。サポーター席からも「We are REDS!!」コールや「PRIDE OF URAWA」のチャントで選手を盛り上げていきました。そしてロスタイム含め20分近い9人の状態を耐え抜いて引き分けに持ち込みました。試合終了後は審判には大ブーイング、そして守り抜いたレッズの選手たちには大きな拍手が起きました。引き分けにも関わらず北側ゴール裏からも珍しく「浦和レッズ」コールが起きていました。

 終始相手に主導権を握られ、前半試合を優位に進める為の2点目を決めるチャンスがあったにも関わらず決め切れずに結局追いつかれてしまう等反省点の多い試合だったという事も事実です。特に相手に主導権を握られると自軍内で横パスを回すばかりになる時間が増える点は即修正が必要な部分だと思います。

 ただ今日の試合に関してはポジティブに9人になったにも拘らず相手の猛攻に耐え勝ち点1を確保した点を重要視したいと思います。それだけ9人になってからの選手達の気迫満点の守備は観ていて感動しました。幸い阿部と槙野の出場停止は4日のナビスコ杯ジュビロ戦で行使されますので来週のリーグ戦に支障はないみたいです(勿論ナビスコ杯も大事ですが)。今日の試合の課題をしっかり修正して次節のアントラーズ戦に臨んで貰いたいです。調子が悪いとは言え相性の悪い相手ですからね。きっちり勝利して上位浮上を目指してもらいたいです。では最後に出場した選手を個別にコメント付き採点を付けていこうと思います。かなり主観が入ってますので暇潰し程度に見ていってください。

GK:加藤 5.0・・・ファインセーブもあったけど天候の影響かキックミス、キャッチミスが目立ってました。
DF:坪井 6.0・・・守りのミスは殆どなかったですね。
永田 6.0・・・失点以外は問題なし。守勢の為攻撃面での貢献はなかったです。
槙野 5.5・・・微妙な判定だったとはいえ退場は減点材料ですね。攻撃では目立てぬも彼の守備力の高さは発揮された試合でした。
MF:平川 5.5・・・攻守ともに目立ってなかったです。
鈴木 5.5・・・平川同様存在感を発揮できず途中交代。
阿部 5.0・・・キャプテンとして攻守の要として彼の退場はあってはならない事だと思います。
梅崎 6.5・・・前半の彼は久々にキレのあるドリブルを見せてくれました。
柏木 6.0・・・前半の決定機はGKをかわす前に何とかしてもらいたかったんですけど9人になってからのキープ力、ボールへの嗅覚は見事でした。
矢島 5.0・・・2回のチャンスを決め切れず。それ以外も守勢の展開では見せ場を作れませんでした。
FW:ポポ 6.0・・・屈強な守備陣の隙を突いた先制ヘッドはお見事。これからはデストボビッチ、マルシオとの1トップ争いが激しくなりそうです。

Sub:マルシオ リシャルデス 5.5・・・決定的な仕事をしてないですがであの状況の中で彼のキープ力は頼りになりました。 
山田暢 5.5・・・守勢の中ベテランらしく落ち着いた対応をしていたと思います。
濱田 5.5・・・引き分けに持ち込むための起用の中で与えられた仕事は確実にこなしてました。