アルベルト・ザッケローニ

　サッカー日本代表はパラグアイ代表に1-0で勝利したみたいですね。親善試合とは言え1度大舞台で負けた相手に連敗しない事は良い事だと思います。ゴールを決めた香川は所属するドルトムントでもレギュラーの座を掴みかけてる位好調らしいので調子を維持してほしいです。細貝も出場したみたいですが試合を観ていませんので何とも言えませんがフル出場を果たしたという事で勝利に貢献出来たんじゃないですかね。代表で得た経験をレッズでも活かしてほしいです。

　さて今更ですが日本代表新監督に就任したザッケローニ氏について少し書いていこうと思います。監督としての実績はこれまで就任してきた日本代表のどの監督よりも優秀なんじゃないですかね。ミラン、インテル、ユベントスとセリエAビック3の監督を経験して尚且つミラン時代にはクラブをスクデット（Jリーグで言うリーグ優勝）獲得に導いてますからね。

　反面ミランでスクデットを獲得した98-99シーズン以降は大きな実績を残していません。以降ラツィオ、インテル、トリノ、ユベントスの監督に就任していますが芳しい成績は残せず1年で辞任、もしくはシーズン途中で解任されています。更にイタリア以外で監督経験が無く異国の地でどれだけ適応能力があるのかも現時点ではわからない状態であります。

　近年の監督実績に乏しい点と異国の地での適応能力と言うマイナス要素はありますが世界的にも知名度があって攻撃サッカーを好む監督という事で個人的には期待してます。イタリアよりはプレッシャーの少ない環境だと思いますのでまずはじっくり選手を見極めて納得するチーム作りをしてもらいたいです。

　最後にザッケローニ監督就任を決断した原博実日本サッカー協会技術委員長を個人的にはかなり評価しています。監督決定までに時間がかかったのは減点材料ですがオシムが病気で倒れ急遽就任した岡田氏、川渕の独断で就任が決まったオシム氏、ジーコ氏と違って自分達で探して自分達で選んだ監督というのが重要なポイントだと思います。ザッケローニがまだ日本代表監督としてまだ何も結果を残していない状況ではありますが現時点で代表監督選びという大仕事をこなした原氏にはお疲れ様でしたと言ってあげたいです。