RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

偉大なる背番号22

2010-09-06 02:41:00 | レッズ
 今日から天皇杯2回戦が始まりましてレッズは東京国際大学相手に7-0で勝利したみたいですね。格下相手とはいえここ数年天皇杯初戦は苦しんでばかりの状態でしたので快勝出来たのは大きいです。得点者にエスクデロ、原口の若手2人が入ってるのは嬉しいです。伸び悩み気味のこの2人が主力陣からレギュラーを奪い取る位のブレイクしてくれると面白いんですけどね。

 この試合終了後にプレミアリーグ2部のレスターへの移籍が決まってる阿部勇樹がピッチ内に表れてサポーターに挨拶したみたいですね。2007年にジェフから移籍して約3年半常に主力選手として活躍してくれました。時にボランチ、時にセンターバック、時にサイドバックとチーム事情で様々なポジションを任されましたがどのポジションでも高いレベルのプレーを見せてくれました。南アフリカW杯ではアンカーというボランチよりも更に守備的なポジションを任されて日本代表のベスト16進出に貢献していました。守備だけでなく攻撃面重要なゴールを決めてくれました。特にセットプレーでのキックの精度の高さ、ヘディングの強さはレッズの重要な得点源となっていました。

 阿部に関して印象に残ってるプレーはやはり移籍1年目のACLでの活躍ですかね。準決勝では同点ゴールをアシストして両足をつる程疲労困憊な状態になりながら120分間全力でプレーし続け更にはPK戦でも体がボロボロの状態ながら3人目のキッカーを任されて見事に決めてくれました。そして決勝戦では優勝を決定づける2点目を決めてくれました。阿部の活躍無くしてACL制覇は有り得なかったと思います。

 阿部と一緒に獲得したタイトルがこのACLだけと言うのが残念ですがそれでもこの3年半レッズの為に常に全力でプレーしてくれました。近年は勝てない試合が多く批判される事が多いレッズですが阿部個人の評価は決して悪い物ではありませんでした。それだけ彼の安定したプレーはサポーターから高い信頼を得ていたんだと思います。

 戦力的には攻守の要である阿部がいなくなるのは非常に痛手です。出来るならレッズに残ってほしかったです。ただ阿部も今年で28歳と彼の長年の夢だったという海外でプレーするのにはギリギリの年齢であるというのも事実です。ここは長年レッズを支えてきた偉大なる背番号22の新たなる旅立ちを笑顔で送ろうと思います。幸いここにきて細貝が代表に選ばれる等ブレイクするきっかけを掴み取れそうな位置にいます。阿部とはプレースタイルは違いますが細貝なりのプレーでこれからのレッズを引っ張っていってもらいたいです。

 ありがとう阿部勇樹。レスターでの成功を心より願っています。最後に彼のゴールシーンの動画をいくつか貼っておきます。
ACL FINAL 第2戦 浦和レッズ(urawa) 2 VS 0 セパハン(sepahan) 2点目阿部ゴール

【浦和レッズ】阿部勇樹のヘッド2発

阿部ゴール 070623 vs清水