日々之風流

社会の荒波に揉まれる日々を「これまた風流」とかなんとか言っちゃうゆる~い日記

映画「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」レビュー!!

2005年05月31日 | 【映画】

今回は映画「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」の感想など

全3部作の今回は1作目です。
内容的には、テレビ版「機動戦士Zガンダム」の第1話
「黒いガンダム」から第14話「アムロ再び」までとなっております。
それだけに高密度なストーリーがテンポ良く(若干都合よく?)
展開していきます。

ストーリーの随所でジオン残党や一年戦争の事が語られ
(当たり前ですが)改めてこの作品が「ファーストガンダム」の
正統な続編だという事を再確認できます。

エゥーゴ、地球連邦、ティターンズの複雑な組織関係、ティターンズの
地球至上主義からくるエリート意識や、それに根ざした傲慢な感じも
語られており、スピーディーな展開ながら、Zを知らない方でもすんなり
世界観が把握できるようになっています。

また、ストーリーが進むにつれ集まる旧ホワイトベースクルーも見所
の一つで、ブライト、カイ、ハヤト、そして遂にアムロが合流した時は
もう鳥肌モノでした。

この手の映画は「どこを切り捨て、どのシーンを生かすか」が
重要になってくると思うのですが、それにしてもこれだけの内容を
よく1時間35分にまとめたな、と作り手の巧さや苦労がヒシヒシと
伝わってくる印象でした。

しかし、一方で説明不足な箇所がある事も否めません
テレビ版を見た方であれば周知の事実ですが、今回初めて
Zを見た方は恐らく「何で?」と思われる箇所が幾つかありました

例えばガンダムMk-IIの色ですが、劇中では何の前触れもなく
黒から突然トリコロール(エゥーゴカラー)に変わってしまいます。
これについては、塗装を施してる様子や、せめて言葉上の説明
ぐらいは欲しかったと思います

また、仮にも民間人のカミーユが、突然ジャブロー攻略に
参加するような印象の展開にも違和感を覚えます。
これについては、短期間ながらもシミュレーターや演習などで
訓練を受ける描写があってもよかったんじゃないでしょうか?

(ってスターウォーズEP1のアナキンなんかもっとアレじゃない?と
お思いでしょうが、アレは事前のポッドレースで彼の才能が発揮
されていて、尚且つミディ=クロリアン値が高い(ジェダイ適性がある)
事などが劇中で語られているので、ラストの戦闘でそれほど違和感は
感じない訳ですよ)

また百式も、いつの間にかアーガマに配備されたような印象ですが、
ここら辺はエゥーゴとアナハイムの関係や、百式納入やZプロジェクト
について、少し語られても良かったような気がします。

「Mk-IIがもたらしたムーバブルフレームのお陰で、
とりあえず非変形の試作機(百式)が完成しました」
「ん?変形は・・・しないのか?」
「あんなの飾りです!偉い人にはそれがわからんのですよ!」
・・・みたいな感じで(ダメですか?)

映像については、やはりテレビ版の映像と刷新された映像では
両者の間に違和感があります、どうせなら全編書き直してくれたら
良かったのにー!と言うのが正直な感想です。

その一方で、刷新された映像はとても素晴らしい出来で、
特にライラの駆るガルバルディβとの戦闘や、終盤のギャプラン、
アッシマー戦~アムロ特攻までの流れはスゴイ迫力です!
ハイザックやマラサイの出撃前や射出までの流れも
細部にこだわって再現されていて、非常に説得力がありました。

それだけに余計「全編を新映像で見たかった」と思うのですが
逆に、これはこれで「テレビ版を否定しないスタンスなのだ」
とも納得できました。

最後にGackt氏の曲「Metamorphoze~メタモルフォーゼ~」
ですが、これカッコよすぎ!正直Gackt氏の曲は(自分的には)
今まであまりパッとしなかったんですが(ファンの皆さんごめんなさい)
この曲は"アリ"です(明日にでもシングル買うくらいの勢いで)

以上、良い所も悪い所も書きましたが
「上映時間1時間35分は短すぎ!もっと見たい!!」
と思える映画でした。続編「機動戦士ZガンダムⅡ恋人たち」が
非常に楽しみです。


えーっと余談ですが・・・劇場限定販売の「HGUC ガンダムMk-II
エゥーゴクリアカラーバージョン」 買う気満々だったのですが、
とっくに売り切れていて、次回入荷も未定との事でした(泣)

でカウンターのおねぃさんに交渉して、入荷したら電話で連絡して
もらう事にしたんですが・・・ガンプラを、よもや模型店以外(劇場)
で予約する事になろうとは・・・生まれて初めての経験であります。

はぁっ!こうすれば2度3度と劇場に足を運んでもらえますね!?
グッズ目当てのお客さんが、もう一度映画を見ないとも限りません!!

まさか・・・これも計算のうちかJOJOー!

春の終わりと共に来るもの

2005年05月20日 | 【日記】

市内周辺の桜もすっかり散ってしまい ここ数日の気候はまるで天気が良ければ初夏を思わせる陽気だったり、雨が降れば入梅を思わせるものだったりと…

通勤路の途中にある枝垂桜もすっかり散ってしまい、毎朝そこを通る度に「今年の桜も見事だったねぇー」などとと思ってしまう。

まぁ、そんな感じに季節って奴はドンドン移り変わっていく訳だが…

はー…桜も終わって、今年も「自動車税」の季節がやってきた

こいつだけは、来て欲しくないよなー…

(ちなみに今年の自動車税は56,100円、これじゃあ軽油代で安くついても意味ねぇんじゃね?って感じですけどねwww)

「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」レビュー予告

2005年05月16日 | 【映画】

いよいよ5月28日に公開が迫った映画
「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」
のチケットをゲットした。

個人的にはスターウォーズ エピソード3や
戦国自衛隊1549等に次いで楽しみなこの映画、
観賞しだい、追ってレビューなどUPしたいと思う


「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」公式サイト
http://www.z-gundam.net/

HGUCシャアザク作成 パート3

2005年05月16日 | 【プラモデル】

パート1
パート2

さて墨入れだ、自分的には一番楽しい作業だったりするが、
なんせこのザク、アニメイメージを優先した形状だけに
モールドが少ない!これではアッサリ墨入れが終わるばかりか
立体感に乏しい印象にもなりかねない、そこで「シャドー」を入れるのだが
日頃「エアブラシが無くてもシャドーを入れる方法は無いかなぁー、
でもパステルは(一度トップコートを吹くため)メンドクセーしなー」
なんて思っている自分、ここはかねてから試そうと思っていた
「ウォッシングの応用によるシャドー入れ」を実施する事にした。

まずはエナメル塗料(今回はジャーマングレーを使用)を
溶剤で溶き、サクサクっとスミ入れ、で本題のシャドー入れ、
以下手順

①グレー1溶剤5の割合で(かなり薄く)溶き、パーツの角や、
 影をつけたい箇所に平筆でベタ塗りする
 (ここら辺は一般的なウォッシング手法と変わらないかも)

②乾いたところで、綿棒に溶剤(薄め液)をふくませ
 影を残したい箇所以外を丁寧にふき取る
 (汚れた綿棒は即交換しながら作業した)

とまぁこんな感じだが、ウォッシングとの違いは
「影が残る程度」という事で、塗料をかなり薄く溶き
控えめに入れたところ。

グラデーション具合はエアブラシやパステルには遠く及ばないが、
それでもやっただけの効果はあったような気がする。
今回の"手軽にシャドーを入れる"という試みは一応満足のいく結果であった。

HGUC シャアザク作成 パート2

2005年05月13日 | 【プラモデル】

パート1はこちら

各パーツも組み上がり、合せ目けし等表面処理も終わった所で
次のステップ=塗装である。今回使用したのは手軽で便利な
GSIクレオス、ガンダムカラーHG「シャア専用ザク」他。これを
薄め液で溶き、まずは色の大部分を占めるピンク3の箇所から
筆で塗装、続いて胴体部分をレッド6→胸、足をファントムグレー
→最後にバズ、マシンガンをグレー2で塗装する。

とまぁこう書けばアッサリ仕上がったようにも感じるが
実際は塗装のムラを修正する為、パーツを薄め液で洗い
再度塗装したりと、かなり時間がかかっている。

で時間がかかった割にはエアブラシで塗装したほうが
断然出来が良い訳で、ここら辺が筆塗りの限界かな?
という感じだ。住宅事情に問題が無ければ是非エアブラシが
欲しい所だ

(ネカフェじゃないけど、プラモカフェってねぇかな?模型作りの
場所貸してくれるの、排気もバッチリでエアブラシもオッケイな)

ここまで作業して今回は終了、塗装が乾ききった所で
次回は墨入れと、ウォッシングの応用によるシャドー
(と言うほど大げさなものでもないが)を入れる予定だ

「シャア専用ザク」を作ってみる

2005年05月07日 | 【プラモデル】

ゴールデンウィークを利用して久しぶりにガンプラを作成してみた

で何を作るか散々迷った結果、今回はHGUC「シャア専用ザク」を
チョイスした。しかし子供の頃から思い起こしてシャアザクを作る
のは意外と初めてな気がする、だってさ宇宙世紀にもなって
赤い(つうかピンクだ)言わば「超ハイビジ」ってウソくさくね?
(専用機って設定自体は嫌いじゃないんだけどさ)まぁそんな訳で
自分の場合、ノーマルカラーにエンブレム程度と控えめな感じの
"専用機"が好きだったりする

で普段は合せ目消しと部分塗装にクリア(つや消し)を吹いて終わりの
"お気楽モデラー派"なのだが、今回はシャア少佐に失礼のないよう
(ウソ、ほんとはヒマなだけ)全塗装で仕上げる予定

とりあえずパーツの切り出し→組立→接着剤が乾いたところで
(後日)ペーパーがけによる合せ目処理、といった所まで終了し
今は塗装を行うだけの状態。(とは言ってもランナー状態でほぼ
完璧に色分されているので、素組みでも十分な出来が期待できる)

ここまで組んでの感想は、このキット相当可動範囲が広いよ?って事
足首なんか前方向に反則に近い動きをするし、肩もショルダータックル
やマシンガンの両手持ちがカッコよく決まるような可動をする
こんだけ組みやすくて可動範囲が広いなんて、最近のガンプラには
ただただ感心するばかり、出来あがりが非常に楽しみだ

パート2へ続く

春スノボin安比

2005年05月02日 | 【スノーボード】

昨日、安比高原スキー場へ今シーズン最後のボードに行ってきた。
で営業開始時間(8:30)には既にゲレンデにいたんですが
高原の朝ってのは、やはり下界と違って寒いですね
日中の予想気温が20℃を超えるってんで長袖Tシャツにベスト
という格好だったのですが、一瞬「ジャケット着ようかな?」
なんて思ったりもしました。

雪の様子なんですが、前日に地元の局で放送された
番組によると「まだまだ楽しめますよ~♪」なんて感じに
ステキ風味なおねぃさんがリポートしてたんで
(さっすが!今年は雪が多かったんだねぇ)なんて期待して
たんですが、実際行ってみると、まるでいつもの年のこの時期と
変わらない雪の量じゃあないですか(もう星子ちゃんったらー)

という訳で、白樺ゲレンデ(スキーセンター前)は、一応雪は
あるものの、コースの6割以上は、融けて芝が出ている状態でした。

白樺ゲレンデより上(センター第1、2、3、4リフト付近)は
(この時期にしては)雪が豊富で、土が出ている箇所も
全体の3割程度となかなかいい感じでした、ただ雪質は
言わずもがなですが最悪で、ザクザク状態の所々ガリガリ
と言った感じで滑りにくく、かなり体力を消耗します

で正午に近づくにつれて気温も上昇し、ザクザク度合いも
増していきます、朝は少し寒いかなとも思ったんですが
10時過ぎる頃には気温と疲労で汗だくになっておりました

まぁこの時期に雪質を求める事自体が無理なんですが
ちょっとしたお祭り気分で昨日は滑り収めをして来ました。

余談ですが「いつか行くぞ」と押さえていた安比のリフト引換券ですが
行く直前になってよく見たら、有効期限が4月10日までだったりで
普通さ、そういった類のチケットって「今シーズン中有効」かと思うじゃん?
まんまと使わないうちに有効期限が切れてたりして、非常にくやしい思いを
しましたよウリィィ!(自業自得なんですけどね)