日々之風流

社会の荒波に揉まれる日々を「これまた風流」とかなんとか言っちゃうゆる~い日記

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」

2006年08月01日 | 【映画】
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
ついに観て来ましたよ!

前作(03年)から3年、ジャック・スパロウはじめ、お馴染みのメンバーと
(鍵を咥えた犬ですら)スケールアップしたストーリー、続編への期待が
いやがうえにも高まるラストと、安心して楽しめる、良い意味で期待通り
の作品でした。

深海の悪霊「デイヴィ・ジョーンズ」に"借り"のあるジャック・スパロウは
"ツケの清算"を迫られます。何とかツケの清算から逃れたいジャックは
宝箱に入れて隠したという「デイヴィ・ジョーンズの心臓」を手に入れようと
画策します。

その一方で、宝箱(心臓)を手に入れる事で悪霊を配下に置き、海の支配
(利権の独占?)をもくろむベケット卿や、悪霊に捕らわれた父を解放したい
ウィル・ターナー、ジャック・スパロウを取り逃がしたために失った地位を、
心臓を手に入れベケット卿に取り入る事で取り戻したいノリントン、
心臓が奪われる事を阻止したいデイヴィ・ジョーンズと、宝箱(チェスト)を
巡る争奪戦が、前作同様ユーモアたっぷりに描かれています。

映像も迫力満点で「これ映画館で観ないとホント損するよ?」といった感じ。
特に悪霊の船(フライングダッチマン号)が海から浮上するシーンや、怪物
「クラーケン」が船を襲うシーンなどは圧巻!ジャック、ウィル、ノリントンが
転がる水車の上で戦う「お笑いシーン」ですら、なかなかの迫力です。

またこの作品、次に続く終わり方をするんですが、引っ張りかたも巧く、
怪物クラーケンに喰われた(であろう)ジャックや、ラストの「あの男」の
登場と、これはもう期待するなってほうが絶対無理!「2」「3」同時撮影
との事なので、違和感無く繋がっていくであろう点も期待が持てます。
(あの男ってハッキリ言えばバルボッサなんですけどね、たった数秒の
登場なんですがスゲェカッコイイんですよ!)

前作からの設定を活かしつつ、話を盛り上げ、中途半端感も少なく
次回へつなげた作品だったんじゃないでしょうか?来年公開予定の
「3」がとても楽しみです。(基本的に観終わった後はスッキリ!
なんですが、この部分だけは来年(07年5月)までモヤモヤ感を
引っ張られる事になります)

追伸
この作品、前作を観ていないと辛い箇所が結構あったりします。
(登場人物の関係や不死身の猿など等・・・)前作を観て100%
前作をより良く理解していれば120%楽しめるのではないでしょうか。

もしまだ「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」を
観ていなければ是非チェックしてみてください、こちらもお薦めです。


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