日々之風流

社会の荒波に揉まれる日々を「これまた風流」とかなんとか言っちゃうゆる~い日記

廃墟クエスト ~至誠寮~ (松尾鉱山 後編)

2015年08月15日 | 【日記】
【松尾鉱山 後編】

廃アパート群「緑ヶ丘アパート」から少し離れた場所に存在する独身寮「至誠寮」


朽ちた外階段が印象的


玄関、庇は朽ち鉄筋がむき出しに


窓からは植物が顔をのぞかせる


エントランス、倒れた棚が微妙に侵入を阻む


1階廊下、光と影が織りなす陰影に目を奪われる


地下と2階へ続く階段


1階の廊下から見た緑ヶ丘団地


1階の部屋、床が朽ちている


踏み抜かないよう細心の注意を払う


廊下側に向かって撮影


外は夏空が広がっている


いよいよ地下へ…
(脳内BGMはドラクエ1ダンジョン)


浴場
(傾斜地に建てられているため、正確には「谷側1階」である)


洗濯機(メーカー不明)廃墟好きにはたまらないアイテムである


おそらく食堂であっただろう空間


食堂近くのトイレ


管理人室、納戸


床は朽ち果て、基礎がむき出しに


何かのビン(養命酒?)


エントランス横のトイレ


当然和式である


2階廊下


2階部屋、確実に自然へ還ろうとしている


3階廊下


3階廊下より
当時の住人「くぅ~、俺もいつかは(世帯を持って)あっちで暮らすぜ」と思ったとか思わないとか…

こちらの物件については(普通に道路脇という事もあり)潜入の難易度は低めでした、しかし装備も乏しく、物件の風化も進んでいたため、廊下一番奥への探索は諦めました。

廃墟クエスト「松尾鉱山編」は以上です(つか廃墟クエスト、次の企画自体無いからww)
次回は番外編「廃線を行く」「大人の工場見学」の2本立てです、もう少しだけお付き合いください♪

廃墟クエスト ~雲の上の楽園~ (松尾鉱山 前編)

2015年08月15日 | 【日記】
岩手県八幡平市に、かつて東洋一と呼ばれた硫黄鉱山がありました。
「松尾鉱山」標高900メートル前後、19世紀末~1972年閉山

かつて1万3594人が暮らしたという鉱山町の廃アパート群を撮影しました。


(まずは近景から…)

当時の日本における最先端の施設を備えた近代的な都市が形成され「雲上の楽園」とも呼ばれた。


(徐々にその全貌が…)

公団住宅が一般化する前から、水洗トイレ・セントラルヒーティング完備の鉄筋コンクリートによる集合住宅や小・中学校、病院、芸能人を招いて公演を催す会館などがあったそうです。


(廃アパート群全景、かつてこの窓一つ一つに、人々の暮らしがあったのだろう)

今回は夏季休暇を利用して、実家に帰省した際に撮影しました。

半袖シャツにハーフパンツ、足元はあろうことかモカシンと装備不十分(温泉行くついでに立ち寄ってみたw)しかも廃アパート群までのルートは背丈ほどの草に覆われ、全く近づくことが出来ませんでした。

廃墟探索系サイトで多くの方が紹介し「陸の軍艦島」とも呼ばれる松尾鉱山廃アパート群、如何でしたか?

次回さらにコアなプレイスへ、レッツexpedition!(後編へ続く…)