久しぶりに年を越したヤドカリでしたが、とうとう、お亡くなりになりました。
1月30日、貝から出てしまって、もう風前のともし火でしたが、さわるとまだ少し動くので、様子を見ていました。しかし、31日の朝、とうとう動かなくなってしまい、ご臨終です。
以前に年を越したヤドカリは、1月の半ばで亡くなりましたが、今回は1月末まで生き、記録更新でした。今年は寒かったのに、長生きでしたね。結局、夏から7ヶ月ぐらい生きました。
やっぱり死んでしまうと寂しいですね。成仏しますように!!
久しぶりに年を越したヤドカリでしたが、とうとう、お亡くなりになりました。
1月30日、貝から出てしまって、もう風前のともし火でしたが、さわるとまだ少し動くので、様子を見ていました。しかし、31日の朝、とうとう動かなくなってしまい、ご臨終です。
以前に年を越したヤドカリは、1月の半ばで亡くなりましたが、今回は1月末まで生き、記録更新でした。今年は寒かったのに、長生きでしたね。結局、夏から7ヶ月ぐらい生きました。
やっぱり死んでしまうと寂しいですね。成仏しますように!!
以前、よくヤドカリを飼っていましたが、今年は子供が世話をするというので、久しぶりに10匹を買いました。
5匹ずつ、二つに分けて、割りばしで木登り塔を作って入れました。
6月に買ったのですが、すぐに1匹が死んで、その後10月になって、ぼちぼち死んでいき、今は4匹と2匹の6匹になっています。ヤドカリは、寒さに弱いので、この時期になるとお亡くなりになっていきます。
木登り塔が好きで、いつも登っています。ヤドカリといっても、オカヤドカリですから、木登りは得意です。
エサは、キュウリやリンゴを食べます。見ていると、動きが可愛いですね。飽きませんね。
可愛いヤドカリも、実は結構どう猛なところがあり、以前に死んだ仲間を食べているものもありました。あと、別のヤドカリが入ってくると、正面にいって、怖い顔をして(怖い目つきで)にらみ、威嚇するんです。これは驚きましたね。
謎は、繁殖です。どのように繁殖するんでしょうね。ちゃんと土を入れたりして、環境を整えれば繁殖するんでしょうか。卵を産んで、増えるんでしょうね。生まれたては、ちっちゃいんでしょうね。見てみたいです。
まあ、年を越すヤドカリは、今まで1匹のみ。たいてい、年末までにお亡くなりです。今年もちょっとでも長生きして欲しいです。
久しぶりに、登山の訓練を兼ねて、息子と生駒山に登ってきました。
野鳥も楽しもうと思いましたが、キビタキがよく囀っているほかは、少なかったですね。いつものオオルリも、今年は繁殖していないようでしたし。ホトトギスは鳴いていました。
さて、雨が降ったりやんだりで、カタツムリが出てました。
えらい細長い殻のカタツムリですね。珍しいなと思い、調べてみると、キセルガイという種類だそうです。殻が細長くて、キセルの形に似ているからでしょうか。
他に、オオセンチコガネ、オオムラサキの綺麗なオス、そしてクロヒカゲ等のヒカゲチョウ、ジャノメチョウがたくさん飛んでいました。ニワハンミョウもいました。
これからは、野鳥の代わりに昆虫を楽しみましょう!!
ギラファノコギリクワガタのその後です。
娘の友人が、そのギラファノコギリクワガタをペットショップに持って行くと、「血統書がないので、500円以下だけど、うちでは買い取りしてません。」
と言われたそうです。だけど自分で飼う気もないので、頼んでタダで引き取ってもらったということです。
まあ、放っておいて死んでしまうのも可哀そうだし、日本の自然の中に放すのも問題なので、タダでもよかったと思います。
しかし昆虫以外でもいろいろ外来種を輸入してますが、逃げると日本の自然のバランスを崩すので、困りものですね。大きな問題です。
娘の友人から、携帯に、「今、クワガタムシが玄関にいますが。」
とメールが入り、娘が私に「今、クワガタおる?」と聞くので、「今は(5月は)まだおらんで。」もしかしたら、ゴキブリを見間違えてるんと違うか?しかし、アゴがあるとのこと。
そこで、友人に写メ送ってもらいました。
これは、「ギラファノコギリクワガタ」といって、ネパールに住んでいる国外産のクワガタです。世界最大のノコギリクワガタです。12センチぐらいはあるでしょうね。
これは、近所で飼っていたものが逃げたんだろうということで、できたら捕まえて、ペットショップへ持って行ったらどうかとアドバイスしました。本当は警察に届けないといけないのかも知れませんが・・・。
そこで娘がその友人に、「近くにネパール人住んでる?」それは違うやろ!!
どうなることやら・・・。
先日の「ワンダーワンダー」の「アリューシャンマジック」、すごい迫力でしたね。アリューシャンの海峡にオキアミが大量に集まり、海面近くに上がってくるので、ハシボソミズナギドリが1,000万羽、ザトウクジラが500頭も、10キロ四方に集まりました。初めてカメラに捉えられたとのこと。とにかくすごい!の一言ですね。
ひしめき合うハシボソミズナギドリとザトウクジラ。すごい数です。ザトウクジラはカリフォルニア沖で子育てをし、子供がある程度大きくなってから、北のアリューシャンに連れてくるそうです。数千キロも泳いで来るんですね。カリフォルニア沖は暖かいですが、餌が少ないので、母クジラは数ヶ月も食べずにお乳をあげるそうです。そのため体重は3分の2になるそうです。アリューシャンでは、目一杯、オキアミを食べていました。
これがハシボソミズナギトリ。南半球のオーストラリアから、北半球のアリューシャン列島まで、何と1万4,000キロも渡って来るそうです。
ハシボソミズナギドリの目は、10キロ先が見え、耳は2キロ先の音を聞き分け、鼻は2キロ先の臭いを嗅ぎ分けるそうです。すごい能力!
この取材中、すごい事実がわかりました。アリューシャンマジックに最後に参加してきた、このアホウドリの幼鳥(2歳)の足輪が撮影され、解析すると、何と、日本の小笠原諸島で人工飼育した個体と判明したのです。それもY10という個体と特定されました!人工飼育の時は、なかなか餌を食べない、困り者だったようです。
ちょうどこの取材に同行していた博士が、この人工飼育のプロジェクトに参加していた人で、大興奮されていました。その後、元気に自然界で生きているということがわかり、いい話が追加されました。
なお、アホウドリ達が最後にやってくる理由は、体が大きく、小回りがきかないし、潜ることもできないので、食べ残しの浮いている魚やオキアミを食べるために、終わりごろにやってくるそうです。よく分かっているんですね。
とにかく、撮影も大変な苦労があったようですね。現地へ行かれたスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。しかし、すばらしい映像が撮れて、よかったですね!!いい映像を見せていただき、ありがとうございました。
テレビを見ていると、おやっ、という動植物が出るときがありますね。たまたま録画していた番組なら、画面を写真に撮ってあとでじっくりと見て、調べることができます。
そのような蝶?を二種、載せてみます。
①ルソンの壷に出てきた蝶。
これは、大津か京都の会社のときに番組に出てきた蝶です。何アゲハかなと思い、調べたら、ナガサキアゲハのメスのようですね。もともと、南方系の蝶ですが、地球温暖化の影響で、現在は関東地方を北上中、とのことです。大津や京都なら、いてもおかしくないですね。そういえば以前、奈良で見たことがあります。
②さわやか自然百景に出てきた蝶?
これは、摩周湖で撮影された蝶?です。セセリチョウのあとに出てきました。蝶で調べると、それらしいのは、チョウセンシロチョウなんですが、どうも模様が違うようですし、胴も太いので、蛾で調べると、クロフオオシロエダシャクというシャクガの仲間のようです。蛾でも昼間に飛ぶものもいるでしょうから、それかも知れません。ご存知の方、お教え下さい。
知らないものが出てくると、すぐに調べたくなってしまいます。わかったら、すごく嬉しいし、楽しいですよね!録画していないときに、こういうのが出ると困りますね。調べられないまま終わっていきます。「知るを楽しむ」が面白い!!
先日、「福ちゃんと里山で遊ぼう」に参加しました。
「NPO里山倶楽部」の人たちと、曲がって倒れかけたヒノキを切り倒し、皆でロープで引っ張り上げ、ノコギリで2メートルぐらいに切り分けてから、皮を剥いでいく体験もしました。
切り分けたヒノキを、それぞれのグループごとで皮を剥いでいく体験中です。
木の枝を尖がらせて、それを皮と幹の間に入れて剥いでいきます。中は、綺麗な肌色です。
だいぶ剥がれてきました。途中で切れたりするし、節のところは、うまく剥がれなかったりして、むずかしいですね。
木を引っ張り上げるのも、木を運ぶのも、とても力がいります。林業は、体力勝負ですね。私は、また腰を痛めないかと、恐る恐る手伝いました。何とか、腰は大丈夫でしたが、3日ほどして、腕のスジが痛くなり、年を感じましたね。皆さん、あまり無理はしないでおきましょう!!
干潟は、川から海に流れ込む水をきれいにする、「天然の浄水器」といわれています。その仕組みは、どうなっているんでしょうか。
貝は、水を吸って水中の有機物をこし取り、ゴカイは泥の上にたまった有機物を餌にします。しかし、川から海に流れ込む物の中で、落ち葉や草木が由来のセルロースという硬い多糖類が一番多いですが、これを分解できる生物は少ないようです。
最近の研究で、川と海の水が交じる場所ではヤマトシジミがセルロース分解酵素を持っていて、餌にしていることがわかりました。ヤマトシジミより海側に住むアサリは、セルロース分解能力が少なく、プランクトンを食べているらしいです。
そして、体長1ミリ以下の小さなゴカイの仲間の多くが、セルロース分解酵素を持っていることがわかってきました。これらは「メイオベントス」(小型の底生生物)と呼ばれ、1平方メートルに数十万匹も住んでいますが、人の目では判別できません。
セルロースを餌とするメイオベントスをひと回り大きなゴカイの仲間が食べます。それらを干潟に集まるシギチなどの野鳥が食べて、満ち潮の時には、魚やエビが食べ、有機物は干潟の外へと運ばれます。このような食物連鎖が干潟の浄化力を支えています。
「干潟は森のセルロースを分解することで森と海をつなぎ、沿岸に住む魚の豊かさにも深く関わっている。自然の干潟の働きを人工干潟で再現しようと思っても、今の技術では難しい。」(京大、笠井亮秀准教授)
自然は、バランスの上に成り立っています。自然に無駄はありません。不必要はありません。その自然を人間が崩すと、いろんなところに影響が出て、結局人間も困ることが出てきます。干潟を埋め立てて、開発した方が人間の役に立つと思っている人もいるかも知れませんが、干潟も立派に自然のバランスを保っているわけですから、なるべく自然は、その姿のままで守りたいですね。
平成22年8月15日 日経新聞朝刊「サイエンス」より。