私は、1970年代当時からファンで、LP、その後CDを全て買い直しました(正確には、フラッシュ・ゴードン以外、全て)。
クイーンの魅力は、やっぱり独特なクイーンサウンド、それが心に響きます。そしてフレディ・マーキュリーの魅力でしょうか!
曲は、メンバー4人とも作りますが、それがそれぞれの個性があって、そしてアルバムに絶妙に配置されて、すばらしいバランスです。そして4人とも曲がすばらしい!! 演奏もすばらしい!! ブライアンのギター、ロジャーのドラム、ジョンのベース、どれ一つ別人でも、ダメですね!
そしてフレディー。彼の歌声、ライヴでのパフォーマンス、人を惹きつける魅力、もう最高のエンターティナーです!!
とにかく、奇跡の4人が集まった(ビートルズみたいに)グループです!!
よく、「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞の意味を分析しようとしていますが、無意味なように思います。
かつてフレディが語っていた言葉は、「僕はクイーンの音楽は純粋なる現実逃避だと思っているんだ・・・僕らの曲には隠されたメッセージは何もないよ。ブライアンの曲にはあるかも知れないけどね・・・僕はただ楽しみのために曲を書きたいんだ。現代社会で消費される・・・気に入って、捨てて、次に移る・・・」
また、次のようにも語っています。
「僕は自分の書いた曲はみんなに好きなように解釈してもらって構わないんだよ・・・あれはみんな単なるおとぎ話なんだから・・・」
また、ロジャーも、ボヘミアン・ラプソディについて、次のように語っています。
「フレディの描く空想の世界があって、そこにはBismillahだのBeelzebubだのがいて・・・でも、わかるだろう、あの曲は、そもそも決してシリアスな解釈を求めて書かれたものではないんだよ・・・」
そういえば、「クイーンⅡ」のアルバム(6曲目のOgre Battle以降)は、まさに壮大な空想の世界です!(「クイーンⅡ」が私の一番好きなアルバムです!!)
やはりフレディは、右脳人間で(たぶん)、インスピレーションや感覚的に楽しみながら曲を作っていたんでしょうね。
映画のヒットで、クイーンを知らない若い世代にもクイーンサウンド、ライヴ映像を知ってもらったことは、いいことですね。
ボヘミアン・ラプソディは、何と43年前の曲!! しかし古さを感じない!! 他の曲にしても同じです。名曲は、いつの時代にも受け入れられるのですね!!
クイーンファンとしては、2018年の年末、いい気分で新年を迎えられそうです!!