宮崎駿監督の「風立ちぬ」、2回目観に行ってきました。
やっぱりいい映画ですね!!! 1回目は、よくわからなかったのですが、2回目では、宮崎監督の思いが、あちこちに散りばめられているのが良くわかりましたし、本当に、純粋に飛行機が好きなんだなあ、ということもわかりました。
仕事第一の時代、その仕事と純愛との両立はむずかしいですが、お互い心からどちらも大事で、大好きで、ということが良く伝わってきます。
二郎は、ただ美しくて、性能のいい飛行機を作りたいだけであって、戦争の道具というふうには全く思ってませんでした。ただ、結果として戦争で使われ、当時の日本の技術力の浅さから、あの美しい飛行機がほぼ全てガレキになってしまったことについては、現実であり、ショックだったと思います。
イタリアの設計家のカプローニ伯爵との夢でのやり取りでも、重要なことがたんさん語られています。宮崎監督が自分自身に言っていると思われることも語られていますね。
私個人的には、ドイツのユンカース爆撃機の、あのジュラルミンの質感、最高ですね!!! ドイツらしい!! さすがジブリ、よく描いていますね。
映像はさすがに美しい!! すばらしい!! そして観れば観るほど内容の深い、いい映画ですね。菜穂子も人間として美しい!!!
3回目、観に行っても値打ちのある名作ですね!!! これが宮崎アニメ最後の作品になったとしても、それにふさわしい作品だと思います。
まだまだ思いはありますが、これぐらいに。本当に良かったです!!! また観に行こうかな・・・