前回爆心地に残る側壁をアップしたので、
その流れで現在の浦上天主堂です。
長崎には、その弾圧の歴史とともに、
国内の三つの大司教区の一つだけあって、
様々な教会があります。
世界にはケルン大聖堂やノートルダム大聖堂など、
双塔型の聖堂は沢山ありますが、
長崎の教会は主に中央に鐘楼を設けた造りのものが多い中、
数少ない双塔型の教会。
聖堂の前には被爆像が安置されています。
訪れたのが遅かったため、聖堂内は見学できませんでしたが、
浦上天主堂には被爆マリアの伝承もあります。
ステンドグラスにも、被爆の光景が描かれたものがあり、
平和の祈りを捧げる天主堂であることがよく伝わっています。
しかし、
広島の惨禍を原爆ドームという形で残した結果、
視覚的な訴求力が強いのに比べ、
それ以上に惨禍を伝えていただろう浦上天主堂の廃墟は、
解体され再建されています。
そこには単なる産業奨励館だった原爆ドームとは違い、
原爆以上に深く大切な歴史を持つ聖堂だったことが、
大きくかかわっているようです。
原爆のモニュメントすら残さない、
長崎のキリスト教の歴史の深さを改めて実感します。
天主堂の敷地の前には、
十字架と鐘をあしらった本尾橋がありました。
■シリーズ:長崎さるく■
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その流れで現在の浦上天主堂です。
長崎には、その弾圧の歴史とともに、
国内の三つの大司教区の一つだけあって、
様々な教会があります。
世界にはケルン大聖堂やノートルダム大聖堂など、
双塔型の聖堂は沢山ありますが、
長崎の教会は主に中央に鐘楼を設けた造りのものが多い中、
数少ない双塔型の教会。
聖堂の前には被爆像が安置されています。
訪れたのが遅かったため、聖堂内は見学できませんでしたが、
浦上天主堂には被爆マリアの伝承もあります。
ステンドグラスにも、被爆の光景が描かれたものがあり、
平和の祈りを捧げる天主堂であることがよく伝わっています。
しかし、
広島の惨禍を原爆ドームという形で残した結果、
視覚的な訴求力が強いのに比べ、
それ以上に惨禍を伝えていただろう浦上天主堂の廃墟は、
解体され再建されています。
そこには単なる産業奨励館だった原爆ドームとは違い、
原爆以上に深く大切な歴史を持つ聖堂だったことが、
大きくかかわっているようです。
原爆のモニュメントすら残さない、
長崎のキリスト教の歴史の深さを改めて実感します。
天主堂の敷地の前には、
十字架と鐘をあしらった本尾橋がありました。
■シリーズ:長崎さるく■
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私もアンゼラスの鐘の音は聴いておりません。
他の教会の鐘の音も、一度も聴いたことがありません。
ぜひ次回訪崎の際には、どこかで聴ければと思います。
やはり地元にお住まいだと、
グラバー邸や平和公園などへは行かれないですよね。
「怒りの広島」「祈りの長崎」の記事、拝見させて頂きます。
今日の記事を予測していた訳ではありませんが、日曜日の早朝、私も浦上天主堂に行ったところでした。
お恥ずかしい話ですが、アンゼラスの鐘の響きを初めて聞きました。
長崎に住んでいると言っても、来客でもない限りグラバー邸や平和公園などには行かないものですから・・・。
8月9日、長崎原爆の日が今年もやって来ます。
「怒りの広島」「祈りの長崎」
私も何かしら記事を書こうと思います。