僕にもクリスマスが・・・

ようやく僕にもクリスマスがやってきたような気分。

もしも毎日がクリスマスだったら・・・。

信じられないほどの優しさ 20150428

2015-04-29 10:45:18 | 日記

大好きな春陽座公演の千秋楽には仕事の都合で行けず。

それにしても、この4月は新世界朝日劇場によく通った。

たくさんの半券がそれを物語っている。

しっかり、27日が我々(姉と私)の四月公演見納めの日であることを

かずま座長にアピール。

送り出しの時は寂しくて、姉などは本当に泣いてしまった。

それを見たかずま座長、姉を指さしながら「泣いてる~」と

「もう、しばらくお芝居観れないと思うと寂しくて」と姉。

「よう通ってくれたもんな~」と座長。しんみり。

「また、観せてくださいね」と言ってお別れ。

とにかく、朝日劇場の送り出しは忙しい。

後で聞いた話だが、時間が来ると劇場のシャッターが閉まるらしい。

送り出しに時間がかかった場合は、座長と言えども締め出しされるとのこと。

だから、写真もスピーディに撮らなくてはいけなく、ピンボケでも撮り直しNG。

今までの劇場とは全く勝手が違う。

27日は、荷物をくくらなくてはいけない日で大変お忙しかったらしい。

なので次の日、公演が始まる直前、かずま座長より「昨日はありがとうございました」

というお礼メールをいただく。

座長からいただいたのは初めてだ。この上なくお忙しい身でありながら、

何という心細やかな方なんだろうと思った。

メールを見て家族に報告する私の声は裏返っていたらしい。(笑)

誰を好きになるかで運命は変わると思った。

昨日送った、かずま座長のブログへのコメント

お疲れ様でした。
荷物が嫌だと言われてましたが、
団結力で乗り切られましたね。
ポスター、ありがとうございました。
とっても素敵で、母、姉、私の部屋の壁
には美しいかずま座長が鎮座しておられます。(笑)
あっと言う間の一か月でした。
今、半券を見てこんなにも楽しませて
頂けたこと、通えたことを幸せに思います。
まだ、今日と明日ラストスパートですね。
公演が盛り上がること間違いなし。
頑張ってください。
この次観劇できる日を楽しみにしています。
片岡の娘より。 (笑)

この片岡というのは、内匠頭切腹というお芝居で
かずま座長が演じられる役名。
この方の事を調べてみた。
浅野内匠頭の側近、子供は男二人、女二人、長女の方の名前と私の名前が同じである、
ということを最終日の送り出しでかずま座長に伝えて、盛り上がった。







春陽座<心打つ波>  @朝日劇場 20150427

2015-04-28 09:08:41 | 残しておきたいもの


送り出しの 心座長


ポスタープレセント日、こんな素敵なポスターいただきました。

演目:心打つ波 心座長主演

現代劇。舞台は、明石の福井建設。
昔は、父親の代に夜逃げ同然で大阪に移り住んだが、
息子(心座長)は今では立派に立身出世して、あちこちに支社を
持つほどの建設会社になった。
なぜ、ここまで頑張れたのか、それは昔お金を
貸してもらった金貸しの男(京弥さん)が非情な男で、
その男を見返すため、その男への恨みがエネルギーとなったから。
今ではこの金貸しも落ちぶれて、売り食い生活。
福井建設の社長(心座長)の元へ金貸しの掛け軸と高炉が持ち込まれた。
ついにここまで落ちぶれたか、と笑う社長。

社長が金貸しを恨むもう一つの理由、それは弟のこと。
昔、羽振りが良かったころの金貸しには子供がいなかった。
そこで、弟(まことさん)を養子に迎えたいと、養子に行ったはいいが、
すぐに実子が生まれた。
ある日、社長の弟が金貸しの実子を遊ばせている時に弟におされて、船のスクリューに
左腕が巻き込まれてしまった。腕がちぎれそうな大けがを負った社長の弟を
金貸しは放置した。その為、社長の弟は左腕を失うことに。
自分の実子でもそのようにしたのか、いやちがう、養子の弟だから
こんな目にあったのだと、怒り心頭。

金貸しが、今、売り食い生活をしていると聞いて、心の優しい社長の弟は
なんとか助けてやりたいと思う。自業自得だ助けることはならん、という兄。
もめるが、弟は兄が目を離したすきにまとまったお金を手にして、
金貸しの元へ。
弟としては、一度は父と慕った人が今困っている、見放すわけにはいかないと。
その気持ちがわかった兄。人を恨んでばかりいてはいけないことに気づかされる。
自分よりも大きな心を持つ弟。そのことを学ぶ兄。

人生にはいろんな波がやってきて、浮き沈みする。
それをどうやって乗りきるのかが大切であるという話。


流石、二代目心座長というお芝居。
長台詞、熱演の為、滝のような汗。
ほとんど動きのないお芝居。
普段は絶対に怒ることがないという心座長が怒るとこんな風になるのかと思った。
現代劇であるためよりリアルに感じられた。
心座長の長台詞はもちろん大変だが、それをうけるセリフのないまことさんの演技も
大変だろうなと思った。
藤山寛美さんの脚本とのこと、人情劇。
他の劇団では、演ってないお芝居だという。
これができるのは、演技派の春陽座ならではであろう。







春陽座 <それは恋>@朝日劇場 20150426

2015-04-26 23:34:57 | 残しておきたいもの
Story - AI

演目:それは恋の挿入歌。
この歌詞がこの劇にはどんぴしゃだとかずま座長が教えてくださいました。
本当に素敵な歌詞です。


送り出しの心座長、おちゃめ。

本日の主役、まことさん
見応えのあるお芝居ありがとうございました。
またブレてしまいました~



AIのSTORY本当に素敵な曲です。教えてくださって感謝。
月のしづくも素敵でした。


演目:それは恋

江戸時代の話。板倉8万石の盲目の鶴姫は会津若松へにげる
途中、風来坊の弥太郎と出会う。
板倉の家臣、鳥井の策略により命を狙われる鶴姫。
刺客により、側近の萩野の命は奪われる。
亡くなる寸前、通行人の弥太郎に鶴姫の今後を託す。
初めは、お姫様のわがままで喧嘩ばかりしていた二人だが、
お互いに好き同士であることを確認し、結婚する。
そして、貧しいながらなんとしてでもお鶴の目を治してやりたい
弥太郎。
目のお医者様にお願いして手術をしてもらうことに。
術後、何か月もの時を経てようやく目が見えるようになる日の夜に
会津の使者と追手が迫り、鶴姫の命を狙い悲劇が起こる~

ラストショー:まことまつり
        ご利益

春陽座 <菊之助変化>@朝日劇場20150424

2015-04-26 01:29:10 | 残しておきたいもの

ダイナミック琉球のかずま座長 座長のブログより


送り出しの時のかずま座長

まことさん主役の”菊之助変化”を観るのは何回目だろう。
主役より脇役のサイコキラー、まむしのでんじ(かずま座長)のほうが
出ずっぱり。この役怖いのです。表情変えずに人を殺める。
最初から最後まで、筋金入りの悪人。
恐ろしく上手い。

春陽座 <喧嘩屋五郎兵衛>@朝日劇場 20150419

2015-04-26 00:16:28 | 残しておきたいもの



朝日劇場に写真が飾られていて、撮影OKだったので。

送り出しの京弥さんいつも京弥さんの笑顔に癒されます。

かずま座長、文句なくかっこいいです。


演目:喧嘩屋五郎兵衛

喧嘩屋五郎兵衛の花見の席に、チンピラに絡まれた、大店の美しい娘(かなさん)
それを助けた、喧嘩屋五郎兵衛の若い衆(まことさん)。
娘の一目惚れ。
家に帰って、父親に報告したいと名前を聞く娘。
喧嘩屋五郎兵衛のと言っただけで、その後に続く名前も
きかず、五郎兵衛だと早合点してしまう娘。
後日、五郎兵衛(心座長)のところに使いの者があらわれる。
お嬢さんを助けていただいたお礼にお酒を持って。
お嬢さんの恋心と縁談話を五郎兵衛にするため。
当初は何かの間違いだと聞く耳を持たない五郎兵衛だが、
五郎兵衛の心にお嬢さんが惚れたのだと言われ、信じることに。
何故なら、五郎兵衛の顔には幼いころの火傷のあとが。
その為、惚れたはれたなどということとは縁のない人生を歩んできた
五郎兵衛だが、心に惚れたという話から信じることに。
全ては娘の勘違いから始まるストーリー。
悲しい結末。

五郎兵衛の兄の朝比奈をかずま座長が演じられた。
なぜ五郎兵衛の顔がこのようになってしまったのか、
幼い時に両親がなくなり、苦労して二人生きてきた話。
涙なくしては観れないお芝居。
長台詞も圧巻である。

後で、かずま座長とお話した時に「また座長に泣かされました」と私。
「このお芝居はあまり春陽座では演らないんです。以前、哀川座長のところで
演ったかな~」とか。
心座長のお誕生日公演の時に初めて拝見しましたが、なかなか観れないお芝居
らしい。 2回も観れた私は超ラッキー