春陽座 かずま座長 座長襲名４周年公演＠新開地劇場 ２０１６１２１１

瞼の母のハイライトシーン


演目：海の声

藩の剣術師範かずま　　かずま座長

竹馬の友　心座長

かずまの妹　かなさん


藩の掟を破った竹馬の友の首を取らなくてはいけないかずま。

竹馬の友を慕う妹。

藩と妹の板挟みに悩む主人公

果たしてどのような結末が待っているのか、、


かずま座長のオリジナル作品。

座長の優しさがにじみ出ているようだと思った。

悲劇だけれど、最後はホッとできるところは春陽座の得意技。


座長の４周年とあって、ファンは一生懸命に応援。

たくさんのファンに囲まれて、幸せそうなかずま座長。

そのファンの中にいれたことを幸せに思いました。

実は、昼の部どこかを少し失敗されたとのこと。（素人には分からないですが）

夜の部は１００％に仕上げると、後で聞くと夜の部はバッチリだったとのこと。

よかったですね！

かずま座長の有言実行。普段からの努力でこの日が迎えられましたね。

本当におめでとうございます。

春陽座＜小鉄の女房＞＠新開地劇場 ２０１６１２０２

演目：　小鉄の女房

会津の小鉄　心座長

小鉄の兄貴分　新吾初代

小鉄の弟分　しんたろう　拓馬くん

悪い親分　しんぞう　かずま座長

小鉄の女房　真緒さん

　小鉄が賭場でしんぞう親分にばかにされ、頭にきて果たし状をおくる。

それを聞いた弟分のしんたろう、兄貴の助太刀を申し入れる。

最初は断った小鉄だが、しんたろうの気持ちを受け入れる。

しんぞう親分との対決、あえなく斬られるしんたろう。

戦いに負け、弟分を斬られ、自身も小指を取られる小鉄。

本来なら、すぐさま弟分の仇をとりたいとこらだが、小鉄には目の悪い年上女房がいる。

もし、自分がいなくなれば女房はどうなる？　敵討ちができない小鉄。

事情を知った兄貴分に叱られ、酒を買いに行き世間の噂で事情を知った女房、

自分のことは気にしないで男になってくれと敵討ちを勧める。

女房の気持ちをありがたく思う小鉄。

女房がいざという時にと縫っておいてくれた着物を着てでかける小鉄。

果たして運命や如何に～
　
ここからが、かずま座長の見せ場です。


お芝居としては分かり易く、ザ大衆演劇という感じ。

色々な愛の形、夫婦愛、兄弟愛、親子愛　が描かれたお芝居である。


送り出しで、かずま座長が「初めて見るお芝居？」

と聞かれたので「そうです。めちゃくちゃよかったです！」と私。

「それはよかった」と座長。

春陽座のお芝居は大体観ているつもりだが、まだまだ知らないお宝があるんだな～と思いました。