かずま座長のブログより
ひとひらの桜
テネシーワルツ
大変お忙しいところポーズをとっていただいてすみません
でも、快くしてくださった。優しい
本当にいいお味、てんこ盛りにしてくださいましたが、ぺろり (笑)
送り出し 三味線ブギの扮装で
演目:妻恋時雨
地方の親分 心座長
地方の子分 かずま座長
地方の女房 真緒さん
やくざの父親 新吾先生
やくざの娘 かなさん
三下 拓馬さん
地方に女房がいる親分だが
男磨きの旅に出て、人助けをして傷を負う。
助けた相手がやくざの娘と三下。
やくざの娘の介抱により元気になる親分。
酒を飲んだうえでのこととはいえ、この娘と
過ちをおかしてしまう親分。
親分に夢中になってしまう娘。
娘から親分と結婚したいと相談されたやくざの父親は、
可愛いい娘の頼みを聞いてやりたいと思う。
命を助けてもらった親分。やくざの一家に恩があり、
地方に女房がいることを隠してしまう。
そこに、地方から親分を探しにやって来た子分に
自分の居所をつきとめられる。
子分に地方の一家の初代親分が殺され、親分の妻である姉さんは
子どもを産んだが、産後の肥立ちが悪くてめくらになったと聞かされる。
驚く親分だが、義理が重たいこの世界。
ここの娘と結婚するので、女房には自分のことは忘れるように
伝えてほしいと。
怒る子分、果たして運命や如何に~
やくざの娘が好きな三下役の拓馬さん
初役らしいのだが、三枚目を可愛く上手く演じてられた。
クライマックスの地方の女房と親分の別れのシーン。
めくらの女房の杖を大事そうに拭き、杖のはしとはしを
女房と親分に持たせる、子分。
かずま座長の細かい演技も見ものです。
かずま座長お手製の豚汁。
4年前に食べられた方がずっと羨ましかった。
荷物でお忙しいなか、7時起きで作ってくださった
200人前の豚汁。本当にいいお味、綺麗に切られた
形のそろった具材に感動しました。
座長が元料理人を目指しておられたというのがよくわかりました。
この一か月、浪速クラブに来てくださったお客さんに感謝の気持ちを
込めてとのことだそうです。
縁日といい、豚汁といい、今月は当たり月でした!
「豚汁のお陰で千穐楽前日の金曜日に大入りが出せました。
自分の出ずっぱりでもあとちょっとで及ばなかったのに
何か複雑やわ~来年帰ってきたら、劇場にかずま食堂作ろっか?」
とかずま座長(笑)
今月は、大型台風に見舞われ大変でした。
「皆、飛ばされたんちゃう?」って、飛ばされました。
台風以降の大入り200人はさぞやきつかったことでしょう。
本当にお疲れ様でした。