新神戸寄席 ＠神戸芸術センター ２０１７０５２８

三若師匠の”宿題”お腹の底から笑ってしまいました。
私は、今日まで古典落語は好きだが、創作落語はちょっと、、
と思っていましたが、本当に面白い創作落語を
聴いたことがなかったのかもしれない。

三若師匠の落語は最高に面白かった。
小学校高学年の息子の算数の宿題に悩む
父親の話。

可笑しくて、吹き出すことたびたび。
前の席の方ごめんなさい～
相当水しぶきおかけしたかも？

劇団十六夜 ＠庄内天満座 ２０１７０５２１

演目：戻り橋


甘酒屋の店主：叶太郎座長
役人の息子　：千也さん
世直し小僧　：碧月心哉座長

舞台は橋のたもとの甘酒屋。
そこは商売度外視、人のいいおばさんがいるお店。
お金がない若者にタダで甘酒を振る舞う。
ある若者が店に来て甘酒をのませてほしいと。
好青年と優しい店主。
次第に打ち解けて、お互いの身の上話になる。

店主の話、昔、生活が苦しくて幼い我が子をこの橋のたもとに
置き去りにした。ある役人に諭されて、引き返したが時すでに遅し
息子はどこにもいなかった。
その後、その役人と再婚して息子にも恵まれたが、置き去りにした息子のことが
忘れられない。
この橋の近くで商売をしていたら、いつかその息子と会えるんじゃないかと
思っていると。

青年の話、昔この橋のたもとで母に置き去りにされた。
不安で怖くて、そのとき優しいおじさんに声をかけられた。
おじさんがお前の面倒をみてやるから一緒においでと誘われ、
ついていった。
ところが、そのおじさんは盗賊の親分。
否応なしにスリとして働かされ、売り上げの悪い日には、ひどく叱られた。
そんな時、友達に話を聞いてもらう、その友達というのはニワトリ。

近頃、戻り橋周辺には世直し小僧という義賊があらわれて、
役人達が召し取ろうと躍起になっている。

甘酒屋のおばさんの息子も父の後を継いで今では役人に。

お互いの素姓を知った二人、もしや親子なのでは、、
確信に変わったその時、役人である息子があらわれて…


来月、劇団心を旗揚げされる、碧月心哉座長がゲスト出演されていた。
やる気満々。
舞踊ショーの衣装も美しかった。
何をされても絵になる方だなぁと思った。

叶太郎座長とは６年来の仲だとか。
お互いの劇団の休みの日にはゲスト出演してましたと。
でも、旗揚げ前のこの時期は不安なんものなんですよ。
劇団の旗揚げは大体センターなんですが、劇団心は劇場だから大変ですね。
また、来月ゲストに行きますからねと叶太郎座長。
やっぱり、叶太郎座長は優しい。

春陽座 澤村かずま座長 劇団炎舞 ゲスト出演＠浪速クラブ２０１７０５１９

ラストショー　幡随院長兵衛

演目：仁侠

とある組の組長の弟　かずま座長
　　　　　　組長　　　炎鷹座長

今日は組長とその弟の父親の初七日、にもかかわらず
組に帰らず飲んだくれている弟。
その場所に、間違えて他の組の若い衆が入ってくる。
その若い衆に弟が因縁をつけ、からみ、
他の弟分が止めるにもかかわらず、斬り合いをすると言ってきかない。
ちっちゃなプライドの為、後に引けない弟。
その悪行が、組長の耳にもはいる。
さんざん喧嘩はやめろと組長が説教するも、聞く耳を持たない弟。
兄弟の縁を切っても喧嘩がしたいと言い放つ弟。
もはや、つける薬のない状態。
他の組の若い衆にも迷惑をかけ、斬り合いをしたくてしょうがない弟の
願いを聞き入れる組長だが、、
弟に、刀を置いて、ケンカの前に身を清めてこいと促す組長。
その間に弟の刀の刃をかけさせ全く切れない状態にする兄。
果たしてその結末は～

主演のかずま座長の演技力にかかるお芝居。
駄々っ子のように我儘を押し通す。
あまり春陽座のお芝居では観ないかも。
所々で観られる、アドリブ？も面白かった。
炎鷹座長の台詞、見ての通り弟は、、太っている
会場、大爆笑。
かずま座長、本当にちょっと太られた。(笑)

送り出しで、アイテープをプレゼント。
座長が使われているタイプのものがなかったので、ざわちんも使っている、
というものを渡す。
「これから汗の季節だから、こういうタイプはあかん」
と言われてましたが、「いろいろ試してみるね」と。
いつも一緒にかずま座長を応援している姉が座長とツーショット。
最近、彼女はダイエットに成功した。
何キロ痩せたと思います？という質問に即座に５キロと言い当てられた。
人が見て、痩せたとわかるのが５キロ、やつれたなというと１０キロ、なんだそうな。
座長も頑張ってくださいね！と思わず言ってしまいました　(笑)

昨日の座長のダイエット宣言、三か月で８キロ頑張って　

第９回 ウイング寄席 ＠ノエビアスタジアム神戸 ２０１７０５０６

出演：桂　慶治朗　（つる）
　　　三遊亭楽生　（味噌豆）
　　　桂　　三若　（創作落語　○×）
　　　三遊亭円楽　（勘定板）

司会　桂　三ノ助

和太鼓　　松村組


昨日はあいにく雨という予報にも関わらず、
天気が大幅に崩れることもなくよかった、よかった。

全天候型のスタジアムでの開催。
天井が開閉式である日本唯一のスタジアムとのこと。

毎年恒例の寄席だそうだが、今年は円楽師匠人気もあってか、
４０００人の客入りだったそうだ。
普段の４～５倍。

どの演者さんも枕も面白くて、笑った、笑った！

円楽師匠がスペシャルゲストということもあり、
最後は大喜利、生の大喜利は初めて。
やはり、円楽師匠は解答が早い。
一番弟子の楽生師匠もたくさん素敵な答えを出されていたな。
このお二人が一緒に大喜利に出られることは本当に珍しいとのこと。
初めて、生でお二人の落語が聴けて、レアな大喜利も聴けて
幸せな一日でした。

桂　三若師匠、物凄く気遣いのある素敵な方でした。

松村組の和太鼓は鳥肌もの、二曲演奏されましたが、
特に最後の曲”獅子奮迅”は凄かった～

『フランケンシュタインの恋』

棒人間/RADWIMPS『フランケンシュタインの恋』主題歌(Full Covered by コバソロ & 春茶)

YouTubeさんより

こんなドラマ、待っていました。

映像も音楽もきれい。

第二話、許してもらうことを前提に謝るのではなく、

罰を受けるために謝る。

「誰かと一緒生きることは人間の罰」

というセリフは深いなぁと思いました。