演目:春雨傘
花かんざしを頭につけた大店の気難しいご隠居(若丸座長)の
横暴さ。息子の嫁いびりをユーモアたっぷりに演じられます。
細かいアドリブも楽しかった。
喜劇はドリフの全員集合を目指しておられると以前座長が言われていました。
あまり大衆演劇ぽくないのが、若丸劇団の特徴とも。
とにかく笑えます。浮世の憂さ晴らしとでもいうのでしょうか。
ミックスジュースの時の話が面白い。
毎回違うお話。若丸座長の話芸、皆楽しんでおられます。
これでもかというくらいの座長のサービス精神。
送り出しにも表れていました。
一人一枚限定の写真撮影、座長は長蛇の列。
しかし、スマホを預かって写してくださる役者さん、
照明をあててくださる役者さんが控えておられて、
座長とのツーショットを撮ってくださる。
照明をあててくれるなんて、正に至れり尽くせり。
こんな経験は初めてでした。
日本一の集客の都若丸劇団の心遣い。
驕ることなく日々のこういう努力が実を結ぶのでしょうね。
昨日の話の中で、若丸座長の得意技として。
写真撮影に失敗して、もう一度撮り直したいという
お客さんを無視すること。(笑)
全く、逆の事を言われるので笑いがおこるのでしょうね。