小川文明氏

すかんちでいつもにこやかに楽しそうに
演奏されていたお姿が目に浮かびます。
いつも、ライブの最後にローリー氏と
”マンゴージュース”を歌われていました。
音楽というものは、こうやって楽しむものだよと
教えていただいたように思います。

２年位前のすかんちのコンサート@梅田akasoでのこと
文明さんとローリーさんが抱き合い、また来年も
ここで演ろうと泣かれた時には、きっとこの日が
くること、そしてまだまだこないでほしいという
気持ちの表れだったのでしょう。

文明さん、まだまだ演りたいことの途中だったと思います。
天国でも音楽を楽しんでくださいね。

心からご冥福をお祈り致します。


ROLLY ‏@RollyBocchan · 7月1日
斎場には愛用の楽器群が陳列され
キースエマーソン氏からのメッセージ&
エディジョンプソン氏からのメッセージすかんちのステージでお馴染みのトイピアノ、
moogリボンコントローラー等が式に華を添えました！
弔辞は僭越ながら私ROLLYが務め
全員の拍手で文明氏を送り出しました。
合掌



ROLLY氏のTwitter画像より

北摂 GOLD BLEND Vol.5 ２０１４０６２５

＜ROLLY氏のMC＞
音楽の話　自分にとって音楽とは、、、
で突然顔が歪んだ、ことばにつまられた。
涙は流されていないが、泣いておられると思った。
どうされたのか、あまりにも大きなテーマでとても
一言で言い表せはしないだろうとは思ったのだが。

いつもは、即座に音楽が大好きだ。音楽は自分を裏切らないと
言われるのに。
あまりのショックで、そのあと何と言われたのか思い出せない。

自分は音楽に呪われているともいわれた。
音楽はやめようと思えば、簡単にやめられるが、自分の場合は
やめられない。それどころか、コンサートが終わって家に帰っても
また、ギターを弾いているというありさまだと。

今までのコメントとはあまりにも雰囲気がちがうが、生まれ故郷
でのコンサートで、つい本音がでたのかもしれない。

少し前にパニック症候群と言われていたことに由来するのか、、
どちらにしても、昨年から今年にかけてのハードスケジュールで
心身共にお疲れなのだと思った。
後でご本人は友情にホロっとしたと言われていたが。

他には、面白いアンプを見つけたと、雷ケーブルでつなぎ
ロシアンルーレットのようにダイヤルを回すといろんな音楽が流れてきて、
それに合わせて演奏するというゲームをされた。２巡りしたが、
お三方とも素晴らしくお上手。専門家から見るとちょっとあかん
かった、、というものあったらしい。　笑

北摂 GOLD BLEND Vol.5 ２０１４０６２５

ROLLY 氏のセットリスト
１．まいどハッピー
２．ROLLYちゃん
３．甘い誘惑
４．ラビアンローズ
５．アヴェ　マリア
６．泣いてたまるか

ROLLY 　NAOTO KEISUKE
１.20th Century Boy
２.サマータイムブルース
３．ぼちぼちいこか
４．雨あがりの夜空に

＜ROLLY氏のMC＞
あまりお金はいらない。
そら、いただけるものならいただくけど。
自分のやりたいことをやってる、中学ぐらいからずっと。

お墓の話　２週間ほど前お母さんの納骨があった。
お墓の前の引き出しのようなものをあけて、
そこに骨を入れる、おじいちゃん、おばあちん、おかあさん
が渾然一体となって入っている。びっくりですわ～

つい先日、お医者さんに行って診てもらったところ
ADHD（多動性障害）という診断を受けた、落ち着きがない、
ミュージシャンに多いとのこと。
これで自分もミュージシャンと認められた！笑
そういえば、小学一年生の時の父親参観で一人だけ教室を
歩き回り、家に帰って父親に何十時間もせっかんされたとか。

小林劇団 ＠梅田呉服座

初めてみる小林劇団、直球勝負。
真剣なお芝居、お上手です。
真座長の芝居の上手さに圧倒された。
それに、初代座長の怖い親分の芝居があまりにも真に迫って
恐ろしかった！下駄を脱ぐという行為だけで、こんなにも
怒りを表現できるものかと感心した。
劇団員は本当に少ないようだが、一生懸命、心をこめて
演じていられるのがよくわかった。

ラストショーのアジアの海賊、呉服座の舞台の下から
出てこられて、びっくりした。

送り出しで真座長にそのことを話したら、
「ただただ、楽しんでいただこうと色々考えてます」とのこと。

本拠地は広島だそうだ。
この劇団も素敵だな～と思った。

小林劇団 ＠梅田呉服座 ２０１４０６２０

　演目：三浦屋孫次郎

　ストーリー：ヤクザ同士の抗争劇
　　　　　　　7年前に恩を受けたことのある親分と　　　　　　　
　　　　　　　今現在世話になっている親分の仲が悪い、
　　　　　　　むしろ敵対視している。
　　　　　　　現在世話になっている親分に呼びつけられ、
　　　　　　　7年前に恩を受けた親分の首を取ってこいと命じられる
　　　　　　　恩をとるか義理をとるか、苦悩の末、義理をとる孫次郎。
　　　　　　　というのは、孫次郎には病弱の母と目の悪い妹がいる。
　　　　　　　誰のおかげで、今の生活が成り立っているのかと問われれば、
　　　　　　　今世話になっている親分の言うことを聞かないわけにはいかない。
　　　　　　　恩を受けた親分を闇討ちせよと。
　　　　　　　その話を受けたものの、7年前の旅の途中に病弱な母と妹を
　　　　　　　助けてくれたやさしい親分を切ることはできない。
　　　　　　　そこで、闇討ち現場の孫次郎は優しい親分にわざと切られようとする。
　　　　　　　そうこうするうち、見届け人が後ろから優しい親分を切ってしまう。
　　　　　　　怒った孫次郎は、見届け人を切って追い返す。
　　　　　　　虫の息の優しい親分は、孫次郎だとわかると咎めもせず、お母さんは
　　　　　　　元気か？と問うくらい心に余裕のある人物。
　　　　　　　その親分が、「自分はもう駄目だお前の手で首を落としてくれ、
　　　　　　　そして、今の親分のところへ持っていき、義理を果たしたなら
　　　　　　　その首を、一家の元へ届けてはくれないか」と頼む。
　　　　　　　嫌がる孫次郎だが、たっての頼みと考えなおし首を落とす。
　　　　　　　その首を今の親分の元へ、義理は果たした。
　　　　　　　しかし、その首に痰を吐きかける情けない親分。
　　　　　　　人間として、あってはならない行為をした親分にあいそをつかす
　　　　　　　孫次郎。別れを告げ、その首を貰い受け優しい親分の葬儀に
　　　　　　　持っていく。
　　　　　　　門前払いされるところ、礼儀を尽くす孫次郎の態度に、優しい親分
　　　　　　　の身内の態度も次第に軟化する。親分闇討ちの際、母は自殺、妹は
　　　　　　　母のもとに行きたいと言ったので手にかけた。
　　　　　　　事の顛末を聞かされたおかみさんが、「よくぞ首を届けてくれた」
　　　　　　　といい、その傍らで、息をひきとる孫次郎。
　　　　　　　実は、着物で隠れてはいたが割腹自殺を図っていた。
　　　　　　　おかみさん「約束通り、お母さんと妹さんは必ず弔って
　　　　　　　やるからね」という悲しい話。