演目:大阪の商人
大店の若旦那(心座長)には恋人がいる、彼女も(みさとさん)大店の娘さん。
二人は結婚の約束をする仲なのだが、娘さんの方には結婚できないわけがある。
というのは、以前、自宅からの火事の際、危険を顧みず命がけで自分を火中から助けてくれた
番頭(まことさん)との結婚の約束がある。番頭はその際、顔に大やけどを負ってしまった。
娘の兄(かずま座長)から初めてその話を聞かされた若旦那は悩み苦しんだ末、結婚をあきらめて
以前お世話になった、大店の娘さんかなりのおっとりやさん(かなさん)との結婚を意識する。
という話。
すっぴんからの女形大会:
かずま座長の独壇場。心座長、まことさんは黙々と化粧される。
どのようにして、お化粧をするのかレクチャーしてくださる。
その際、ジャンジャン横丁のべにやさんでお化粧品は調達していると、
差し入れは、化粧品がありがたいとも、、(笑)
次の日、べにやさんに赴いた。店主に座長さんたちが必要とされる化粧品を聞いたところ、
何が今必要なのか本人に聞いた方がいいと、電話をしてくださった。
昼休憩中と言えど夜の部の打ち合わせなどされているお忙しい中、かなさんが電話に出てくださった。
本当に申し訳なく思った。でも、本当に必要なものが分かってよかった。
最初の予算より上回るが、もっとおしろいを差し上げたいというとべにやさんの店主、
「役者さんたちは、食べるほど化粧品が必要なんよ、好き嫌いが多い方たちに食べ物を差し入れするよりは、
本当に必要なものをあげたほうがいいと思うよ、でもうちは、化粧品の押し売りはしません。
それより、一回でも多く観に来てあげて」といわれた。おしろいの追加はもちろん却下された。
劇団思いのいい店主だなぁと思った。「そうですね、そうします。」と言って店を後にした。
夜の送り出しの時に、昼間の無礼を詫び、差し入れを渡してたいそう喜んでもらえたのは言うまでもない。
大店の若旦那(心座長)には恋人がいる、彼女も(みさとさん)大店の娘さん。
二人は結婚の約束をする仲なのだが、娘さんの方には結婚できないわけがある。
というのは、以前、自宅からの火事の際、危険を顧みず命がけで自分を火中から助けてくれた
番頭(まことさん)との結婚の約束がある。番頭はその際、顔に大やけどを負ってしまった。
娘の兄(かずま座長)から初めてその話を聞かされた若旦那は悩み苦しんだ末、結婚をあきらめて
以前お世話になった、大店の娘さんかなりのおっとりやさん(かなさん)との結婚を意識する。
という話。
すっぴんからの女形大会:
かずま座長の独壇場。心座長、まことさんは黙々と化粧される。
どのようにして、お化粧をするのかレクチャーしてくださる。
その際、ジャンジャン横丁のべにやさんでお化粧品は調達していると、
差し入れは、化粧品がありがたいとも、、(笑)
次の日、べにやさんに赴いた。店主に座長さんたちが必要とされる化粧品を聞いたところ、
何が今必要なのか本人に聞いた方がいいと、電話をしてくださった。
昼休憩中と言えど夜の部の打ち合わせなどされているお忙しい中、かなさんが電話に出てくださった。
本当に申し訳なく思った。でも、本当に必要なものが分かってよかった。
最初の予算より上回るが、もっとおしろいを差し上げたいというとべにやさんの店主、
「役者さんたちは、食べるほど化粧品が必要なんよ、好き嫌いが多い方たちに食べ物を差し入れするよりは、
本当に必要なものをあげたほうがいいと思うよ、でもうちは、化粧品の押し売りはしません。
それより、一回でも多く観に来てあげて」といわれた。おしろいの追加はもちろん却下された。
劇団思いのいい店主だなぁと思った。「そうですね、そうします。」と言って店を後にした。
夜の送り出しの時に、昼間の無礼を詫び、差し入れを渡してたいそう喜んでもらえたのは言うまでもない。