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Infinity

アメリカ留学、RN免許取得、アメリカ移民ビザ取得、アメリカでの手続き、アメリカでのナースの仕事等についてのブログ

一ヶ月

2015-05-06 | アメリカでの仕事
仕事を始めて一ヶ月が経ちました。初めの2週間くらいはほとんどオリエンテーションと電子カルテのトレーニングだったので、実質クリニックで看護業務を始めてからはまだ3週間弱ですが、あっという間です。クリニックには一日35-40人くらいの患者さんが化学療法を受けにやってきます。乳がん、大腸がん、前立腺がん、膵臓がん、口腔がん、血液腫瘍、肺がん、などなど、がんの種類も多様。なので、取り扱う抗がん剤やレジメンも多様。一度に全ては覚えきれないので、フラッシュカードを作って、抗がん剤やレジメンを学んでいます。辞書も手放せません(笑)。自分のパソコンでは常にオンラインの英和辞書のサイトを開いておいて、さっと調べられるようにしています。

英語がネックで難しいなーと思うことは、患者さんへの説明です。例えば、抗がん剤の副作用で吐き気が続いている、といった訴えがあった時に、すでに処方されている吐き気止めをもう一度見直して、どれをどんなタイミングで飲んでいるのか、患者さんと話し合って、その方に合った薬の選び方、飲み方を話し合ったりします。(←プリセプターが)こういった、日常茶飯事な看護も、英語となると、上手に説明できるのか、とっても自信ないです。
あとは、看護記録の書き方。これは、いつもプリセプターに読んでもらっています。初歩的な文法ミスをしていたりするので...。記録は日本語でもそうですけど、簡潔明瞭が一番ですよね。英語で簡潔明瞭な表現というのは、普段使うのとちょっと違っていて、新たな学びです。
そして、、、電話対応。ナースステーションのそれぞれのパソコンの前にはそれぞれの電話が置いてあって、結構頻繁に内線がかかってくるんです。受付から、ドクターから、リサーチナースから、ナースプラクティショナーから、多部署から、などなど。で、なるべく電話を避けていたんですが(笑)だれも周りにいない時があって、思い切って電話に出てみました。ちょっと聞き取りにくかったけれど、なんとか対応することが出来て、達成感(笑)。それくらい、電話対応苦手です。でも、苦手といって逃げてばかりでは、いつまでたっても前進しないので、ダイブして苦手を克服するしかありません。がんばるぞー!

更に、ここのクリニックは臨床治験も頻繁に行われています。私が以前働いていた病院では、臨床治験コーディネーターは薬剤師の方でした。こちらでは、リサーチナースといって、臨床治験を担当する専門のナース達が大活躍しています。私のクリニックには5人くらいリサーチナースがいて、それぞれに臓器別で担当が決まっています。担当の患者さんはもちろん、主治医、担当ナースと密にコミュニケーションをとり、治験をすすめています。初めの数ヶ月は治験の患者さんを担当することはないそうですが、プリセプターと共に担当させてもらうことが結構あって、リサーチナースの役割がいかに大切か学んでいます。

忙しい職場で、師長には会うたびに「仕事に戻ってきてくれてありがとう」と冗談で言われますが、とても学びの多い楽しい仕事です。

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