今週は独立記念日の週末で3連休。のんびり過ごしています。今週忙しかったので、こんな時間は大切。
今日はモルヒネの話。先日、受け持った患者さんが、クリニックに来た時点で高カルシウム血症の状態でした。ぐったりしていて、自宅で何度も転倒したとのこと。体中に痛みがあって、痛みのスケールでは8/10とのことでした。もともと痛み止めの麻薬を飲んでいる方でしたが、モルヒネ静注の指示がでたのです。モルヒネ静注、、、プッシュです。生食に薄めて点滴、とかじゃなく。
日本では、医療現場で麻薬の取り扱いはとっても厳しいです。病院によって多少ポリシーが違うかもしれませんが、基本的には、医師がその患者さんのために処方箋を出して、処方された分だけ(それも一日分が限度)薬剤部から出してもらう。それをナース二人でダブルチェックして、使用済み空アンプルと未使用分がある場合(全部使い切らなかった分の残りの液体も含めて)全てを薬剤部に返却処理する。
はっきり言って、とっても手間なんです。特に、急いでいるときは。
そして、看護師は静注(プッシュ)はしません。投与方法は生食に薄めて点滴(自然滴下、シリンジポンプや輸液ポンプ、PCAポンプなど)です。
でも、アメリカでは、ちょっと違います。
施設にもよるでしょうが、私の勤務しているところでは、ピクサスという薬剤をディスペンスする機械があって、オーダーが入ると薬剤師が投与量や投与方法など認証します。すると、その機械からその患者さん用に薬剤が取り出せるのです。取り出しには、取り出す人のIDと指紋認証が必要です。麻薬以外の薬も入っています。それぞれの引き出しには薬剤が個別に仕切られたちっちゃいケースに入っていて、タッチパネル式画面で薬剤を選択すると、その薬が入った引き出しと扉が自動で開くようになっています。麻薬などの特定の薬剤は数を数えて入力するようになっています。
なんで、もちろん、勝手に取り出したり、他の患者さんに使用したりすることはできないように、管理されているのです。ただ、残薬が出る場合を除いて(例えば2mlのバイアルから1mlだけ使うとかの場合)看護師とのダブルチェックは必要ないし、空アンプルを返却する必要もありません。残薬も看護師側で破棄していいのです。
話は戻って、その患者さんにモルヒネを静注することになりました。これは、、、15年以上看護師をしていても、アメリカでは新人同様な瞬間!同僚に教えてもらって、指示通りのモルヒネ原液を生食10mlシリンジ(フラッシュにつかう、もともとシリンジに入っているもの)に注入して、ゆっくりプッシュ。でも、「ゆっくり」って一体どのくらいの速さ??2分?5分?10分??
IVプッシュと言えば、5-FUやアドリマイシンなどの抗がん剤のプッシュもナースがやります。日本ではどうなのかやったことが無いので知りませんが、抗がん剤の静注プッシュ、初めは怖かったです。
3分くらいかけてゆっくりいれました。ポートが入ってる患者さんだったので、セントラルラインです。がっつりいきます。投与直後しばらく観察していましたが、もともと来た時点でぐったりだったので、薬投与によって意識が落ちたとか、判断しにくい状況でした。でも、痛みの具合を聞くと「ちょっとマシになった」というので、副作用なしに投与できたのだと判断。
その日色々と調べてみましたが、静注プッシュの場合の投与速度は5分以上、と書かれているものもあれば、1mg/1分とか、2-3分とか、様々でした。しかし、患者さんの様子をじっくり観察して、2-5分の間で速度を調節しながら注入するということが鍵なのでは、と思いました。
今日はモルヒネの話。先日、受け持った患者さんが、クリニックに来た時点で高カルシウム血症の状態でした。ぐったりしていて、自宅で何度も転倒したとのこと。体中に痛みがあって、痛みのスケールでは8/10とのことでした。もともと痛み止めの麻薬を飲んでいる方でしたが、モルヒネ静注の指示がでたのです。モルヒネ静注、、、プッシュです。生食に薄めて点滴、とかじゃなく。
日本では、医療現場で麻薬の取り扱いはとっても厳しいです。病院によって多少ポリシーが違うかもしれませんが、基本的には、医師がその患者さんのために処方箋を出して、処方された分だけ(それも一日分が限度)薬剤部から出してもらう。それをナース二人でダブルチェックして、使用済み空アンプルと未使用分がある場合(全部使い切らなかった分の残りの液体も含めて)全てを薬剤部に返却処理する。
はっきり言って、とっても手間なんです。特に、急いでいるときは。
そして、看護師は静注(プッシュ)はしません。投与方法は生食に薄めて点滴(自然滴下、シリンジポンプや輸液ポンプ、PCAポンプなど)です。
でも、アメリカでは、ちょっと違います。
施設にもよるでしょうが、私の勤務しているところでは、ピクサスという薬剤をディスペンスする機械があって、オーダーが入ると薬剤師が投与量や投与方法など認証します。すると、その機械からその患者さん用に薬剤が取り出せるのです。取り出しには、取り出す人のIDと指紋認証が必要です。麻薬以外の薬も入っています。それぞれの引き出しには薬剤が個別に仕切られたちっちゃいケースに入っていて、タッチパネル式画面で薬剤を選択すると、その薬が入った引き出しと扉が自動で開くようになっています。麻薬などの特定の薬剤は数を数えて入力するようになっています。
なんで、もちろん、勝手に取り出したり、他の患者さんに使用したりすることはできないように、管理されているのです。ただ、残薬が出る場合を除いて(例えば2mlのバイアルから1mlだけ使うとかの場合)看護師とのダブルチェックは必要ないし、空アンプルを返却する必要もありません。残薬も看護師側で破棄していいのです。
話は戻って、その患者さんにモルヒネを静注することになりました。これは、、、15年以上看護師をしていても、アメリカでは新人同様な瞬間!同僚に教えてもらって、指示通りのモルヒネ原液を生食10mlシリンジ(フラッシュにつかう、もともとシリンジに入っているもの)に注入して、ゆっくりプッシュ。でも、「ゆっくり」って一体どのくらいの速さ??2分?5分?10分??
IVプッシュと言えば、5-FUやアドリマイシンなどの抗がん剤のプッシュもナースがやります。日本ではどうなのかやったことが無いので知りませんが、抗がん剤の静注プッシュ、初めは怖かったです。
3分くらいかけてゆっくりいれました。ポートが入ってる患者さんだったので、セントラルラインです。がっつりいきます。投与直後しばらく観察していましたが、もともと来た時点でぐったりだったので、薬投与によって意識が落ちたとか、判断しにくい状況でした。でも、痛みの具合を聞くと「ちょっとマシになった」というので、副作用なしに投与できたのだと判断。
その日色々と調べてみましたが、静注プッシュの場合の投与速度は5分以上、と書かれているものもあれば、1mg/1分とか、2-3分とか、様々でした。しかし、患者さんの様子をじっくり観察して、2-5分の間で速度を調節しながら注入するということが鍵なのでは、と思いました。
その後もちょくちょくのぞかせてもらっています!
同じ医療現場でもお国が変わればいろいろと変わるのですね。
モルヒネや抗がん剤のIVは想像するだけで怖いです。。
大変ながらも楽しくお仕事をされている様子が伝わってきます!
頑張ってくださいね!
コメントありがとうございます。
モルヒネや抗がん剤のプッシュ、怖いですよね~。日本では医師がやることに決まっているはずです。
アメリカでは基本的な流れ(医師が指示をだして看護師が実施する)は一緒ですが、看護師の判断や権限がもうちょっと広い印象です。
今回の件は緊張しましたが、勉強になりました。これからもがんばります!