仕事を始めて早くも2ヶ月、そしてあっという間に6月になりました。私は週4日勤務で、水曜日と週末が休みという、なんとも素敵なシフトなので(でも一日10時間勤務ですから、仕事の日はぎっしり拘束されてます)、一週間があっという間。2日仕事行って、中休み、あと2日行ったらもう週末ー!という。
クリニックの忙しさは日によって違いますが、平均すると忙しい職場だと思います。先週から完全に独り立ちして、自分の患者さんを受け持つようになりました。まだ比較的簡単なレジメンの患者さん、ポートフラッシュのみや鉄剤投与などの化学療法以外の治療目的でやってくる患者さんを受け持たせてもらっています。
流れとしては、患者さんがクリニックに到着したら、ポートや抹消などラインを確保&血液検査採取→医師やナースプラクティショナー(NP)の診察がある場合はそちらへ、無ければそのまま待機→診察や血液検査の結果などで治療をするか最終決定(医師やNPが指示書にサイン)→指示書を再度確認してRNサイン→薬剤師が投与量など最終チェック&ミキシング→治療開始。という流れです。クリニックには検体検査室と薬剤部が併設しているので、全てが速いし、スタッフ同士がコミュニケーション取りやすくてすごく助かります。
しかも薬剤部(ミキシングをする部屋)はナースステーションの後ろに扉ひとつ隔ててあるので、お互いにコミュニケーションをとりながらやっています。薬ができたら、すぐに投与できるので、患者さんを待たせる時間も省略できます。
私は外来で働いた経験がないので、日本でも外来化学療法室などは同じようなシステムなのかもしれませんが、私が働いていた病棟は、薬剤部も検査室も中央化されていたので、検体は助手さんが届けたり、気送管で送ったりしていましたし、薬剤部は定期便の他は助手さんや時にはナースが取りにいってたりしました。病棟は患者さんの数も多いし、化学療法以外の薬剤は前もってミキシングできるので、それでも問題なかったですけど、薬剤師さんが常に近くにいるというのは、心強いです。
患者さんはほとんどの方が重大な副作用もなく治療を終えて、無事に帰宅していきますが、投与を減量または中止(延期)しなければならないほどの副作用が出てしまったり、アレルギー反応が出てしまう場合も時にあります。やはり、化学療法というのは、タフな治療だと改めて実感せざるを得ません。
独り立ちして、緊張するのは、医師やNPとのやり取りです。大抵電話で連絡を取り合うので、自分が言いたいことがちゃんと伝わるだろうか、相手の言ってることが分かるだろうか、など、とっても基本的な言葉の問題で不安です(笑)。でも、今のところ、問題なくやれているので、どんどん慣れて苦手意識を克服するしかないな、と思います。
電話と言えば、内線電話も積極的に取るようにしていますが、みんな名乗ってくれない。。。いきなり用件を話し始めて、あたかも、私がその人が誰か知っていて、何のことを話してるのか分かってる、というような話しぶり。もっと言えば、友達の携帯にかけてるような感覚でみんな喋りだす!内線電話なので、クリニックに関わるスタッフからの電話が90%くらい占めます。相手の名前も電話機に表示されるので、名乗らなくてもいいと言えば、いいのかもしれません。しかし、私は新入りだし、全員の顔と名前が一致していないし、時には別の人の電話を使ってかけてくる場合もあるから、必ずしも表示された名前の人物じゃない場合だってあるんです。
先日も電話に出たところ、いきなり「今日は誰が検体検査担当してるの?」って。私の頭の中は?だらけ。①あなたは何処の部署の誰ですか?(表示された名前は私の知らない人だった)②検体検査担当って、何のことですか?③なぜそのことが知りたいんですか? などなど。。。しかも、とーーーっても早口で、なんて言ってるのか初め聞き取れなくて。もう一度言ってもらって、やっと把握。そこで、検体検査は一人のナースが担当するんじゃなくて、受け持ちの分をそれぞれのナースが採取する旨を伝えると、今度は○○(患者名)の担当は誰か、と。担当ナースの名前を告げると、またもや超スピードで機関銃のように話しまくり、最終的には、担当ナースが戻ってきたら私に電話するように言っといてちょうだい、と言って、ガチャン。
その人は、すぐ向かいにある外来点滴治療室のナースだった。うちのクリニックでは輸血はやらないので、こっちに来た患者さんが輸血が必要になった場合は、お向かいさんに予約を取って患者さんを送り出します。そのナースは、その日輸血をする予定だった患者さんの血液検査がもう終わってるのか知りたかったみたい。
私は、そのナースのことを知らなかったし(同僚達はいつもやり取りしてるので知った仲)、輸血予定の患者さんのことも知らなかったし、そのシステムも知らなかった。こういう時、ほんと困ります。言葉の問題だけではありません。こういう電話対応は数をこなして、システムに慣れるしかないんでしょうねえ。。。
でも、これって、基本的な電話のマナーだと思うんです。自分が誰なのか、名乗ることって2秒で出来ますよ。特に、電話に出た相手が新入り(私)だったり、知らない人だった場合は、それを考慮して話して欲しいと強く願います。
明日からまた一週間、無事に日々終わりますように!がんばろうー!
クリニックの忙しさは日によって違いますが、平均すると忙しい職場だと思います。先週から完全に独り立ちして、自分の患者さんを受け持つようになりました。まだ比較的簡単なレジメンの患者さん、ポートフラッシュのみや鉄剤投与などの化学療法以外の治療目的でやってくる患者さんを受け持たせてもらっています。
流れとしては、患者さんがクリニックに到着したら、ポートや抹消などラインを確保&血液検査採取→医師やナースプラクティショナー(NP)の診察がある場合はそちらへ、無ければそのまま待機→診察や血液検査の結果などで治療をするか最終決定(医師やNPが指示書にサイン)→指示書を再度確認してRNサイン→薬剤師が投与量など最終チェック&ミキシング→治療開始。という流れです。クリニックには検体検査室と薬剤部が併設しているので、全てが速いし、スタッフ同士がコミュニケーション取りやすくてすごく助かります。
しかも薬剤部(ミキシングをする部屋)はナースステーションの後ろに扉ひとつ隔ててあるので、お互いにコミュニケーションをとりながらやっています。薬ができたら、すぐに投与できるので、患者さんを待たせる時間も省略できます。
私は外来で働いた経験がないので、日本でも外来化学療法室などは同じようなシステムなのかもしれませんが、私が働いていた病棟は、薬剤部も検査室も中央化されていたので、検体は助手さんが届けたり、気送管で送ったりしていましたし、薬剤部は定期便の他は助手さんや時にはナースが取りにいってたりしました。病棟は患者さんの数も多いし、化学療法以外の薬剤は前もってミキシングできるので、それでも問題なかったですけど、薬剤師さんが常に近くにいるというのは、心強いです。
患者さんはほとんどの方が重大な副作用もなく治療を終えて、無事に帰宅していきますが、投与を減量または中止(延期)しなければならないほどの副作用が出てしまったり、アレルギー反応が出てしまう場合も時にあります。やはり、化学療法というのは、タフな治療だと改めて実感せざるを得ません。
独り立ちして、緊張するのは、医師やNPとのやり取りです。大抵電話で連絡を取り合うので、自分が言いたいことがちゃんと伝わるだろうか、相手の言ってることが分かるだろうか、など、とっても基本的な言葉の問題で不安です(笑)。でも、今のところ、問題なくやれているので、どんどん慣れて苦手意識を克服するしかないな、と思います。
電話と言えば、内線電話も積極的に取るようにしていますが、みんな名乗ってくれない。。。いきなり用件を話し始めて、あたかも、私がその人が誰か知っていて、何のことを話してるのか分かってる、というような話しぶり。もっと言えば、友達の携帯にかけてるような感覚でみんな喋りだす!内線電話なので、クリニックに関わるスタッフからの電話が90%くらい占めます。相手の名前も電話機に表示されるので、名乗らなくてもいいと言えば、いいのかもしれません。しかし、私は新入りだし、全員の顔と名前が一致していないし、時には別の人の電話を使ってかけてくる場合もあるから、必ずしも表示された名前の人物じゃない場合だってあるんです。
先日も電話に出たところ、いきなり「今日は誰が検体検査担当してるの?」って。私の頭の中は?だらけ。①あなたは何処の部署の誰ですか?(表示された名前は私の知らない人だった)②検体検査担当って、何のことですか?③なぜそのことが知りたいんですか? などなど。。。しかも、とーーーっても早口で、なんて言ってるのか初め聞き取れなくて。もう一度言ってもらって、やっと把握。そこで、検体検査は一人のナースが担当するんじゃなくて、受け持ちの分をそれぞれのナースが採取する旨を伝えると、今度は○○(患者名)の担当は誰か、と。担当ナースの名前を告げると、またもや超スピードで機関銃のように話しまくり、最終的には、担当ナースが戻ってきたら私に電話するように言っといてちょうだい、と言って、ガチャン。
その人は、すぐ向かいにある外来点滴治療室のナースだった。うちのクリニックでは輸血はやらないので、こっちに来た患者さんが輸血が必要になった場合は、お向かいさんに予約を取って患者さんを送り出します。そのナースは、その日輸血をする予定だった患者さんの血液検査がもう終わってるのか知りたかったみたい。
私は、そのナースのことを知らなかったし(同僚達はいつもやり取りしてるので知った仲)、輸血予定の患者さんのことも知らなかったし、そのシステムも知らなかった。こういう時、ほんと困ります。言葉の問題だけではありません。こういう電話対応は数をこなして、システムに慣れるしかないんでしょうねえ。。。
でも、これって、基本的な電話のマナーだと思うんです。自分が誰なのか、名乗ることって2秒で出来ますよ。特に、電話に出た相手が新入り(私)だったり、知らない人だった場合は、それを考慮して話して欲しいと強く願います。
明日からまた一週間、無事に日々終わりますように!がんばろうー!