台湾の情報ならお任せ RTIブログ

台湾の情報満載!RTIのホームページでは見られない情報をご紹介。

遠東国際大飯店がビジネス用途で世界2位に!

2009年12月14日 23時46分03秒 | 台湾ニュース

(台北遠東国際大飯店はツインタワー。左がホテル、右は事務所ビルだ)

アメリカで最も権威を持ち、世界での発行部数が500万冊に達する旅行雑誌『Travel + Leisure』は最新の12月号で、2009年度版の世界20大ビジネスホテル選出結果を発表。台北市内の敦化南路にある遠東国際大飯店(ファー・イースタン・プラザ・ホテル)が世界2位に選ばれた。台湾のホテルとして初の快挙。1位はブエノスアイレスのパラシオ・ドゥオパーク・ハイアット、3位は中国大陸上海のホテルだった。
このランキングは、『Travel + Leisure』誌とアメリカの権威ある市場調査会社Harris Interactive社が合同で作成したもので、ホテル業に携わらない世界の読者を対象にインターネットを通じてアンケートを取ったもの。一人一度しか投票できない。

(エントランスは裏側でシックな雰囲気)

(ホールには当然、クリスマスツリー)

(今回の世界2位も誇らしげに示されている)

遠東国際大飯店の溥睿名・支配人は、「これまでにも多くの賞や評価を受けており、全職員の心からのもてなしが認められたもの」と分析。また、広報部の閻恵媛・シニアマネージャーは、「お客様を家族のように扱い、満足してもらえるよう出来る限りのサービスに努めていることが高く評価された原因では」としている。閻・シニアマネージャーは様々なエピソードを披露。
11月下旬に初めて台湾を訪れたヨーロッパの宿泊客が背中の痛みを訴えたため、病院で診察を受けさせたところ入院が必要になった。ホテル側ではこのお客さんが心細いのではと心配し、退院まで職員が入れ替わりで毎日付き添ったという。
遠東国際大飯店は、アメリカのクリントン元大統領やハリウッドスターのトム・クルーズさん、ピアース・ブロスナンさん、ジャッキーチェンさん、『グリーン・デスティニー』や『ブロークバックマウンテン』のアン・リー監督、『M:I-2』や『レッドクリフ』のジョン・ウー監督など有名人が多く利用。トム・クルーズさんが宿泊したときには、部屋にジョギングマシンを用意してクルーズさんを喜ばせた。また、ジョン・ウー監督が台湾での新作プロモーションで滞在したときにはのど飴や漢方薬を提供、ウー監督は今もこの客室係に毎年クリスマスカードを送ってくるという。
ある外国人の宿泊客は荷物がトラブルで届かず、次の日の重要な会議のため急遽服装を一式そろえることになったが、大きな足に合う靴だけが見つからなかった。ホテル側ではホテルの外国人マネージャーの背格好が似ていることに気付き、このマネージャーの靴をきれいにして貸すことで、この宿泊客をピンチから救った。

(敦化南路側はショッピングモールに。地下にはおしゃれなスーパーマーケットや無印良品も入っている。)

遠東国際大飯店は今年、このほかにも『Travel + Leisure』誌の世界100大優秀ホテル、アジア50大優秀ホテル、『Asiamoney』誌の台北市最優秀ホテル、『Business Traveler-Asia Pacific』誌の台北市最優秀ビジネスホテルにも選ばれている。

注目されるのは『Travel + Leisure』誌の世界20大ビジネスホテルでは、台湾から遠東国際大飯店、そして中国大陸から七つのホテルが選ばれていること。日本のホテルは入っていない。中国大陸はかつて「労働者階級が偉い」という共産主義を背景にサービスの悪さが際立っていた。しかし、今ではサービスの面でも世界をリードする立場になっている。うかうかしてはいられないのだ。(U) 



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素晴らしいホテルです (KM)
2009-12-18 00:13:29
本当に素晴らしいホテルです。
地下に食堂街もあり 長期滞在にも最適です。

エレベータのすぐ横の部屋は便利なのですが、騒音に敏感な方は遠慮したほうが良さそうです。

裏に日本食レストランがありますがメニューが少なく、、、

林森北路の近所のフォルモサに引っ越しました。 すいません
返信する

コメントを投稿