沙崙支線の開通式が1月2日に行われ、呉敦義・行政院長(左)、馬英九・総統(左から二人目)、毛治国・交通部長(右から二人目)、頼清徳・台南市長(右)が共にスタートボタンを押した。
台湾の在来線と台湾の新幹線こと、台湾高速鉄道とを結ぶ台湾鉄道の沙崙支線が2日午後に開通した。開通式は馬英九・総統と呉敦義・行政院長主催の下で行われた。馬・総統らは最初の列車に乗って台湾高速鉄道から台湾鉄道に乗り換える際の . . . 本文を読む
(阿里山森林鉄道の運行再開で牽引役を担っている31番蒸気機関車は1917年11月に製造されたもの、阿里山森林鉄道を走行する蒸気機関車の中で性能が最もいいものでもある。)
世界三大森林鉄道として名を知られている阿里山森林鉄道は昨年8月に台湾を襲った台風8号で大きな被害を受けた。阿里山森林鉄道を経営していた民間の会社、宏都阿里山公司は期限となる3月15日に全線の修復計画を提出することができず、しか . . . 本文を読む
台湾新幹線こと、台湾高速鉄道は2007年の開業後、在来線台湾鉄道の乗客を多数奪い取った。台湾鉄道は乗客を確保するため、各種の対策をとって台湾高速鉄道を迎え撃った。このような台湾高速鉄道と台湾鉄道だが、なぜか台湾高速鉄道の台中駅で5月23日より、そして台湾高速鉄道の高雄左営駅では5月26日よりライバルであるはずの台湾鉄道の駅弁が販売されている。5月24日、台湾の大手日刊紙はいずれも大きな見出しで台湾 . . . 本文を読む
(「會面點4」というランプが天井に取り付けられている。これで駅構内の迷子がなくなる?)台北駅には現在、在来線の台湾鉄道、台湾の新幹線こと台湾高速鉄道、そして台北市民の通勤通学の足であるMRT・台北新交通システムの三つの鉄道が乗り入れている。また、二階にはフードコート、周囲には長距離バスのターミナルの他、四本の地下道、そして百貨店や予備校、ホテルなどがある。昨年年末にはバスターミナルとつ . . . 本文を読む
(台北駅で「鉄路便當」を売る「便當本舗」の看板。「懐かしいおいしさ」)
台湾鉄道と言えば、駅弁も楽しみ。台湾では日本統治時代の名残りか、「ベントウ」という呼び方が残って中国語の「便當」になった。標準中国語では「ビエンダン」、台湾語では「ベントン」という。(中国大陸では通じないはず)駅弁は「鉄路便當」、つまり鉄道弁当だ。日本のオリジナリティーあふれる各地の駅弁に比べれば、味もバラエティーも今一つだ . . . 本文を読む