日経新聞朝刊に『黒書院の六兵衛』という浅田次郎さんの小説が連載されているのですが、
これがじんわりと面白くて、朝刊を取ってきたらすぐに小説欄だけを読むようになってしまいました。
幕末から明治維新にかけて、徳川家の黒書院に座り続ける六兵衛という立派な侍を軸に
ほとんどそこだけで話が進む(中々進まない…)のですが、六兵衛とは何者か?という謎は
未だに明かされておらず、引っ張られてしまいます。
所々緩んでいる箇所もあると思うのですが、逆にそこが連載小説的なうまさで
読者側の興味が離れない程度の緩みで、所々で他者の視点からのエピソードが入ったり等、
飽きさせない。大掛かりな舞台が不要なので演劇などにも向きそうな話ですね。
当初は歴史物かと思い読んでいたのですが、急にミステリ的になる所も秀逸で
六兵衛の正体に関しては、何度もミスリードに引っ掛かってしまい、それもまた
楽しめました。正直3月末までかと思っていたのですが、まだ続くようで
逆にここまで引っ張られれて、オチがきちんと付くのか、楽しみと同時に心配にも
なってしまいますが、これまでの流れから考えると、きっと用意があるのでしょう。
キン肉マン続編の話でも書きましたが、連載物というのは、お預けをされる分、
期待が膨らむので楽しいですね。とはいえ、全体の構成をしっかりさせつつ、
毎日あるいは週刊でアップしていくのは大変だろうと思います。
週刊漫画でもよく作者が体調を崩したり、途中まで面白かったのに急に乱れた展開に
なったりしますが、いかに大変かということでしょう。
これがじんわりと面白くて、朝刊を取ってきたらすぐに小説欄だけを読むようになってしまいました。
幕末から明治維新にかけて、徳川家の黒書院に座り続ける六兵衛という立派な侍を軸に
ほとんどそこだけで話が進む(中々進まない…)のですが、六兵衛とは何者か?という謎は
未だに明かされておらず、引っ張られてしまいます。
所々緩んでいる箇所もあると思うのですが、逆にそこが連載小説的なうまさで
読者側の興味が離れない程度の緩みで、所々で他者の視点からのエピソードが入ったり等、
飽きさせない。大掛かりな舞台が不要なので演劇などにも向きそうな話ですね。
当初は歴史物かと思い読んでいたのですが、急にミステリ的になる所も秀逸で
六兵衛の正体に関しては、何度もミスリードに引っ掛かってしまい、それもまた
楽しめました。正直3月末までかと思っていたのですが、まだ続くようで
逆にここまで引っ張られれて、オチがきちんと付くのか、楽しみと同時に心配にも
なってしまいますが、これまでの流れから考えると、きっと用意があるのでしょう。
キン肉マン続編の話でも書きましたが、連載物というのは、お預けをされる分、
期待が膨らむので楽しいですね。とはいえ、全体の構成をしっかりさせつつ、
毎日あるいは週刊でアップしていくのは大変だろうと思います。
週刊漫画でもよく作者が体調を崩したり、途中まで面白かったのに急に乱れた展開に
なったりしますが、いかに大変かということでしょう。