みかん狩り

ばあちゃんが子供たちを連れてみかん狩りをしに畑に行ってきてくれた。
畑には僕が子供の頃から２種類のみかんの木がある。
これがなかなかおいしいのだ。

実はこの畑は正確には父が亡くなったときに遺産相続で弟のものになっている。
固定資産税も弟が納めている。
厳密には勝手にみかんを取ってはいけないと僕は思うのだが、
ばあちゃんはまったく気にしないで取ってくる。
ケジメはちゃんとつけなきゃダメだと、
何度ばあちゃんに話しても問答無用なのだ。

そりゃあ、キモチはわかる。
なんせ、畑は自分と父が相談して買って、
そのみかんの木を植えたのも自分たちなのだから。

しかし、現実問題は別だ。
弟夫婦はそんなことを気にするタイプじゃないから良いようなものの、
行列ができる相談所に弟夫婦に訴えられたら多分有罪だな（苦笑）。

で、この畑、普段はな～んにもしていない。
だからみかんは完全無農薬。
何度も書くがコレがホントにうまいのだ♪


夕方、子供たちと近くの神社に行った。
どこからともなく、一匹のネコが僕たちに近づいてきた。
見覚えがあるネコだった。

子供たちもそのネコを覚えていた。
かれこれ１年ぐらい前だろうか？
やはりこの神社の境内で遭ったネコだ。
ネコも僕たちのことを覚えていてくれたのだろうか？
鳥居をくぐってまっすぐに僕に近づいてきた感じがそう思えてならない。
みんな大きくなった♪
うん？
正確には僕だけは老けたか（苦笑）？