毎年6月23日は沖縄戦が終結した日として、沖縄県主催の戦没者追悼式が開かれています。<o:p></o:p>
連合も6月23日~24日の2日間を沖縄での平和行動の日と位置づけ、集会やフィールドワークを行っています。今年、沖縄市民会館で開催された平和オキナワ集会(写真左)には47地方連合から798名、24産別から619名、合計1417人が参加、全国農団労からは15名が参加しました。<o:p></o:p>
集会では基調講演として、道下徳成政策研究大学院大学準教授から「変わりゆくアジア情勢と日本の対応」と題した講演を受けた後、連合から沖縄から広島、長崎、根室と展開していく平和行動の提起と、復帰40周年を迎えてもなお沖縄に偏重している米軍基地の「整理・縮小」と「日米地位協定の抜本的に見直し」を訴えました。<o:p></o:p>
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翌24日には県内3コースに分かれてピースフィールドワーク、「米軍基地の整理・縮
小」と「日米地位協定の抜本的に見直し」を求めるミニ平和コンサート、集会、デモ行進をしました。<o:p></o:p>
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ピースフィールドワークでは基地コースに参加し、普天間基地の代替地として海上に滑走路建設が予定されている辺野古海岸(写真右)、道の駅から見る嘉手納基地、読谷村のチビチリガマ、嘉数の高台などを廻りました。道中、ピースガイドから「嘉手納基地の下には豊かな水源があり、その水が米軍により汚染されることがある。」「基地への依存度は5%程度で本土の人が思っているほど
ではない。基地が返還された北谷町美浜、ハンビー地区では商業活動が活発になり基地収入の147倍の効果があったと報道された。また、返還された地域が区画整理され、瞬く間に那覇新都心として商業の中心となりつつある。むしろ基地が沖縄の経済発展を阻止している。」「基地見学で劣化ウラン弾があることが明らかになったこともある。」など沖縄の現状をたくさん聞くことができて大変勉強になりました。<o:p></o:p>
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沖縄ほどではないのですが、隣の山口県岩国市にも米軍
基地があり、米軍再編により1万に近い軍関係者の受け入れが予定されています。愛宕山への米軍住宅建設問題、滑走路の沖合移設など基地機能が強化されています。広島県内にも第六突堤
港湾(呉市)や川上弾薬庫、秋月弾薬庫、広弾薬庫があり、改めて米軍基地機能強化問題はとても身近な問題であることを再認識しました。<o:p></o:p>