広島県農協労連

広島県農協労連の活動をご紹介します!

9.19さよなら原発全国集会

2011-09-20 16:59:53 | 反戦・反核・平和

919日、東京・明治公園で開かれた「9.19さよなら原発全国集会」に広島県農協労連書記局3名が参加しました。参加者は主催者発表で6万人(警察発表では25千~7千人)、公園の中も周りも動く隙間のないぐらいの人で埋め尽くされました。Photo_2

集会では、作家の大江健三郎さんが「原子力によるエネルギーは必ず荒廃と犠牲を伴う。私たちはそれに抵抗する意志を持っていることを、デモで思い知らさねばならない」と呼びかけました。また、経済評論家の内橋克人さんは「技術が進歩すれば安全な原発が可能であるという『新たな神話』が台頭しつつある。こうした動きを私たちは警戒しなければいけない」と訴えました。他にも鎌田慧さん、落合恵子さん、澤地久枝さん、山本太郎さんからそれぞれ「さよなら原発」への思いが語られました。

Photo_3  「ハイロアクション福島原発40年実行委員会」の武藤類子さんは、「目には見えない放射能が降り注ぎ、私たちは被爆者となりました。国は人を助けない、国は情報を隠すということを私たちは知りました。安全キャンペーンと不安のはざまで引き裂かれていく人と人のつながり。『逃げる、逃げない』『食べる、食べない』『子どもにマスクをさせる、させない』『洗濯物を外に干す、干さない』『何かに物申す、黙る』、毎日毎日いやおうなく決断を迫られています」と原発によって引き起こされた福島県の人々の不安と苦悩を語り、裁判や抗議行動など福島県の人々が起こすアクションに注目して欲しいと訴えられました。

 Photo_4 集会後は3コースに分かれてデモ行進が行われた。広島では経験したことのないとてつもない人数のため、デモに出るまでも1時間ばかりその場で待機。デモが終わって駅に向かう帰り道でも途切れることのないデモの列。「さよなら原発」という大きなうねりを実感できました。

折りしも、中国電力が上関原発を計画する山口県上関町では、920日に町長選が告示されました。投票日は925日。原発反対派の前町議山戸貞夫氏さんと、推進派で3選をめざす現職の柏原重海さんの2人が立候補しています。福島第1原発の事故後、原発新設計画のある自治体では初の首長選挙。頑張れ山戸さん!


第18回全国農団労リーダーズ研修会

2011-09-20 16:00:52 | インポート

 9月16・17日、神奈川県川崎市川崎グランドホテルにて第18回全国農団労リーダーズ研修会が開催され広島県からは5名が参加しました。

 Photo 全国各地からの参加者による討論会が開催され、各県、単組の春闘での経過や総括、それを踏まえての秋闘での方針や計画などを報告しました。

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 二日目には、農水省の平形組織課課長を講師にセミナーが開催され、日本の食料と農業についての現状を学びました。農業者が高齢化し、担い手不足となり農業が縮小傾向にあるのは周知の通りですが、セミナーの中で組合員・地域住民がJAに望む事業についてのアンケートが印象的でした。農協の展開しようとしている事業と見事にミスマッチというか、需要と供給のバランスって難しいですね…。


広島県農協労連第40回定期大会

2011-09-12 14:25:58 | インポート

 9月10日、世羅郡世羅町甲山農村環境改善センターにて広島県農協労連第40回定期大会を開催し、執行委員、代議員、傍聴者合わせて77名が参加しました。Dsc_0029_2

 大会議長には三次の後藤代議員と尾道市の松原代議員が選任され、議事が進行されました。

 大会は中本中央執行委員長の挨拶からはじまり、祝電が読み上げられ、議事にはいりました。

 第1号議案の春闘総括から運動総括、決算、運動方針、予算、秋期方針、産別ストライキ、役員選考といろいろな意見が出される中、無事全ての議案が承認されました。

 新役員には今年度も中本中央執行委員長が引き続き選任され、団結ガンバローにて大会を締めくくりました。

 Dsc_0109 大会後、コミュニケーション・プロデューサー夏川立也氏による第40回記念大会の記念講演が開催し職場環境をよくするコミュニケーション術を勉強しました。

行動と感情はつながっている、やると決めることが大事などモチベーションを保つ工夫や心理学を使ったやる気を出させる方法を学びました。