10月16日は世界食料デーです。前日の15日に広島駅前とそごう前にて日本の国内自給率向上を訴えるビラ配りを行いました。
日本のカロリーベースの自給率は、1965年度の73%から1998年度には40%に低下しました。そこからは横ばいで推移し、2009年度は概算で40%となっています。主要な先進国の食料自給率は、最低でも7割以上あり、我が国ではコメ、さつまいもが9割以上を達成しているだけで、ほとんどの食材を諸外国からの輸入に頼っているのが実情です。
2050年には世界の人口は100億を突破するといわれ、深刻な食糧不足が懸念されています。現在の60億の人口でさえアジアやアフリカ諸国のように深刻な食糧不足に喘いでいる国もあります。一方、日本では食料自給率が低いにもかかわらず、食べ残しや賞味期限切れの廃棄で約5%を無駄にしているといわれています。食料は自国で賄うことが基本です。食生活を見直し地元で取れたものを大切に食べることをまず考えましょう。
ちなみに広島県の県内自給率は23%です。地産地消を実践し自給率の向上を!!
当日はビラと一緒に2010年産県内生産の新米こしひかりを配布しました。広島県で獲れたおコメをみんなで食べましょう。