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イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

短大時代の恩師から

2016年12月12日 17時31分22秒 | 感謝

本日、短大時代大変お世話になった恩師K先生(教授)から、
父へのお悔やみのお手紙が届き有難く何度も拝読致しました。

人としてもご尊敬申し上げていますが
堂々とした大きく美しい達筆な文字は学生時代から
憧れていました。
御年89歳とのことで
お健やかでいらっしゃることも触れて下さいました。

先生、どうぞお元気で

心から感謝申し上げます。

余談になりますが

短大時代、小学校の教員になりたかった私は、
友人たちが攻略本を買い、就職活動している最中も
のんびりとしていて、就職活動に向けての活動は
一切していませんでしたが、私も知っている名前のある企業の
パンフレットをある教室で目にしたので、親の手前、
ダメ元で面接試験を受けてみようかなと軽い気持ちで
学生部を訪れました。その時 対応下さったのがK先生でした。
K先生はマスコミからも一目置かれるような方でした。

先生と初めてお話しさせて頂き、他愛もない会話をする中で先生から

「君はどこから通っているの?」と聞かれたので
「○○からです。」と申し上げると、
「あぁ、そうなの。実は僕も○○市から通っているんだよ。」と仰り、
僅か5分にも満たない会話の中で、ローカルな私の中学校の話になりました。

「それは奇遇だね。実は僕の息子も君と同じ中学校出身で陸上をしていてね、
その頃、息子がお世話になった陸上部の顧問が○○君といってね、
僕のかつての教え子でね、今も毎年正月に年始の挨拶に来てくれているんだ」

先生のお話しを聴く途中、すでに私の鼓動は高鳴り全身鳥肌が立っていました。

というのは、なんと、なんと、私の中学時代の陸上部の恩師こそ、
K先生のかつての教え子であり、
K先生のご子息は、のちに私の陸上部の恩師となる○○先生に
陸上部でご指導頂いていたということなのです。

私は人生の節目節目でとても大切な方々と
巡り会わせて頂いています。

心通わせることのできるほんとうの意味での親友というのは
ごく僅かですが、今日、先生からのあたたかなお手紙を拝受して
改めて思ったのは、こうして時を経ても尚、
自分を気にかけて下さる方、恩師がいてくださるという幸せを
大変有難く思いました。

先生も私も同じ市に住んでいます。