本日、短大時代大変お世話になった恩師K先生(教授)から、
父へのお悔やみのお手紙が届き有難く何度も拝読致しました。
人としてもご尊敬申し上げていますが
堂々とした大きく美しい達筆な文字は学生時代から憧れていました。
御年89歳とのことでお健やかでいらっしゃることも触れて下さいました。
先生、どうぞお元気で
心から感謝申し上げます。余談になりますが
短大時代、小学校の教員になりたかった私は、
友人たちが攻略本を買い、就職活動している最中も
のんびりとしていて、就職活動に向けての活動は
一切していませんでしたが、私も知っている名前のある企業の
パンフレットをある教室で目にしたので、親の手前、
ダメ元で面接試験を受けてみようかなと軽い気持ちで
学生部を訪れました。その時 対応下さったのがK先生でした。
K先生はマスコミからも一目置かれるような方でした。
先生と初めてお話しさせて頂き、他愛もない会話をする中で先生から
「君はどこから通っているの?」と聞かれたので
「○○からです。」と申し上げると、
「あぁ、そうなの。実は僕も○○市から通っているんだよ。」と仰り、
僅か5分にも満たない会話の中で、ローカルな私の中学校の話になりました。
「それは奇遇だね。実は僕の息子も君と同じ中学校出身で陸上をしていてね、
その頃、息子がお世話になった陸上部の顧問が○○君といってね、
僕のかつての教え子でね、今も毎年正月に年始の挨拶に来てくれているんだ」
先生のお話しを聴く途中、すでに私の鼓動は高鳴り全身鳥肌が立っていました。
というのは、なんと、なんと、私の中学時代の陸上部の恩師こそ、
K先生のかつての教え子であり、
K先生のご子息は、のちに私の陸上部の恩師となる○○先生に
陸上部でご指導頂いていたということなのです。
私は人生の節目節目でとても大切な方々と
巡り会わせて頂いています。
心通わせることのできるほんとうの意味での親友というのは
ごく僅かですが、今日、先生からのあたたかなお手紙を拝受して
改めて思ったのは、こうして時を経ても尚、
自分を気にかけて下さる方、恩師がいてくださるという幸せを
大変有難く思いました。
先生も私も同じ市に住んでいます。